「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」 ―― 今の心境

松岡利康

すでに鹿砦社の代表交替を公表し、おおむね受け入れられたと思っています。ふと、若い頃に馴染んだ吉田拓郎のアルバムのタイトルを想起いたしました。

「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」

これは広島から東京に出て自費出版した吉田拓郎のアルバム(LP)のタイトルです。「古い船」=創業57年になる鹿砦社、「古い水夫」=私松岡です。このアルバムを若き拓郎は自費出版し、次いでこの中から、私も好きな『イメージの詩』をシングルカットします。あまり知られていませんが、若き拓郎のデビュー曲です。拓郎はその後『結婚しようよ』『旅の宿』などがヒットし、これらがデビュー曲のように誤認されますが、そうではありません。

『イメージの歌』は長い曲です。拓郎の前に「フォークの神様」といわれた岡林信康の曲『それで自由になったのかい』も長い曲です。どちらも若い頃から好きな曲です。

『イメージの詩』には、
「闘い続ける人の心を誰もがわかっているのなら、闘い続ける人の心はあんなには燃えないだろう」
という歌詞があり、涙が出る想いです。

ちなみに、『イメージの詩』は拓郎の作詞・作曲ですが、初期の拓郎を支えたのは、レコード大賞受賞曲『襟裳岬』を作詞した作詞家・岡本おさみです。岡本と組んで、『襟裳岬』はじめ数々の楽曲を出します。『旅の宿』『落陽』……。思い出すなあ。

さらに、岡本おさみはネーネーズの『黄金(こがね)の花』『山河、今は遠く』(いずれも作曲は知名定男)も作詞しています。これらも私の好きな曲です。こういう話をすれば止まりません(苦笑)。
「黄金で心を捨てないで 黄金の花はいつか散る」

鹿砦社の代表交替と、新代表に就任するにあたって

株式会社鹿砦社 新代表取締役(11月1日より)
『紙の爆弾』編集長 中川志大

現在発売中の『紙の爆弾』11月/12月合併号の誌面にも記載のとおり、本年11月1日より株式会社鹿砦社の代表取締役社長に就任します。

現代表・松岡も述べていますとおり、出版業界、特に小規模出版社にとって苦境の中で舵取りを交代するわけで、必ずしも“目出度い”とは言い切れないのが正直な心情です。いままで出版実務面は多くを担ってきたものの、経営はまったく違うもので、現代表に教えを請いつつ、試行錯誤を新たに始めることになります。また、経営の立て直しから着手することになるため、実際には1年ほどは、移行期間のような形です。とはいえ、徐々にでも、私のカラーをにじませていければと思っていますので、本誌とともにぜひご注目ください。

私・中川というと、本誌では現代表から、2005年の鹿砦社出版弾圧事件で、ただ一人残った社員として紹介されますが、一度立場を決めたらそこで最大限の努力をするという精神(旗を立てたら動くな)は、当時から変わっていません。こと言論を扱う身としては、目先の利益を追いかけ立場を変えるのを「合理的」と呼ぶような社会にあっても、異論を投げかけ続けることが、この社会に違和感を持つ人にとっての励みになるのではないか。そこにこそ、鹿砦社や『紙の爆弾』の存在意義を持ちたいというのが、私の考えです。

それが具体化できつつあるのか、本誌は大手誌が休刊する中で、相対的に売上を伸ばしています。そして、ここ数年、「『紙の爆弾』が面白くなった」という声をたびたびいただきます。「本を出版する」ということが本当に難しくなっている中で、小出版社が生き残る道は、そういった声を大事にしていくことだと思います。なかなか展望が開けない社会にあっても、「まだ、鹿砦社がある」と思っていただけるような出版社を目指します。今後とも激励とご支援を、よろしくお願いいたします。

中川志大新代表取締役。画像は2015年の『紙の爆弾』創刊10周年のイベントでのショット。於・たんぽぽ舎。

※この挨拶文は、『紙の爆弾』11月/12月合併号を定期購読者/会員の皆様らへ送る際に同封した挨拶文を、表題を替えて転載したものです。

板倉善之監督の「Ich war, ich bin, ich werde sein!」が東京、岡山、大阪で上映決定。必見です!

