鹿砦社通信 10月06日号

| 続報! 焦るアルゼに出版差し止め仮処分いまだ決定されず! 架空の「告訴状」を証拠資料として提出! これは裁判所を騙す悪質な行為ではないのか! 鹿砦社は、不当な出版差し止め仮処分と、3億円巨額損害賠償請求訴訟を最後まで闘い抜く! このかん再三にわたって報告しているように、9月1日付けで出版した書籍『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』に対し、当のパチスロ最大手企業アルゼから、出版差し止めの仮処分(神戸地裁尼崎支部)と、出版差し止めに加え3億円もの巨額損害賠償請求訴訟(東京地裁)が起こされている。その内、仮処分については、9月16日と同30日に審尋があったが、その2回の審尋でも決着がつかず、みたび10月14日に審尋を行うこととなった。 9月16日の審尋については既にこの『通信』等でも報告しているのでここでは省くが、2回目の9月30日の審尋について概略報告しておこう。── 2回目の審尋においては、1回目の際にわれわれが提出した「答弁書」に対するアルゼ側の反論の準備書面を、9月26日までに提出するように裁判所から指示されていたにもかかわらず、これを守らず、ようやく送ってきたのが前日の夜であった。それも、なんとファックスで! 加えて、本件の中心となるべき「名誉毀損」や「プライバシー侵害」についての具体的論述はほとんどなく、裁判所から再提出を求められる有り様であった。アルゼ側の代理人も、当日、いわば主任格の中村信雄弁護士はなぜか欠席、もう一人の、1回目の審尋ではひと言もしゃべらずおとなしくしていた、イソ弁と思われる佐藤文彦弁護士一人で対応、裁判官の指摘や、われわれからのやり取りに、汗だくだくで苦慮する姿が気の毒でさえあった。もっと真剣にやらんかいっ!(怒) ということで、みたび審尋を開くこととなったのだが、仮処分だから、アルゼ側の申立書や準備書面等で言われるまでもなく、緊急性があることは当然だ。そのわりには、アルゼ側もどこか抜けてんだな。 ところで、審尋の場で重大なことが発覚した。申立書の証拠資料として、鹿砦社に対する「告訴状」らしきものを添付しているが、これに、どこに出したのか、あるいは日付、そして肝心要の受理印が抜けていることを指摘したところ、あろうことか、刑事告訴などしてはおらず、将来的にするということを想定して作ってみたということだった。こんなことが許されるのか!? これは明確に裁判所を騙す行為でしかない。同じものを本訴の訴状にも付けているが、もっと正々堂々とやらんかいっ!(怒) また、この『鹿砦社通信』を証拠資料に追加し、申立書の1ページ目を『通信』紙上に「無断で掲載した」ことがアルゼ側代理人の「著作権を侵害する違法な行為」と主張している。ここまでくると呆れてものがいえんわっ! ここで断っておくと、この『鹿砦社通信』はもう6〜7年も前からマスコミ・出版関係者を中心に送っているファックス通信であり、以前3年ほど週刊で発行していた時期もある。この『通信』から、雑誌や新聞の記事になったこともあり、業界関係者には知る人ぞ知る的存在であると自負している。今ではホームページにもアップしており、社名も発行者名も明らかにしている。なにかしら「怪文書」のようなイメージを強調したいようだが、それは間違いである。 われわれは、かつての対ジャニーズ裁判闘争などもそうであるが、今回の案件のような公的社会的関心事について、われわれが巻き込まれたことがらに対しては、こと法廷という密室空間に押し止めるのではなく、最大限広くわれわれの主張を発信すべきだと考えて、この『通信』を出し続けているわけである。 アルゼ側こそむしろ、株式公開企業であるから、清濁併せて株主や一般投資家などに情報公開すべきであろうが、くだんの『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』に記述されたことはこれまで決してみずから公開してこなかったし、今回の鹿砦社に対する出版差し止めの仮処分や巨額損害賠償請求訴訟の事実さえ公開していない。「虚偽の表現」とか「違法な記述」とかばかりヒステリックにわめくのではなく、対抗する出版物とかホームページ、『週刊文春』『週刊新潮』で毎週掲載している企画広告「あるぜ君」、原告の一人、アルゼの執行役員である及川麻子が『新潮45』で毎月書いている「及川麻子の頭の中」等で反論したらいいわけである。よく言うではないか、「言論には言論で」と。 ともあれ、仮処分に対して、われわれは申立却下=勝利を信じてやまない。14日の3回目の審尋に先んじて8日までにあらためて準備書面を提出するように裁判所に指示されているアルゼ側の主張内容が楽しみだ。 そして、本訴の3億円損害賠償請求訴訟──前哨戦の仮処分の帰趨が大きく左右するわけだが、こちらも第1回の口頭弁論まであとひと月、決意を固め、準備を整え、満を持して戦闘開始に備えていくつもりだ。 尚、この『通信』は、仮処分や本訴の推移について、勝っても負けても、その都度発行し報告していく予定である。 |
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(松岡利康)
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