鹿砦社通信 11月25日号


『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』
出版禁止&3億円損害賠償請求訴訟 続報
アルゼ、大チョンボ!
裁判長から叱責!
証拠資料に肝心要の本件書籍の原本付けず、表紙と奥付のコピーでゴマかそうという姑息さに裁判所も傍聴人も唖然!
八つ当たりの子供じみたイチャモン付け!
女帝・及川麻子失脚のウワサ!
米ラスベガスから重要公文書入手! カジノライセンス取消し(差し止め)求め提訴も!


■本訴始まる!
 当社が9月1日に発売した『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』をめぐる、パチスロ最大手、「K−1」有力スポンサー「アルゼ」との裁判闘争は、10月20日の出版・販売等禁止仮処分決定(神戸地裁尼崎支部)、11月15日の本訴の第1回口頭弁論(東京地裁)により、新たな段階に入った。もはや後戻りのきかない非妥協的死闘として位置付け、われわれはあらゆる手段を講じて、この死闘の勝利に向かって突き進む決意を固めている。それはそうだろう、なにせ損害賠償請求3億円だ、死闘=戦争という位置付けと覚悟なくして、この裁判闘争に勝てるわけがない!
 このかんの経緯は、この『鹿砦社通信』のバックナンバー、そしてこの17日に発売なった『スキャンダル大戦争』6号に詳しいので、是非とも、あらためてご一読いただきたい。
 去る11月15日の第1回口頭弁論で、かの『噂の眞相』の一連の名誉毀損訴訟を手掛け、鹿砦社の代理人を受任いただいた内藤隆弁護士は「答弁書」で、パチスロ事業を「風俗営業法により極めて強い警察規制を受ける事業である」と規定し、「賭博罪の適用を受ける原則的違法性=非合法性を残していることが特に留意されなければならない」とする。そして「これら事業に供する遊技機を製造販売する原告会社(注・アルゼ)らの事業活動には、極めて高度の法適合性が求められるものである。従ってこれら事業に関する報道は本件著作を始めとしてその法適合性の要求ないし非合法事業の避止という観点からの公共性と公益目的性が原則的に認められるべきである。いずれにせよ賭博罪と表裏の関係にあるような事業についての報道や論評が一般的な名誉とかプライバシーとか私的問題などを口実として封殺されることがあってはならない」と断じた。

■アルゼ側、大失態を演じる!
 ところで、その法廷で、前代未聞、笑止千万、抱腹絶倒としかいいようのない出来事があった。それは、アルゼ側が訴状と共に出した証拠資料(甲1号証)に、肝心要の本件書籍『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』の原本を付けず、なんと表紙と奥付のコピーのみしか付けてなく、裁判長に叱責されるという一幕があった。こりゃあ、ひどいわ! ここにもアルゼが慌てふためいて提訴の手続きに走ったことが窺える。実はわれわれは、このことに気づいていたのだが、あえて黙っていたのだ。仮処分の対応に追われて、ウッカリしていたのか!? おい、岡田和生サン、及川麻子サン(2人とも原告)、アンタんとこの弁護士は、この程度のモンやぞ。傍聴したという、ある業界関係者は後日、「アルゼの弁護士、あれは何ですか。やる気ないんじゃないでしょうか。あれじゃあ、岡田さんが気の毒です」とメールしてきた。普通じゃ考えられんわな。弁護士失格!
 さらにだ、それに対する八つ当たりの感さえあるが、アルゼ側弁護士が、これまでの経緯をまとめた『スキャンダル大戦争』6号掲載の松岡レポートに対し、仮処分を担当していただいた鹿砦社側弁護士に、子供じみたイチャモンをつけてくるに及んで、オレもキレたぞ!『スキャンダル大戦争』6号掲載レポートに、仮処分で出された証拠資料として架空の「告訴状」(これは本訴でも付けられている)と、原告・岡田和生と及川麻子の写真を掲載したが、これを「かかる債務者ら(注・鹿砦社ら)の行為には重大な問題があると
認識しております」とし、仮処分の鹿砦社側代理人に「経過説明を求めます」としている。
 こんな子供じみたイチャモンをつけてくる前に、まずは自分らが起こした訴訟の対象となった本の原本ぐらい付けるといった常識中の常識のことをやれ!(怒)
 われわれは、『スキャンダル大戦争』6号のレポートで、この裁判闘争の経過報告をつぶさに行っているが、それには架空の「告訴状」と原告・岡田、及川の写真は必要不可欠であったから引用・紹介する意味で掲載したにすぎない。告訴もしていないのに「証拠資料」として提出し、裁判所を騙そうとしたと言われても仕方がない架空の「告訴状」など、公にされたら弁護士として恥をかくし、高額(多分)の着手金を出して依頼した岡田らに怒られるわな。岡田・及川の写真もそうだが、これとて既に一般に流布しているものであって、特に本件書籍から採ったということでもない。これは<戦争>やぞっ! こんなことなど序の口にすぎないが、これからもっと致命傷となるような“隠し玉”をどんどん暴露するつもりだ。