尾﨑美代子

釜ヶ崎を撮った16ミリ映画「月夜釜合戦」で撮影を担当した板倉善之監督の「Ich war, ich bin, ich werde sein!」(ドイツ語で「私はかつて在り、いま在り、今後も在る」ローザ・ルクセンブルクの言葉)の上映が全国何か所かで行われます。

この作品では「月釜」監督の佐藤零郎君がインタビュー、録画を担当。2019年釜ヶ崎のあいりん総合センターが閉鎖され、それまで釜ヶ崎のあちこちでおっちゃんらを撮り続けていた板倉君と零郎君が、もうおっちゃんらを撮れなくなるのではとこれまで撮り続けたフィルムをまとめた作品。釜ヶ崎を歩き「あの人、気になるな」と目星をつけた方にインタビューを申しこみ、話を聞いたものをまとめてます。

登場した方の半分位の方を私も知っています。でもみなさんに、そんな過去や釜ヶ崎にきたいきさつがあったのかと驚かされました。三角公園などでハトを自由自在にあやつるハトおじさん、しょっちゅう見てたのに、おじさんにそんな過去があったのかと……。そのハトおじさんも、車椅子で生活しながら「野宿の方がいい」と言ってたおばちゃんも、今はもう見なくなりました。白ヘルメットの「丹下左膳」のおじさんは、どれだけ長い間野宿生活をしていたことか。いつも店の近くに台車を止めて休んでいました。今は生活保護を受けているそうで、板倉君らが会いに行ったら、見違えるほど元気になっていたといいます。本当に良かった。

この映画が山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されることが決まったのが昨年。その暮れに一夜限りの上映会がありました。 ある日、板倉君と零郎君が案内のチラシを店に持ってきました。その映画祭で上映されることがどれだけ価値あることか知らない私は「へえ、山形の映画祭に応募したのね。夕張ではなく山形の方ね」と軽くいなしました。すると2人は(はなママはわかってないな)という顔をして、「あのですね。この映画祭には世界中のドキュメンタリー映画が1500作品も集まるんです。その中から15作品が選ばれ、上映されるんですよっ」と説明。「あらま、それは凄い」、私がそう驚くと、零郎君は(もっと凄いことがあるんですよ)といわんばかりに、「本当は僕たちはこの映画をひとつ下のランクで応募したんです。しかし、それを見た審査員の方々が『これはその上のランクでいくべきだ』と1番上のインターナショナル部門に格上げしてくれたんですよっ」と言ったのです。いわば「松・竹・梅」とランクがあって、ちょっと気弱に「竹」で応募したが、審査員たちが「これは松ランクでいくべきだ」と言ってくれたということでしょうか。それもまた凄い。

昨年12月28日、大阪市九条のシネ・ヌーヴォで上映された後のトークショー。左から佐藤零郎、板倉善之、小田香(映画監督)
昨年12月28日、大阪市九条のシネ・ヌーヴォで上映された後のトークショー。左から佐藤零郎、板倉善之、小田香(映画監督)

どうぞ皆さん、この機会にぜひご覧になってください。釜ヶ崎は、映画に登場したような様々な個性を持つ人たちが、いくらでも自由に生きていける、人生をやり直せる場所でした。しかし、この間、維新の会らが進めるジェントリフィケーションによってどんどん住みにくい町に変えられようとしています。いや、すっかり変えられ、多くのおっちゃんたちは住みにくさを感じていることでしょう。どんな人でも生きていける釜ヶ崎を少しでも残したい……そんな思いで観てください。

