鹿砦社通信 11月24日号




社会的犯罪企業「アルゼ」による出版差し止め仮処分
神戸地裁尼崎支部の異議申立却下決定に対し
大阪高裁に保全抗告!
絶対に負けられない闘いがある! 全国のホールも一斉蜂起! アルゼ包囲網固まる!
断末魔のアルゼに最後の鉄槌を!


■またもや神戸地裁尼崎支部、当社の異議申立に却下の不当決定、大阪高裁に抗告!徹底抗戦!
 社会的犯罪企業「アルゼ」に対する裁判闘争が熾烈化し、アルゼ包囲網が形成され、それが強固になりつつある。
 同時に、アルゼは、みずから起こしている幾つかの訴訟を取り下げざるをえない状況にも追い込められている。
 わが鹿砦社の対アルゼ裁判闘争(『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』)は、既にこの『通信』でも報告しているように、米国ネバダ州ラスベガスでのカジノ・ライセンス取得に際して、創業者オーナー・岡田和生の犯歴(1億円脱税事件での懲役刑)偽証が発覚することなどにより形勢逆転、逆にアルゼは弁護士を使い、名うての経済誌『政財界』関係者に金銭的解決を依頼するという、今流行りの「コンプライアンス(法令遵守)」を掲げる上場企業に似つかわしくないことさえせざるをえないほど、なりふり構わない蠢きをしている。
 東京地裁で係争中の3億円訴訟は、この12月13日の弁論で証拠調べを終わり、年明け証人尋問(原告の岡田、及川麻子逃亡!)を経て結審、鹿砦社有利で年度内判決の予定だ。
 ところで、上記書は、本案訴訟と同時に出版差止めの仮処分を神戸地裁尼崎支部に起こされ、これは不当にも差し止め認容の決定がなされた。われわれはこれに対し、かの『週刊文春』の出版差し止め事件、およびアルゼ告発本第3弾『アルゼ王国の崩壊』出版差し止め仮処分却下決定の内容を踏まえ、同裁判所に異議申し立てを行なっていたが、ここに来てようやく裁判所の結果が出された。
 8月31日に審理が終結、丁度2カ月を経過した10月29日付け(決定書受理は11月5日)で、当社の異議申し立てを却下(つまり出版差し止めの原決定を認可)する決定を下した。今回はなかなか慎重に審理しとるわいと思っていたところ、決定書を読む限り、慎重だということではなく、やる気がなかったにすぎなかっただけだったことが判り、怒りが込み上げてくる。
 ことは<表現の自由>に関わる憲法問題だ、こんなやる気のない裁判所の判断でいいのか!?  さすがに今回は、原決定に、何ら「理由」を書かなかったことを指弾されたこともあってか、「理由」らしきことは書かれているが、これまでの双方の書面を整理し、まるで糊紙細工した程度のものだ。これに、2カ月も費やしたのか!? こんなことをやっているから「田舎裁判所」などとバカにされるのだ!
 もう、こんな田舎裁判所のバカ裁判官を相手にしとってもしようがない。当然われわれは、11月19日付けで上級審の大阪高裁に抗告した。なにやら『週刊文春』と同じ歩みのようだが、高等裁判所による、これまでとは違った判断を仰ぎたいと思う。
 われわれは、地を這うような取材をもとに、上場企業アルゼの隠された真実を情報公開し、わが国トップクラスのアミューズメント企業の動向、なかんずく数々の違法行為、創業者オーナーの犯歴を偽証してまで手に入れた、米国ネバダ州ラスベガスでのカジノ・ライセンスの問題など、公共性、公益目的に適い、「本件著作は、憲法の保障する表現の自由をまっとうに行使した結果であり、『虚構を構えて債権者(アルゼ、岡田、及川)らを誹謗、中傷する違法な記述』(アルゼ側仮処分申立書)は一切ないと言わなければならない」(抗告状)というのが、終始一貫したわれわれのスタンスだ。〔異議申立却下→高裁への抗告については、事の重要性に鑑みて、あえて公開せず準備を進めましたが、抗告いたしましたので、報告いたします〕

