現在位置>トップページ> 既刊情報




『修羅流し』

2025年09月20日発売
高部務=著
四六判 本文304ページ 上製・カバー装
定価:本体2000円+税

山に生き、川に生きた男たち。江戸や明治の初期を舞台に、その男たちの、機知と生活、喜びと怒り、心意気を生き生きと活写した小説群。甲府・鰍沢、奥多摩の宿場、清水湊。富士川の舟運にかけた男たちの執念がよみがえる。
第24回伊豆文学賞優秀賞「由比浦の夕日」、第25回同賞最優秀賞「海豚」を含む歴史小説4篇

【目次】
修羅流し
犬死に
由比浦の夕日(第24回伊豆文学賞優秀賞)
海豚(第25回伊豆文学賞最優秀賞)

【著者プロフィール】
1950年、山梨県生まれ。新聞記者、雑誌記者などを経て、フリーのジャーナリストに。新聞や雑誌で執筆を続ける傍ら、ノンフィクション作品を数多く手がける。
著書に『馬鹿な奴ら ベトナム戦争と新宿』『あの人は今 昭和芸能界をめぐる小説集』(いずれも当社)などがある。




(C)Rokusaisha  掲載中の文章・写真および動画の無断転載を一切禁じます。