以下、板倉監督からの案内です。
どうぞ、みなさん、お近くの会場に足を運んでください。

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形イン東京」
※昨年ノミネートされた映画祭の関連企画です。
10月30日(土) K’s cinema(新宿)
11月11日(水) アテネ・フランセ文化センター

「岡山映画祭2026」
11月21日(土)

・大阪の劇場公開
12月19日(土) シネ・ヌーヴォ(九条)

映画のホームページも開設しました。
https://caldrons.net/ich

大阪は12月19日、これは見逃せない。シネヌーヴォでお会いしましょう。

▼尾﨑美代子(おざき みよこ)
新潟県出身。大学時代に日雇い労働者の町・山谷に支援で関わる。80年代末より大阪に移り住み、釜ケ崎に関わる。フリースペースを兼ねた居酒屋「集い処はな」を経営。3・11後仲間と福島県飯舘村の支援や被ばく労働問題を考える講演会などを「西成青い空カンパ」として主催。自身は福島に通い、福島の実態を訴え続けている。
◎著者X(はなままさん)https://x.com/hanamama58

◎amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4846315304/

『紙の爆弾』11・12月合併号に寄せて

『紙の爆弾』編集長 中川志大

米国産生鮮じゃがいもの輸入解禁問題が大炎上中です。この件は病害虫の問題を中心として語られています。ただし本誌記事の農民連の分析にあるとおり、残留農薬は見逃せません。また、八百屋やスーパーに行けば、じゃがいもに輸入の必要性がないことは誰にでもわかります。「食料自給率100%を目指す」と言っていた高市政権が、日本の農業・農地と国民の健康よりもアメリカを優先している。そのことが、はっきりと可視化されたケースといえ、ゆえに右からも左からも批判の声が挙がっているのだと思います。

農薬問題については、9月号で山田正彦元農水相が、具体的な危険性と「有機農業でやっていける」ことを解説しました。少なくともポストハーベストからなくしていくことが、第一の手順だと考えています。生産と消費を近づけること、つまり食料自給率を上げていくことです。エネルギー問題もそうで、まず送電ロスを減らすのが、もっともシンプルで有効であり、今月号の平宮康広氏の提案は明快です。さらに本誌校了直前には、千葉県で太陽光発電設備のショートによる火災が発生。まさに記事の指摘が現実化しました。報道では「発火と自然鎮火を繰り返し、十回以上の爆発音」とあります。記事にある「東京大火災」の警告を直視しなければなりません。

沖縄県知事選は、沖縄が押し付けられた問題が、沖縄以外によって「沖縄の問題」に固定化されてきたことが根本的な敗因ではないかと思います。「SNSのせい」では何も変えられません。今月号で、アメリカのシンクタンクが新たに提案した在外米軍戦略について解説しました。在日米軍の撤退にまで言及した抜本的転換といえるものですが、読むほどに、現実に即した内容であることがわかります。仮にこの提案どおりになった場合、沖縄の沖縄以外に対する地位が逆転することになるでしょう。まさに“必読”の内容です。

大阪・関西万博の閉幕から1年。想定された以上の“闇”の深さを示しているのが11カ国のパビリオンで発生した「建設費未払い問題」です。万博協会と吉村洋文・大阪府知事は「民・民の問題」として被害企業の救済に動きませんが、本誌記事にあるとおり、大手ゼネコンがパビリオン建設から逃げたために、吉村知事が関西の中小建設業者・設備業者に協力要請をした経緯を考えれば、知事らに責任がないとは絶対にいえず、それどころか、彼らは問題が生じることを、ある程度認識していたのではないかと思われます。さらに経緯を見ていくと、この問題が「事前に仕組まれていた」可能性を指摘せざるをえません。

また、今月号では駐日イラン大使が行なった講演を収録。「アメリカがなぜ“戦争国家”なのか」を具体的に説明しています。一水会代表・木村三浩氏と、実業家として外交に携わるNGOレインボーブリッヂ・小坂浩彰氏の対談は、展望の見えない中でも時代を打開するアイディアの詰まった内容です。ほか、赤根智子ICC所長への“制裁”に関するマスコミが取り上げない事実、小川敏夫・元立憲民主党参院議員は検察・法務省の問題とともに、7月号で指摘した中道問題についても再び触れています。

