コソボ代表とアルバニア代表の姿が見えない! どういう事だ!
ここ数年、ミス・ユニバース世界大会で良い成績を収めている両国が、代表が選出されているにも関わらず、現在ロシアで開催中の世界大会に参加していない。調べてみると、コソボを独立国として認めていないロシア政府により、コソボ代表の受け入れが認められず、それに抗議をする形でアルバニアも世界大会への参加を見送ったというものだ。アルバニアの抗議は、コソボ人口の多くをアルバニア人が占めているからだろう。
この状況に反し、旧ソ連のアゼルバイジャンが初参加となっている。それは単なる偶然かもしれないが、ロシアを取り巻く皮肉に見えて仕方ない。
興味深いのは、アルバニアのナショナル・ディレクター(代表選出の責任者)を務めていたのが、ミス・ユニバースの公式フォトグラファーである、ファディル・ベリシャ氏だという事だ。しかも彼自身がアルバニア人なのである。今年は世界大会のフォトグラファーを務めるのか否か、その動向に注目されていたが、例年と変わらず世界大会の地へと降り立ち、世界各国の美女たちにレンズを向けている。アルバニア代表が参加していない事態にも関わらず、自らは参加という少し残念な選択にも思えるが、昨今のミス・ユニバースのビジュアル的イメージを創り上げているのは、彼の仕業と言っても過言ではない。そこはミス・ユニバース機構との結び付きを優先させたのだろう。
2005年3月に大分県清川村(現・清川町)で一人暮らしの女性(享年61)が自宅裏庭で撲殺され、車などを盗まれた事件で、強盗殺人などの罪に問われながら2010年2月に大分地裁(宮本孝文裁判長)で無罪判決を受けた伊東順一さんという男性(61)が9月20日、福岡高裁(服部悟裁判長)の控訴審で無罪判決を破棄され、無期懲役判決を受けた。この裁判については、当欄4月20日付けの記事で理不尽な審理が延々と続いていることを紹介したが、案の定、不当な結果になったわけである(
悲惨なストーカー殺人事件が起こるたび、マスコミが必ず引き合いに出すのが、1999年に埼玉県で女子大生が刺殺された桶川ストーカー殺人事件だ。先日、三鷹市で女子高生が元交際相手のストーカー男に殺害される事件が起きた際、ストーカー規制法ができるキッカケにもなったこの事件を思い出した人は多いだろう。