2004年9月3日から鹿砦社代表・松岡の連載が始まりました。

■2005年7月26日(火)ひよどり台だより--獄中からのメッセージ(1)■

 去る7月12日、まさに晴天のへきれきで「名誉毀損罪」なる容疑で逮捕され、今、神戸拘置所で「別荘暮らし」です。おそらく、この夏は、歴史的な「ひよどり台」にある「別荘」で過ごすことになると思います。おのずにダイエットできそうです(苦笑)。
 この「甲子園村だより」にても書いていますが「別荘暮らし」も2度目です。1度目は、1972年2月1日、同志社大学学費値上げ阻止闘争で逮捕され、京都拘置所に約40日勾留されています。33年も遥か昔、まだ20歳の時です。
 出版物の名誉毀損罪での逮捕は過去にほとんど例がないということで、かの『噂の眞相』岡留安則氏らに続く裁判闘争ということになりそうです。岡留氏らは有罪判決が確定しながらも、逮捕まではされませんでした。これだけでも先輩・岡留氏を越えてしまいましたか? 『噂の眞相』休刊後、スネに傷を持つ徒輩をホッとさせたのもつかの間、私たちは、それを乗り越え止揚することを目指し月刊『紙の爆弾』を創刊したばかりです。出る杭は初めのうちに打っておこうということでしょうか。『噂の眞相』は創刊直後、「皇室ポルノ事件」という受難に遭いましたが、これを乗り越え、四半世紀走り続けました。私たちも今回の未曾有の大弾圧という最初の受難を必ず乗り越え、『噂の眞相』に代わる〈闘う雑誌〉として自他共に許す存在に自らを鍛え上げていかねばなりません。といっても、私は獄中の身、身動きできません。どうか、若き中川編集長をお支えいただき、月刊『紙の爆弾』継続をサポートお願い申し上げます。

 神戸拘置所のある「ひよどり台」は、「ひよどり越え」という言葉があるように、歴史的な場所です(このことについては、各々勉強されたし)。月刊『紙の爆弾』も、最初の「ひよどり越え」をなし遂げ、この試練に打ち勝とう!!
 これまで、この「甲子園村だより」は、私の若い頃の昔話を語り始めたところでしたが、しばらくの間、出所するまで私の獄中記を綴っていくことにさせていただきます。
 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある−−今の私の心境です。
 日々決戦、闘争勝利!! 

神戸拘置所にて
松岡利康(談) 



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