なお、制作上の事情により、今月号は合併号とさせていただきました。次号は12月7日発売となります。盛りだくさんの内容を詰め込んだ11・12月号を、ぜひご一読ください。全国書店で発売中です。

『紙の爆弾』編集長 中川志大

『紙の爆弾』11・12月合併号
A5判 130頁 定価800円(税込み)
2026年10月7日発売

米国の目標は「日本の消費量の半分」病害虫と残留農薬を運ぶ米国産生ジャガイモ輸入 八田純人(農民連食品分析センター所長)
閉幕から一年、底の見えない闇 仕組まれていた万博未払い問題 西谷文和
駐日イラン大使講演 アメリカの戦略的敗北と日本国民の役割
中道分裂と沖縄県知事選で創価学会・公明党は何をしたのか 大山友樹
【対談】小坂浩彰(NGOレインボーブリッヂ)× 木村三浩(一水会代表)
低迷する日本が活路を見出す自主独立の極東地政学
クレジットカードを止めたのは誰か? ICC裁判所長“制裁”の「本当の問題」昼間たかし
国民の存在を無視した改憲「緊急事態条項イメージ案」の欺瞞 足立昌勝
特捜検事が捜査対象女性と交際 法務省が事実隠蔽する理由 小川敏夫
「人手が足りない」のに「仕事がない」理由 労働の貧困化と「人手不足社会」の実態 片岡亮
成年後見制度という宿痾7 突然、行方不明になった妻を返せ!鈴木愼哉
シリーズ 日本の冤罪 栃木・今市事件 尾崎美代子
LGBT問題の現在 性自認という「内心」なりすましという「故意」三浦俊彦
アメリカの戦略シンクタンクが提起した米軍アジア戦略の抜本的転換 佐藤雅彦
原発も太陽光パネルもいらない 東京23区の電力自給自足は可能である 平宮康広

〈連載〉
例の現場
NEWSレスQ
コイツらのゼニ儲け:西田健
「格差」を読む:中川淳一郎
シアワセのイイ気持ち道講座:東陽片岡
The NEWer WORLD ORDER:Kダブシャイン
「絶望ニッポン」の近未来史:西本頑司
芸能界 深層解剖

◎鹿砦社 https://kaminobakudan.com/

◎amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0HLRL2LSK/

《新刊のご案内》『沖縄意見広告運動 16年の歩み 2010-2025 もう二度と沖縄を、本土を戦場にさせない!』

鹿砦社代表 松岡利康

『沖縄意見広告運動 16年の歩み 2010-2025
もう二度と沖縄を、本土を戦場にさせない!』

 A5判/256ページ DVD付き
 定価2750円(税込) 9月10日発売
 「16年の歩み」刊行委員会編
 発行:沖縄意見広告運動  発売:鹿砦社

「沖縄意見広告運動」は、沖縄の米軍基地負担や辺野古新基地建設への反対、平和への希求を新聞の全面広告で訴える市民運動です。

2010年の開始から16年間にわたり、沖縄地元紙(琉球新報・沖縄タイムス)や全国紙に賛同者の名前を連ねる形で継続的に意見広告を掲載し、国際世論へも訴えを展開してきました。

その歩みを、意見広告(アメリカ紙含む)の全記録、全国世話人の寄稿とともにとりまとめた1冊です。

【付録DVDにも全広告と各期の全賛同者を収録】

安次富浩(ヘリ基地反対協議会顧問)/高里鈴代(オール沖縄共同代表 基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表)/土屋源太郎(伊達判決を生かす会共同代表)/大野和興(農業ジャーナリスト・日刊ベリタ編集長)/上原公子(元国立市長)/田中優子(法政大学 名誉教授・元総長)/野平晋作(ピースボート共同代表)/武建一(近畿労働者協同組合理事長/中小企業組合総合研究所代表)/特別寄稿 伊波洋一(参議院議員・会派 沖縄の風)

