鹿砦社通信 3月5日号


緊急NEWS!
大型著作権訴訟完敗、侵害行為認定により刑事告訴・告発で立件必至の社会的問題企業「アルゼ」
検証本第3弾『アルゼ王国の崩壊』に対しふたたび出版差し止め仮処分を申し立て!
本訴の賠償請求額増額も!

 出版の度毎に差し止めだ巨額訴訟だということがまかり通れば、わが国に「表現の自由」「出版の自由」などなくなる。異常な「訴権の濫用」による出版妨害は、憲法違反だ! 断末魔であがくアルゼの蠢動を粉砕せよ!

 いまや断末魔にある社会的問題企業「アルゼ」は、そのあがきの表われとして、またもや鹿砦社が2月20日に発売開始した検証本第3弾『アルゼ王国の崩壊』に対して、「人格権(名誉権・プライバシー権・肖像権)に基づく妨害排除・妨害予防請求権」なる名目で出版差し止め(出版・販売・頒布禁止)の仮処分を、3月1日、かの神戸地裁尼崎支部に申し立てた。「かの」と付けたのは、同支部は鹿砦社に過去4度の出版差し止めを決定した、因縁の裁判所だからだ。「出版差し止め仮処分」とは、こと「表現の自由」に抵触する重大問題であるが、即時に近い差し止めを決定されたこともある。一支部で、4度の出版差し止めを決定したところは、他にあるのだろうか。
 また、申立書によれば、前著『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』について「既に係属中である東京地方裁判所における出版禁止等請求訴訟に本件書籍による名誉毀損等を理由とする出版禁止等請求を拡張するべく準備中である」とのことだ。現在3億円の賠償請求額が、5億も6億にもなるということか。
 前著『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』が不当にも出版差し止めとなり、さらに、あろうことか3億円もの巨額請求訴訟と刑事告訴を一挙に提起されつつも、われわれは、そうした報復に屈することなく、まさに地を這い、血涙を流す想いで取材し、今回の出版に漕ぎ着けた。
 アルゼ側は、前回の差し止め申し立て同様、「全編にわたってことさら虚構を構えて債権者(注・アルゼ、岡田和生、及川麻子)らを誹謗、中傷する違法な記述がなされている」(申立書)という。こうした記述こそ聞き飽きた。前著に対しても「全編にわたってことさら虚構を構えて〜」と非難し、例えばSNKプレイモアとの著作権・商標権違反5件の訴訟についての記述に対し「事実を歪曲した内容になっており、かつ、その表現も悪意に満ちたもので、読者に対し、歪曲化された事実に基づき、原告アルゼの不当性のみを印象づけるものであり、原告アルゼの名誉を著しく毀損するものである」(訴状)と主張しているが、1月15日の大阪地裁の中間判決でアルゼは全て敗訴し、極めて悪質な侵害行為を裁判所が認定したことからも、アルゼの物言いがどれほど牽強付会なものかが分かろうというものだし、われわれの記述の正しさが証明されたということだ。アルゼの主張こそ、難クセ、言い掛かりだ。
 1990年代、相次ぐヒット機の投入で、アルゼは何とわが国パチスロのシェア50%前後を占めた。ところが今や、相次ぐ不良機の投入や、ホールとのトラブル、異業種参入の失敗などがたたり、シェアは急落、恐らく10%ほどではないかと予想される。株価も、業界を揺るがした不良機「ゴールドX」問題が発生した昨年7月以来、なしくずし的に下がってきている。全国のホールを統括する組合に集団訴訟も準備されているといわれる(ど〜んといったれ!
 これをめぐり今、水面下でのせめぎ合いが熾烈化しているという)。
 周知のように、パチンコ・パチスロ業界は、厳しい警察規制がなされ、高度の法適合性が求められる業界である。機械を不正に改造したり、ちょっと間違えば、犯罪に繋がる。アルゼは、これをくぐり抜けるために、有力政治家(マツモトキヨシ会長で前衆議院議員の松本和那は、女性スキャンダルが起こるまでアルゼの取締役であった。また亀井静香らとの関係はつとに有名である)や警察出身者(前田健治元警視総監に典型)らと接触したり、雇い入れたりしてきたことは公知の事実である。
 いまや、社会的影響力のある大企業、およびその経営者らの言動や情報を明らかにすることは、社会の要請事である。殊にアルゼは株式公開企業(ジャスダック)であることによって、その清濁合わせた情報公開が求められているということは当然である。本書『アルゼ王国の崩壊』において、名門「松竹」との提携―失敗―訴訟に至る経緯を初めて公にした。また、アルゼが社運を賭けて取り組んでいる「ラスベガス・カジノ構想」のパートナーであるスティーブ・ウィンという人物が、米麻薬取締当局によって「麻薬常習容疑者894134号」として登録されているような疑惑の人物であり、かつてアルゼがゲーム・ライセンスを取得した際の米ネバダ州ゲーミング当局による聴聞会の記録を、わざわざアメリカから取り寄せ解読し、ライセンス取得に疑義があることを明らかにしている。われわれは、これらを、綿密な取材によって明らかにしたにすぎない。ここには、真実性も公益目的も公共性も大いにある。
 千歩譲って仮に万が一、われわれが、アルゼやその社長岡田和生らの人格権を一部侵害していたにしても、賠償請求額が90億円ほどにも膨らんだ、前述したSNKプレイモアに対する著作権・商標権侵害の規模には遙かに及ばないし、このかん全国のパチンコ・パチスロホールからヒンシュクをかっている不良機(ミリオンゴッド、ゴールドX)が惹き起こした深刻度の比ではない。
 今、われわれの出版活動について、「よく書いてくれた」「アルゼの横暴に負けないでください」「応援しています」等々といった業界関係者や一般読者の声が数多く寄せられている。その際に過去のアルゼの横暴を聞かせてくれる。
 われわれに対するアルゼの、力による報復は、かの消費者金融最大手・武富士のケースによく似ている。自らの意に沿わない雑誌記事や書籍に対して、すぐに巨額訴訟で相手方に威嚇的効果、萎縮的効果を図るということでだ。「奢る平家は久しからず」という。武富士然り。シェア50%という、かつて我が世の春を謳歌し栄華を誇った「アルゼ王国」の没落の日は、案外遠くないのかもしれない。SNKプレイモアとの因縁の訴訟でアルゼの侵害行為が認定されたことによって、大阪地検特捜部や警視庁に刑事告訴・告発されている案件が立件に向けて動き出したといわれる。
 そうして岡田は、昨年末あたりから眠れない夜が続いているという噂さえインサイド情報として伝わってきている。いまや著作権・商標権侵害で逮捕される時代だ。アルゼ本社の家宅捜索、岡田逮捕のXデーも近いのではないか。断末魔にあえぐアルゼから、ますます目が離せない。
 アルゼによる力をもってする報復には、必ずや逆襲する!