鹿砦社通信 5月30日号





いくら“韓流ブーム”だからといって、
根拠のない要求には応じられない!!
 
当社発行書籍『ウォンビン伝説』(菅原岳・著)に対するウォンビン側からの販売停止、
損害賠償等の不当な要求について答える!
           


▼            ▼            ▼
 日韓関係の悪化から懸念された“韓流ブーム”だが、まだ熱い。この28日に封切られ た「韓流四天王」の一人、ウォンビン出演の映画『マイ・ブラザー』も好評のうちに上映 されている。
 当社が4月25日に発売を開始した『ウォンビン伝説』は、コンスタントな売れ行きを 示している。読者ハガキなどで寄せられる、読者の皆様方からの感想や意見など、概ね好 意的に受け入れられているようだ。
 ところが、発売前後から、心ないファンによって、小社、及び一部書店、ネット販売会 社等にメ−ルや電話で、異常としか言いようのない抗議と販売停止の要求が一斉になされ た。それは今も、一時に比べれば少なくなったとはいえ続いている。ある書店には数人で 押しかけ、大声で抗議と販売停止の要求をしたということだ。
 その理由は、ウォンビンの有料公式サイトで本書が、ウォンビン側の「許可なしに不法 に製作されて販売される本」なので「購入」しないようにということにあるのだが、これ を見た熱狂的なファンはエスカレートして、一部書店やネット販売会社等に販売停止を要 求する行動に出たようだ。
 しかし、このことは、例えば出版差し止めの仮処分がなされたというような法的な裏付 けがあってのことではなく、極めて遺憾なことだ。わが国の憲法第21条で「言論・出版 の自由」が保障されている以上、出版を差し止めるには法的な裏付け、つまり裁判所から の禁止命令がなされなければならない。また、憲法第21条は「検閲の禁止」も謳ってお り、私たちがウォンビン側に「検閲」を求められるいわれもない。
 これ以上の異常な行動がなされるならば、逆に「偽計業務妨害罪」になるということを 警告しておきたい。
 この間、ウォンビン側公式サイトでのコメント2件が公にされ、韓国現地のウォンビン 側代理人弁護士から正式な「通告書」が届き、ウォンビン側の主張の概要が判った。また 、「通告書」には当社も回答を送付し、当社としての正式な態度を明らかにした。
 ウォンビン側弁護士からの「通告書」はゴールデン・ウィーク期間に届き、私たちは、 韓国の法的情況などの情報を入手したりするのに手間取ったが、ようやく5月25日に「 回答書」を送付した。
 わが国の芸能マスコミは、タブーに屈してばかりいてジャニーズやバーニングなどのタ レントの報道は正確になされないことが多いが、韓国では、まさにパパラッチ的に過激な 芸能マスコミはわが国の芸能マスコミを遙かに凌駕していることも判った。ウォンビンの 所属事務所は、そうした過激報道があった場合、それに対してどのように対応しているの だろうか? 私たちへの理不尽な要求の前に、このことについて是非とも語っていただき たい。
 本書について私たちは、確かにウォンビン側の事前「承諾」を得ることはしなかったが 、本書においては、韓国現地(ウォンビンの出生地)取材も敢行し、ウォンビンのお母さ んや先生など多くの方々の協力を得て原稿をまとめた。決してみだりにウォンビンのプラ イバシーや私生活を暴き立てたものではない。むしろウォンビンの生い立ちなどについて 好意的に叙述している。当社の見解は、別途資料4の「回答書」に縷々述べている通りで ある。
 私たちとしては、ウォンビン側と争うつもりは毛頭もないが、なんら根拠のない要求も 呑むことはできない。
 自らの意に沿わないからといって、即「不法出版物」として、このように根拠のない要 求を出してくるようでは、せっかくの“韓流ブーム”や、これに伴って生まれた日韓友好 の流れも細っていくのではないだろうか。(敬称略)
 
 以下、次の資料4件を掲載しておく。──
【資料1】4月23日付けウォンビン側公式サイト
【資料2】4月29日付けウォンビン側公式サイト
【資料3】4月29日付けウォンビン側側「通告書」
【資料4】5月25日付け鹿砦社側「回答書」
 尚、ウォンビン側の資料の文言は、私たちが通常遣う日本語とはぎこちない箇所もある が、そのまま掲載している。
【注】資料1〜4は、5月30日付け「インフォメーション」にて掲載しているので省略。

                               
以上