■編集プロダクション経営の大学の先輩からの要請で、上記書の発売元を引き受けることにしました。沖縄問題が脚光を浴びる昨今、注目の一冊です。ぜひご購読お願いいたします。すでに残部少数です。

ご注文は直接当社sales@rokusaisha.com かネット書店に。(松岡)
amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4846316041
ヨドバシ https://www.yodobashi.com/product/100000009004274207/

《緊急ニュース!!》「成年後見制度」の犠牲者、またしても! 『悪法「成年後見制度」は法に非ず』の編著者・鈴木愼哉さんの奥様、何者かに施設を連れ出され行方不明! 本来管理すべき後見人弁護士も知らず!

鹿砦社代表 松岡利康

数多の犠牲者を出している「成年後見制度」ですが、これをみずからの体験から告発している鈴木愼哉さんの奥様が、突如施設を連れ出され行方不明という重大な事実が発覚いたしました。

9月17日、鈴木さんの長女さんが鈴木さんのご自宅を尋ねてきて、「久しぶりにお母さんの様子を施設に聞いてみようか」と施設(大和証券の子会社のグッドタイムリビング)に電話したところ10分ほど待たされ、「個人情報なので言えません」と電話を切られたそうです。ところがその後、長女さんの携帯に電話があり、「退所されました」と連絡があり、当然著所さんは「どこに行ったのですか?」と尋ねたところ、「わかりません」とグッドタイムリビング。

その後、後見人の堀井弘明弁護士(大阪弁護士会)に連絡を取ろうと、堀井弁護士が以前いた事務所に電話したところ、「鈴木さんに連絡するように伝えます」ということで、追って堀井弁護士から電話があり、「自分は知らない」ということだったとのことです。本来、後見人は、被後見人の面倒を見て報酬や経費を毎月受け取るわけですから、これだけでも違反していることになります。

その数日前、堀井弁護士が、以前いた事務所を辞め独立したという「事務所」を私たちの取材スタッフが尋ねたところ、そのマンションには表札も掛かっておらず不在、隣室の方に尋ねたところ「今まで夜に2,3度もの音がしたが全くいません」との答え。周囲の飲食店に尋ねても全く知らないということでした。

こういうことは、これまでも何度となく遭遇している私たちは、今後も執念深く追及していくことを、あらためて決意した次第です。われわれを舐めとったらアカンぞっ!

当初、私(たち)は、鈴木さんへの同情心からこの問題に入っていったのですが、実の夫、実の長女でさえ、その意思を無視され、後見人の勝手にされ、報酬と経費と称するお金だけは毎月吸い取られる悪法を決して許してはなりません。

まずは総力で鈴木さんの奥様の所在を突き止め、何としても奪還し、奥様が好きなハーゲンダッツを食べていただきましょう!

ことは、一法律の問題ではありません。人道上、許せない問題です。後見人の堀井弁護士に人間の心があるのか!?

私たちはグッドタイムリビングの親会社・大和証券の責任をも追及し、鈴木夫人がいた施設・グッドタイムリビングの無責任体質を決して許してはなりません。

皆様方のご理解、ご協力をお願いいたします!

※下の画像は、鈴木愼哉・編著『悪法「成年後見制度」は法に非ず』(紙の爆弾増刊。鹿砦社発行)。ぜひともご購読いただき、鈴木さんの事件の概要と成年後見制度の悪法たる所以を知ってください!

鹿砦社 https://www.rokusaisha.com/kikan.php?group=ichi&bookid=000793
amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0H2CGNX2L

ミニシアター不在の西宮にシネマカフェ開業のクラウドファンディングにご支援を!