■業績奈落の底に急降下! 断末魔のアルゼに、全国のホールが相次いで訴訟攻勢の追撃弾!
 アルゼが先頃発表した中間決算によれば、前年同期比売上約65パーセント減(つまり約3分の1になったってこと)で、第1四半期よりも赤字の幅を大きくした。おそらく、あと半期でこれをカバーし、1円でも黒字にすることは、現実問題として無理だろう。
 われわれはこの夏、ネバダ州「ゲーミング・コントロール・ボード」(GCB)調査団が来日したりして、それなりに困難な対アルゼ戦争を展開したが、この時期、訴訟面でも、水面下で、アルゼについて動きがあった。
 一つは、全国の主に中小のホールの組合である「全日遊連」傘下のホールが、各地で遂に訴訟を起こしたのだ。われわれは既に東京では弁論が開始されている事実を確認しているし、裁判所で訴訟資料も見ている。全日遊連が業界紙関係者に明らかにしたところによれば、中部、中国地区でも既に訴状が出されており、弁論も開始されたり、また開始されようとしているという。
 これは、昨年夏に不具合が発生し大きなトラブルとなった「ゴールドX」をめぐるものである。全日遊連は昨年夏の段階で、「アルゼ(株)に対し責任追及する会」の結成を呼びかけていたが、それが日の目を見ることになった。われわれは、提訴は、昨年内か、今年の3月年度内か、と予想していたが、ようやく意志統一が図られたものと思われる。頑張れ、全日遊連! 末端のホールが訴訟を起こすということは、実に大変なことである。下手すればホールの命運に関わることだからだ。ヒット機を連発していた頃なら訴訟沙汰など考えられないことだが、今やアルゼでなくても、いい機械は他のメーカーでいくらでもある。今回の訴訟攻勢は、ホールがアルゼを見放し最後通牒を投げたという意味合いがある。
 同時に、われわれ鹿砦社にとっては、大きな援軍が現われたことになる。まさに「別個に進んで共に撃つ」といえよう。また、著作権・商標権訴訟で、SNKプレイモアの民事訴訟も結審、1月の中間判決を踏まえ、12月27日に終局判決を迎えるが、アルゼにSNK全面勝訴の中間判決を覆す内容はなく、SNK有利は変わらないようだ。舞台はいよいよ、既に捜査が開始されているとされる刑事告訴に移る──。
 ところで、われわれの執拗な裁判闘争、対SNK訴訟の惨敗必至の見込み、前述したホールからの連続訴訟攻勢などに苦慮してか、アルゼは、この夏、みずから起こした幾つかの訴訟を取り下げている。
 われわれが確認できたところでは、「松竹」に対する訴訟、そして「読売新聞社」に対する訴訟である。ここでは、詳しい内容は省き、あらためて当社の出版物にてレポートするが、要は、いくら訴訟好きのアルゼでも、もうここまでは手が回らないということだと思われる。やはり、大きいのは、手前味噌だが鹿砦社、SNK、そしてこの夏一斉に起こされ始めたホールからの訴訟攻勢などで一大アルゼ包囲網が、まさに「別個に進んで共に撃つ」的に形成され、固まりつつあることだろう。「水に落ちた犬は更に打て!」というが、まさに「水に落ちたアルゼも更に打て!」である。

■『スキャンダル大戦争』9号(11月25日発売)で、この間のアルゼとの死闘をレポート! アルゼ代理人・中村信雄弁護士が金銭的解決を依頼した雑誌『政財界』12月号も、アルゼ告発第2弾を掲載!
 毎号、厳しいアルゼ告発レポートを掲載している『スキャンダル大戦争』だが、11月25日発売の9号でも全面展開! 今回は、ネバダ州GCBの調査はじめ、業績急降下、人事の迷走などオモシロいでっせ!
 また、先月アルゼ告発に参戦してきた雑誌『政財界』だが、今号(12月号)でもインパクトの強い内容だ。金銭的解決を依頼しつつも拒否されたことに対しての意趣返しとして送られて来た「警告書」をそのまま掲載。また、アルゼに提出した15項目の質問事項もそのまま掲載されている。
 現在、わが国の主要メディアで、名うての社会的犯罪企業=アルゼに対して、強い批判記事を書けるところは、残念ながら、ない。わずかに、格落ちになるが、鹿砦社と『政財界』ぐらいだろう。かの「反人権雑誌」と嘘ぶき、巨大宗教団体・創価学会に対して厳しい告発記事を載せることも厭わない『週刊新潮』だって、アルゼ批判はタブーだ。むしろ、新潮社主催の、ある文芸賞では、副賞にアルゼ提供でラスベガス旅行なんてこともあった(その賞金をラスベガスに行ってスレってことね。バカかい!?)。
 全日遊連傘下のホール参戦で、アルゼをめぐる訴訟合戦も、俄然面白くなった。社会的犯罪企業・アルゼの動向から目を離せない。