■新世紀最初の裁判闘争──相手に不足はない!
 想起すれば、かつてわれわれ鹿砦社は、ジャニーズや宝塚歌劇団、相撲協会など大物相手の一連の訴訟で一気に全国区的な名を高めた。今でも鹿砦社といえば、ジャニーズや宝塚などとの訴訟の印象が残っているようであるが、これらは全て前世紀20世紀の話で、本件訴訟は新世紀21世紀に入って最初の裁判闘争だ(鹿砦社は訴訟まみれの印象があるようだが、ホンマでっせ)。アルゼ側は仮処分において、過去3回の出版禁止の判例の資料を出してきて(実際は4回。1回分抜けとるゾ!)、当社のイメージ悪化を図ろうとしたが、われわれはべつに隠しだてするつもりはない、本件が通算5回目の出版禁止案件になる。5回も出版禁止になった出版社はおそらく鹿砦社だけだろう。ギネスものや(笑)。
 相手に不足はない! ジャニーズや宝塚に比べれば知名度で劣るが。アルゼの知名度がそれらに比べて低いということが、マスコミが採り上げない要因だと言い放った大手新聞社会部記者がいたが、バカかと言いたい。公的社会的関心事で出版禁止、さらに3億円という巨額訴訟という問題を顧みれば、何の理由も書かれてなく、たかが一片の「決定書」で出版が禁止になるということの危険性をどう考えているのか。もはや出版禁止という、「表現の自由」にとっての現実的脅威に対して麻痺しているとしかいいようがない。

■ラスベガス・カジノ構想を吹き飛ばしかねない公文書を入手!
 さてさてさて、このかんにわれわれは、アルゼが会社の死活を懸けて展開している「ラスベガス・カジノ構想」についての現地での公文書を入手した。既に翻訳も終えている。今はまだ詳しいことはいえないが、カジノライセンスが取消しになってしかるべき事実を発見した。機を見て裁判の証拠資料として提出するのみならず、公にする予定である。これをもとに米国現地で、アルゼのカジノライセンス取消し(差し止め)の訴訟を起こすことも考えている。これは死活を懸けた<戦争>なのだから、われわれは本気だ! かつて対ジャニーズ裁判闘争の際、ジャニーズ側に「かかる被告(注・鹿砦社)らの言動は尋常ではない」と言わせしめたが、そう、これは<戦争>なのだから「尋常」にしておれるわけがないだろう。
 われわれのいう裁判闘争とは、法廷内における「弁論」に力を注ぐだけでなく(「弁論」といっても、時に形式的な文書のやり取りがしばらく続く)、法廷外における言論活動や行動も含めたことをいう。