鹿砦社代表 松岡利康

長年西宮ゼミはじめいろいろなイベントでお世話になって来たカフェ・インティライミ(昨年7・12『紙の爆弾』創刊20周年 鹿砦社反転攻勢の集いでも使わせていただきました)にシネマカフェを併設するということです。

ご支援の方法は「ピッコロエビス」で検索してください。
https://camp-fire.jp/projects/971918/view

クラファンをやるとは聞いていましたが、すでに開始されていて、9月27日が締め切りということです。うっかりしていましたが、何卒1口乗ってください! 私も支援し、いろいろ企画したいと思っています。硬軟織り交ぜ上映したい映画が多数あります。

学生の頃は、太秦にエキストラのバイトにも何度もいきましたし、学館や京一会館(廃館)でさんざん好きな映画を観ました。そんな懐かしい映画上映を企画したいと思っています。私が企画するので、どんな作品か、皆様方には大体想像がつくと思います(苦笑)。

ちなみに、インティライミオーナーの近兼拓史さんは、かつて阪神大震災後、地域FМをやっていて、鹿砦社から『FMラルース999日の奇跡~ボランティアが作ったラジオ局』を刊行、現在は丹波市でヤクザの事務所の跡地に行政の協力を得てミニシアターを営業されています。そのノウハウをインティライミにシネマカフェを併設するというプロジェクトです。

『季節』2026年秋号巻頭言 第二次熊本地震、千葉大水害が教える原発の危険性に気づき、さらに反(脱)原発の声を高らかに挙げよう!

季節編集委員会

かくもこの世には人間に止めることのできない自然災害が多いのか──。

この夏、私たちを震撼させたのは、まず十年の時を越えて再び襲った第二次熊本地震、そしてこの後に起きた千葉大水害でした。

まずは、亡くなられた皆様にお悔やみ申し上げ、また被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

一見原発とは関係ないように思えますが、よくよく考えると、これらが原発関連施設のある地域で起きたら、もっと大変な事態になっていたでしょう。熊本地震でのイオンや製紙工場での出来事が原発立地地域で起き、さらに原発関連施設で起きていたら、福島で起きたことが再来したでしょう。あまり大きく報じられていませんが、千葉水害でも、放射性物質が流出したとのこと、この影響はないのでしょうか。

実は被災地・熊本は筆者の故郷です。十年前、そして今回と、知人、友人、縁者らの安否確認に追われました。それでも、いささか不謹慎な物言いでしょうが、原発がなかったことによる、正直どこか「安心感」がありました。これが、原発関連施設がある地域だったらどうでしょうか? 二度も大地震が襲った熊本に原発がなかっただけでも不幸中の幸いでした。有明海や不知火海に原発がなかっただけでも後片付けや復旧作業に専念できます。福島の場合、放射能への防御服を着ないと作業はできませんでした。この猛暑のさなか、それがどれほどの後片付けや復旧作業にとって「重荷」になるかは言うまでもありません。

日本は、ひと際自然災害が多い国です。自然の猛威は、ある日突然やってきます。人間に、これを予想し、抗う力はありません。予想でき抗う力があったなら、犠牲者は出なかったはずです。

であるならば、単純な話です、原発再稼働、特に老朽原発の再稼働を断固阻止し、即時廃炉へ向かうべきです。新規原発建設など論外です。

お陰様で本誌は創刊12年を迎えました。毎号発行に伴う財政的やり繰りは大変です。しかし、本誌が持つ〈大義〉はあるはずです。唯一の反(脱)原発情報誌であり、反(脱)原発に微力ながら声を挙げ続ける本誌の発行継続に皆様の力をお貸しください。

2026年猛暑、悲嘆に暮れながら──

季節編集委員会

〈原発なき社会〉を求めて集う 不屈の〈脱原発〉情報誌
季節2026年秋号
『NO NUKES voice』改題 通巻47号
紙の爆弾2026年10月増刊
2026年9月11日発行
A5判 132頁 定価880円(税込み)

