2002/9/17
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苦節6年、『タカラヅカおっかけマップ』復活!! “秘密の花園”大パニック! 出版の噂にトップクラス相次いで引っ越し! 歌劇団側からの事前警告、取材恫喝に屈せず堂々完成! 満を持して9月20日発売! 鹿砦社の名を一躍全国区的に高からしめた、いわゆる「おっかけマップ」シ リーズ---このシリーズは、そのトンデモない内容により3度の出版差し止め (つまり発禁ってことだな)という名誉ある法的制裁を食らった。このシリー ズの中には『厚生省おっかけマップ』などという代物もあって、悪徳政治家や “死の商人”“白衣の悪魔”らの自宅住所、自宅地図、自宅写真、自宅電話番 号なども明らかにし、これこそわれわれが一番自信を持って世に送り出したも のだが、これはなぜか何のおとがめもなかった。 2度の出版差し止めを食らい、最高裁まで争った「ジャニーズおっかけマッ プ」と共に、同時期に出版差し止めを食らったのが『タカラヅカおっかけマッ プ』(96年11月刊)だ。当社のホームグラウンド関西では、むしろこちらのほ うが、毎回の裁判ごとに多くのマスコミ記者が駆けつけ、差し止めの仮処分申 請の際と終結の際にはテレビ全局放映となるなど、大きな話題となった。 仮処分申請が報じられた朝には、複数の右翼関係者から威嚇の電話が一斉に 鳴るなど「清く正しく美しく」という宝塚のイメージには似合わないオチまで ついたことが、昨日のように思い出される。あ〜ぁ、あれからもう6年近く経 ったのだ。 同じく出版差し止めの悲運を味わった『ジャニーズおっかけマップ』シリー ズは立ち直りが早く、99年度版から復刊、以降毎年年度版が刊行され、多くの ファンのみなさん方に喜ばれている。 ところが、対ジャニーズ裁判闘争が泥沼化し、その他、日本相撲協会、バー ニングなどとの熾烈な裁判闘争を果敢に戦い抜き、数千万円にも及ぶ裁判費用、 賠償金をブチ込む中で、『タカラヅカおっかけマップ』の復刊にまでは手が回 らなかったというのが正直のところだ。 今、全ての裁判闘争が終結し、確かに現行の法理の下では残念ながら相次ぐ 敗訴を余儀なくされたが、鹿砦社が東の『噂の眞相』と共に、まさに“闘う出 版社”としての存在を天下に知らしめ、今もってピンピン健在であることで、 われわれは“敗北における勝利”と自己総括している。負けたという実感はな く、大きな力に屈しなかったということで、われわれとしては勝利的な気分の ほうが大きい。 苦節6年---われわれは今ここに新版『タカラヅカおっかけマップ』を完成 させた。この6年という月日の苦闘は筆舌に尽くしがたい。 ところで、新版『タカラヅカおっかけマップ』の再刊の噂が“秘密の花園” に伝わるや、この6年近くの安穏は破られ、花園は大パニックに陥ったという 確たる情報が複数寄せられている。これまで“宝塚村”周辺に棲息していたト ップクラスのジェンヌらは、相次いで“秘密の花園”を去り、ある者は大阪、 ある者は芦屋、神戸などに引っ越していったという。かつて裁判闘争を争った 歌劇団側弁護士からは早速事前警告の内容証明が送られて来た。取材の過程で の恫喝、監視なども受けた。 われわれはこれまで、そうしたことをあえて世に明らかにしなかった。事前 差し止めを避け、出版を優先させるためだ。取材は遅れに遅れ、当初の予定か ら4カ月も遅れて、ようやく完成に漕ぎ着けた。 数多あるタカラヅカ関連書籍の中で、歌劇団の意向を気にせず、スキャンダ ルも清濁併せ掲載しているのは当社のものだけだ。 6年振りに復刊された『タカラヅカおっかけマップAgain』は、旧版よ りも90ページ余り増え、全ての写真や記事、情報などを総入れ換えた。しかし、 多くの制約の中での取材や編集を強いられたことで、まだまだ不十分かもしれ ない。ちなみに言えば、元新聞記者など関西在住のタカラヅカに詳しい人たち に、人を介して記事のチェックなどの協力をお願いしたが、さすがに宝塚・阪 急グループの威光は強く、ほとんど協力が得られなかった。 われわれは、今回不十分だった箇所、“魯魚の誤り”といえる箇所などは、 次の版に於いて改善していき、タカラヅカのガイドブックとして、オフィシャ ル、ノンオフィシャル問わず、ナンバー・ワンの地位を築きたいと考えている。 ともあれ、6年振りに、悲運の中に埋もれた“幻の書”を復刊しえたことだ けでも、主客両面から見ても、大いに意義あることだと思う。 (松岡利康) |
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