台湾北部の山間の町・九份(ジォウフェン)は、ジブリの映画、「千と千尋の神隠し」の舞台であるといわれている。宮崎駿監督は、この噂を否定しているようだ。宮崎駿「ええ、違います。」「映画を作ると、『自分の所(がモデル)だろう』という人は日本にもいっぱい居まして。トトロの時も…」「同じような風景はいっぱいあるっていう事です。」とインタビューにて答えている。

まあそれはそれとして、台湾は実にきれいな街並みだ。どこにいってもゴミがまったく落ちていない。だがそれは「中国本土みたいにならない」という意地の所作である。台湾人がきれい好きだとは限らない。

 

それはまあ別として、「ジォウフェン」という町はもともと金が発掘できるということで、かつてゴールドラッシュがおこり、山に無理くりに宿やらお店を大量に出した。と、いうわけで急な傾斜に立つ建物から下を見ると、あたかも巨人になったような気分になる風景が迫ってくる。

そして、台湾は食べ物も最高だ。小籠包も、タピオカも、チャーハンもおそらくアジアでナンバー1なのではないか。

ただし政治は別問題だ。台湾は今、アメリカとやりとりしたがる連中と中国本土に近い連中の間でつな引きが行われている。7月7日に台北市の松山駅で車両爆発事故が起きたが、一時、これは政治テロではないかという憶測も流れた。

台湾はIT立国であり、建物を見る限り、昭和の初期みたいだし、電車も昭和30年代のようだが、実は日本よりも進んでいる。ほとんど人が来ないような田舎の駅でさえも、wifiがとんでいる。

とはいえ、私自身は、これまでろくな中国人、ならびに台湾人に日本で会ったことがない。お台場あたりに行くとよくわかる。中国人や台湾人は「旅の恥はかきすて」とばかりに平気でゴミを捨てる。一度、ゴミを町中に置いていく東南アジア系と思しきツーリストに「常識外のことをするなよ。どこから来たのか」と聞いたら「台湾だ」と答えた。彼らの母国は綺麗だが、他国は平気で汚して帰る。

15年前のことだが、知人の台湾人ライターは「電気代も払えない」といっておきながら人に金を借りて、キャバレーに通っていた。厚顔無恥とはこのことで、いまだに彼は逃げている。こうした体験があるがゆえ、私は台湾人に良い印象を持っていない。台湾はたしかに美しい。だが、私が日本で出会った台湾人は残念ながら最低だったのだ。

台湾の美しき光景よ、聞くところによるとISが台湾で増えており、イスラムの輩が増えているようだが、せいぜい警戒すべし、である。

▼小林俊之(こばやし・としゆき)
裏社会、事件、政治に精通。自称「ペンのテロリスト」の末筆にして中道主義者。師匠は「自分以外すべて」で座右の銘は「肉を斬らせて骨を断つ」。

タブーなきスキャンダルマガジン『紙の爆弾』2017年1月号

とどまることなく繰り返される芸能人の薬物事件! 過去から最近の事例まで網羅した決定版!『芸能界薬物汚染 その恐るべき実態』

 

商業出版の限界を超えた問題作! 禁断ベストセラーの増補新版

 

台湾北部の山間の町・九?(ジォウフェン)は、ジブリの映画、「千と千尋の神隠し」の舞台であるといわれている。宮崎駿監督は、この噂を否定しているようだ。宮崎駿「ええ、違います。」「映画を作ると、『自分の所(がモデル)だろう』という人は日本にもいっぱい居まして。トトロの時も…」「同じような風景はいっぱいあるっていう事です。」とインタビューにて答えている。

まあそれはそれとして、台湾は実にきれいな街並みだ。どこにいってもゴミがまったく落ちていない。だがそれは「中国本土みたいにならない」という意地の所作である。台湾人がきれい好きだとは限らない。

 

それはまあ別として、「ジォウフェン」という町はもともと金が発掘できるということで、かつてゴールドラッシュがおこり、山に無理くりに宿やらお店を大量に出した。と、いうわけで急な傾斜に立つ建物から下を見ると、あたかも巨人になったような気分になる風景が迫ってくる。

そして、台湾は食べ物も最高だ。小籠包も、タピオカも、チャーハンもおそらくアジアでナンバー1なのではないか。

ただし政治は別問題だ。台湾は今、アメリカとやりとりしたがる連中と中国本土に近い連中の間でつな引きが行われている。7月7日に台北市の松山駅で車両爆発事故が起きたが、一時、これは政治テロではないかという憶測も流れた。

台湾はIT立国であり、建物を見る限り、昭和の初期みたいだし、電車も昭和30年代のようだが、実は日本よりも進んでいる。ほとんど人が来ないような田舎の駅でさえも、wifiがとんでいる。

とはいえ、私自身は、これまでろくな中国人、ならびに台湾人に日本で会ったことがない。お台場あたりに行くとよくわかる。中国人や台湾人は「旅の恥はかきすて」とばかりに平気でゴミを捨てる。一度、ゴミを町中に置いていく東南アジア系と思しきツーリストに「常識外のことをするなよ。どこから来たのか」と聞いたら「台湾だ」と答えた。彼らの母国は綺麗だが、他国は平気で汚して帰る。

15年前のことだが、知人の台湾人ライターは「電気代も払えない」といっておきながら人に金を借りて、キャバレーに通っていた。厚顔無恥とはこのことで、いまだに彼は逃げている。こうした体験があるがゆえ、私は台湾人に良い印象を持っていない。台湾はたしかに美しい。だが、私が日本で出会った台湾人は残念ながら最低だったのだ。

台湾の美しき光景よ、聞くところによるとISが台湾で増えており、イスラムの輩が増えているようだが、せいぜい警戒すべし、である。

▼小林俊之(こばやし・としゆき)
裏社会、事件、政治に精通。自称「ペンのテロリスト」の末筆にして中道主義者。師匠は「自分以外すべて」で座右の銘は「肉を斬らせて骨を断つ」。

タブーなきスキャンダルマガジン『紙の爆弾』2017年1月号

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