《グラビア》原発マフィアに抗うアジアの人々
(佐藤大介=ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)

《報告》樋口英明(元福井地裁裁判長)
 AIと原発

《特集》ファシズムと原発は一体で進む

《報告》小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
 改めて『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』

《報告》七沢 潔(ジャーナリスト)
 原発とサッカーと「苔の一念」 珠洲原発の歴史に学ぶ 

《講演》井戸謙一(弁護士)
 浜岡原発不正問題と原発訴訟

《対談》樋口英明(元福井地裁裁判長)×井戸謙一(元金沢地裁裁判長)
 原発を止めた二人の裁判長が語る 人生・司法・原発訴訟[前編]

《講演》水戸喜世子(「子ども脱被ばく裁判の会」共同代表)
 「子ども脱被ばく裁判」の10年
 子どもたちを被ばくから守るために

《報告》後藤政志(元東芝・原子力プラント設計技術者)
 「原発は滅び行く恐竜である」
 熊本地震と浜岡耐震データ偽装からみた原子力産業の現状

《報告》山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 反省なき原子力拡大路線の構造分析
「今後の原子力政策の方向性と行動指針」を批判する

《報告》佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)
 アジアの原発と民衆の闘い
 韓国・台湾・インド・フィリピン


《報告》木村英昭(ジャーナリスト)
[新連載]原発タイムライン〈1〉
 欧州で原発活用の動きが鮮明に

《報告》高野 聡(原子力資料情報室研究員)
 南鳥島での地層処分に潜む問題と植民地主義

《報告》小坂勝弥(核のごみキャンペーン関西)
 「核のごみ」処分地選定のその前に

《報告》山崎隆敏(元越前市議)
 使用済み核燃料をめぐる矛盾と桎梏

《報告》中野宏典(弁護士)
 シン・安全神話
 原発再稼働のために裁判所が生み出した三種の神器

《報告》福島敦子(大飯原発差止京都訴訟原告・世話人)
 3・11 私の15年
 奪われた故郷と、子どもの未来を守り抜く連帯の記録

《インタビュー》河野康弘(ジャズピアニスト)
 3・11 私の15年
 原発はすぐに中止できます!!

《対談》二木啓孝(元日刊ゲンダイ編集長)×板坂 剛(作家/舞踊家)
 大衆心理の不確かな実態[前編]

《報告》原田弘三(翻訳者)
「脱炭素伝道師」江守正多氏の低劣な原発擁護論

《報告》再稼働阻止全国ネットワーク
「全国交流会」で再稼働阻止の議論
《全国交流会》青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク)
《北海道》佐藤英行(岩内原発問題研究会)
《福島》黒田節子(チェルノブイリ法日本版をつくる郡山の会)
《福島》けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟事務局長)
《東海第二》披田信一郎(東海第二の再稼働を止める会)
《浜岡原発》沖 基幸(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
《関西電力》木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
《中国電力》芦原康江(さよなら島根原発ネットワーク)
《四国電力》名出真一(伊方から原発をなくす会)
《九州電力》鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会会長)
《規制委》木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
《本の発掘⑤》天野恵一(再稼働阻止全国ネットワーク)

《反原発川柳》乱鬼龍選

amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0HBWF57W7/

『季節』2026年秋号をお届けするにあたって ―― 総力で本誌『季節』発行を継続し、一貫して続く政府による棄民政策、東電の開き直り、なしくずし的に忘れ去られている福島の現状に抗って行きましょう! 