■女帝・及川麻子、失脚か!? 気になるアルゼをめぐるウワサもうひとつ、この1カ月ほど前から、本件の原告でありアルゼの女帝の名をほしいままにしてきた及川麻子(執行役員。情報戦略室長)が失脚したというウワサが、ブラック(総会屋)筋などから流布しているようだ。あれほど強かった岡田との関係に亀裂があったのか? 真偽のほどは今はまだ定かではないが、そういえば、『新潮45』誌上見開き2ページの連載「及川麻子のアタマの中」なるエッセイ風企画広告が突如中止になったり、『週刊新潮』『週刊文春』誌上で毎週掲載されている「あるぜ君」にもとんと登場しなくなった。こう考えれば、むべなるかな、というところか。
 また、巨額脱税で代表者が逮捕されつつもスポンサーを降りない(アルゼは株式公開企業だから、常識的に考えれば、スポンサーを降りるべきだろう)人気格闘技興行団体「K─1」に続いてアルゼを脱税で国税と検察が狙っているというウワサも根強い。
 ますますアルゼから目を離せないが、巨額訴訟の当事者のわれわれにとって、この闘いは、30数年間<闘う出版社>として持続してきたわれわれの、出版社としての存在理由を厳しく問う<ジハード>である。ジャニーズはじめ一連の訴訟攻勢にも耐え抜き、また最近では、われわれが最初に異議を唱え、その後刑事告発を惹起し、細々ながらも執拗に批判し続けてきた「平成の鬼平」こと希代の三百代言=中坊公平を、みずから「弁護士廃業」宣言させ、社会立場を失脚に追い込む一端を担ったという自負がある(これも『スキャンダル大戦争』6号の緊急特集を読まれたい)。必ずこの<戦争>には勝利する!

■『鹿砦社通信』発行の意味
 ついでながら、この『鹿砦社通信』について簡単に断っておきたい。それは、アルゼ側が仮処分でも、これみよがしに引き合いに出して、「鹿砦社はこんな怪文書まがいのものをいろいろなところに送りつけてひどいです」というような意味合いで、当社のイメージ悪化を図ろうとしたからだ。本訴でもおそらくやるだろうと推察する。<戦争>だから、こういう“紙の爆弾”は当たり前で、どこぞの誰かのように怪しげな力を使って威嚇するようなことに比べれば遙かに健全である。
 この『鹿砦社通信』はもちろん「怪文書」でもなんでもない。会社名も発行主筆・松岡の名も明らかにして、長年、マスコミ・出版界を中心に送っているファックス通信である。過去数百号発行している。最近ではホームページでも見れるようにもしている。本件関係ではパチスロ業界の主だったところにも送っている。こうした公的社会的関心事である訴訟の経過は、当社の勝ち負けに関わらず、広く情報公開すべきだという考えからである。なんならアルゼ側の主張を掲載してやってもいいぜ。『スキャンダル大戦争』にも反論を載せてやってもいいと仮処分の席上、アルゼ側代理人には申し伝えているが、岡田サン、及川サン、ちゃんと伝わっているかね?この『通信』がもとで、週刊誌などの記事になったことも何度もある。以前、週刊ペースで発行していた時期もあるが、最近では、主筆の松岡が歳を取っていささか元気がなくなったことで不定期発行となっているが、今後も持続していくことに変わりはない(もったいない、昔のものも読みたい等という声も多く、来年、これまでのものを集成し復刻版を出版予定)。
 久しぶりに熱くなった『鹿砦社通信』本号となった。──
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 尚、第2回口頭弁論は、12月15日午後1時10分から東京地裁民事18部で開かれる。これに先立ち、1年前にわれわれの関心を惹かせ、アルゼ問題に関わるきっかけとなったSNKプレイモアVSアルゼの巨額著作権訴訟の判決が11日午後1時15分から大阪地裁で開かれる。アルゼの今後を占う判決となるだろう。
(松岡利康)