沖縄県・尖閣諸島の購入をめぐる東京都と政府の綱引きは「後発組」の政府による地権者からの直接購入で決着した。
「尖閣諸島は国が買い上げることになり、石原都知事の面子は丸つぶれになりました。今回の交渉で、政府は中国への外交上の配慮を優先し、購入価格の算定などの手続きも不透明なまま、避難港などの施設整備も行わない方針のようです」(民主党関係者)
野田佳彦首相のいう「離島の安定的な保全管理」の実現にはつながりそうにない。
石原都知事が2勤5休なのは有名だが、尖閣諸島には尋常ではないほど、力を入れていた。

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