2002/9/22
|
[緊急アピール!]
9月20日付け 宝塚歌劇団声明を批判する! 単なる良心的ガイドブックに対してさえ異常に反応するこの人らは、自分の意 に沿わない出版物なら何でも抑えつけることができると勘違いしている時代錯誤の人たちだ! この人らに「表現の自由」や「出版の自由」などといったことはないらしい。 この『通信』前号にて、悲運の出版差し止めを甘受し埋もれてしまった『タ カラヅカおっかけマップ』が実に6年振りに完全改訂版として蘇ったことを明 らかにした。まだ1週間前のことだ。 ところが、その頃から歌劇団周辺、そしてファンの間に、噂がウワサを呼び、 異常な反応が伝わってきた。これは、ネット上での注文にも反映し、日々数十 本の注文が寄せられ、既にこれだけで500冊を突破した。久々のことだ。 そうした中、本書の発売日の20日付けで、宝塚歌劇団は、その公式ホームペ ージにて、【鹿砦社刊「タカラヅカおっかけマップAgain」の発刊につい て】なる声明を公にした。異常に早い反応だ。 歌劇団関係者が、なぜ、本書に対して異常なまでにナーバスになるのか到底 理解できない。本書を手にして、かくなる声明文を書いたのだろうか。もし、 本書を手にして書いたのなら、本書が、旧版差し止め訴訟の「和解条項」に触 れていないことが一目瞭然だろうし、むしろ、宝塚歌劇にとって有益な書であ ることがわかろうというものだ。 本書刊行にあたり、その巻末に、旧版の出版差し止め訴訟についてのわれわ れの考えや、新版刊行に踏み切った経緯などを明らかにしている。「和解条項」 に触れないように配慮したことも述べている。ジェンヌらの自宅住所も掲載し ておらず、自分で言うのも僣越だが、類書のない良心的なガイドブックとして 懇切丁寧な本に仕上がったと思う。他の宝塚本に比べ、値段も安く、旧版より も約90ページも増えて同じ定価に据え置いている。これひとつとっても、6年 振りに再刊に踏み切ったわれわれの意気込みの表われだと見て欲しい。 われわれとしては、堂々とこの『タカラヅカおっかけマップAgain』を 出版した。多くのファンの皆様方がこれを支持してくださり、「鹿砦社、よく やった!」「さすが鹿砦社や!」「鹿砦社は一味違う!」「鹿砦社がんばれ!」 等々とエールを送ってくださっている。 ところで、宝塚歌劇団は、なぜにこうも、自らの意に沿わない出版物に対し て異常なまでにナーバスなのか? 批判やスキャンダルなどもおおらかに受け 入れてこそ、ひいては発展の源となるのではないのか? いま、宝塚歌劇を取り巻く情況は、率直にいって、順風満帆とはいえない。 スターらしいスターも不在。このままでは、来春長い歴史に幕を引く、往年の ライバルOSKの二の舞にならないとも限らない。 ハッキリ言えば、今の宝塚の低迷も、自らの意に沿わないことは何でも抑え つけることができると勘違いしている歌劇団関係者の甚だしい時代錯誤の体質 にあるのだ。 マスコミや出版社も同罪だ。われわれ鹿砦社以外に、宝塚歌劇団に対する批 判やスキャンダルなどを書いてこなかったこと、歌劇団の言いなりになって、 ヘイヘイと追従する体質、海外公演といえば“アゴアシ”付きで同行してチョ ーチン記事を書いてきた“偉大なる記者魂”こそ、問題ではないのか!? 特に ここ関西では、宝塚といえば、吉本や松竹と並ぶ芸能の雄であり、そのバック の阪急電鉄の威光に逆らってまで、批判記事を書くような気骨のあるマスコミ ・出版関係者は皆無に近い(否、皆無だ)。 われわれは満を持して『タカラヅカおっかけマップ』の再刊に踏み切った! サイは投げられた! われわれとしては、「前回の和解条項の主旨に反し、劇 団員の個人情報を開示するなど、プライバシーの侵害に繋がる恐れがある記述 内容」(歌劇団9月20日付け声明)などと思っていないし、何の後ろ指を指さ れる覚えなどない。(出版差し止め)訴訟など、いかなるリアクションにも抗 する構えだ。まあぁ、旧版の出版差し止め訴訟や、『ジャニーズおっかけマッ プ』シリーズに対する出版差し止め訴訟など、かつて十数件にものぼった全て の訴訟事も終結していることで、久しぶりにケンカするにも相手に不足はない。 逆にわれわれに元気を与えてくれた歌劇団の9月20日付け声明であった(笑)。 (松岡利康) |
| topページに戻る |