『季節』編集長 小島卓
株式会社鹿砦社代表取締役 松岡利康

わが国唯一の反(脱)原発情報誌『季節』を支持・支援されるすべての皆様! いつも『季節』に特段のご協力、ご支援、有り難うございます。

本誌『季節』2026秋号をお届けいたします。今号も、多くの方々にご寄稿、ご協力を賜り無事発行できました。有り難うございました。

◆12年前の本誌創刊当時の暑い夏を思い出す

本誌今号は、創刊から12年になります。『紙の爆弾』が21年ですから、まだまだですが、思い返せば、まだ福島原発事故の衝撃の余韻が残り国会や官邸前などでも多くの人々が抗議の声を挙げていた2014年8月、本誌(当時の誌名『NO NUKES voice』)は産声を挙げました。以来、12年発行を継続してまいりました。創刊時の編集長は松岡、発行人を兼任していました。当初編集長を予定していた人物は直前で意見の対立が生じ降りました。「もうアカンかな」と思っていた矢先、創刊を相談していた「たんぽぽ舎」共同代表の柳田真さんから突然松岡に電話があり「こういう雑誌はないので、協力するからぜひやって欲しい」ということで創刊に至りました。当時は資金的にも余裕があり、他に類似の雑誌はないので1年以内に黒字になるだろうという甘い見通しでした(80年代、小島が神戸時代から知っている松岡の人生、いつも見通しが甘いものでした)。国会や官邸前から人が去り、また政府や東電も棄民政策を採り、年々、福島の現状は忘れ去られていきました。

これまで続けて来れたのは、松岡の福島原発事故に対する怒り、近い将来同種の事故が起きることへの危機感がありました。そして、松岡のこの想いを理解してくれ創刊1年後から編集長を務めてくれている小島卓、また創刊号より寄稿されている小出裕章さん(創刊号には小出さんのほか今中哲二さん、神田香織さんらの名があります)はじめ寄稿者の皆様方、読者、会員、社債引受者の皆様方らのご支援、サポートによることは言うまでもありません。

◆本誌に関わってくださる小出裕章さんらの熱い心をわがものとし、本誌の貴重な存在意義を忘れずに、更に拡販して行きましょう!

本誌は、小出裕章さんのように創刊号から関わってくださっている方はますます筆致が鋭くなり、号を重ねるごとに新たな書き手も増え、内容も充実してきており、わが国唯一の反(脱)原発雑誌として在り続けています。手前味噌ながら貴重な存在だと自負します。

本誌は、12年前に松岡の発意で創刊しましたが、特段強い決意があったわけでもなく、他分野でヒットが続き資金的にも余裕があり、原発事故への怒りと共に、原発問題に多くの人が関心を持つのに定期刊行物がないのはおかしいではないかという素朴な発想からで、上記したように、1年以内に黒字化し、ゆくゆくは隔月刊にしたいとさえ甘く見通していました。

以来12年、1年以内に黒字化など夢のまた夢で、ずっと赤字でした。それでも他分野で稼げれば、この利益を注ぎ込めるわけですが、これを壊したのは新型コロナでした。出版業界でも、多くの書店が閉店し、本社の近くのショッピングモールに在ったA書店は、かつてライバルだったK書店に看板替えしました。

では、ネット書店や電子書籍はどうか? これらもコロナ前と変わりはなく苦戦しています。営業的に、もっとやり方はあるのかもしれませんが……。

それでも、愚直に続けていれば、多くの助け舟が現われ、想定外の幸運もあるものですが、こうした厚意や幸運を活かし切れていないのも大いなる反省点です。

また、寄稿される皆様方、本誌を支持・支援される皆様方にも拡販をお願いする次第です。隠れた読者は絶対にいるはずです。ぜひぜひ、友人、知人などへの拡販をよろしくお願い申し上げます。

発行している期間が『紙の爆弾』より短いですが、『季節』の定期購読は『紙の爆弾』の3分の1にも及びません。何としても『紙の爆弾』ぐらいには拡販したいものです。よくありますが、グループや組織内での回し読みは絶対にやめていただき、1人=1冊、身銭をきって購読することが基本です。この点、よろしくご理解お願いいたします。今すぐ書店に走ろう! あるいはパソコンに向かいネット書店に注文しよう! 
 
今夏は熊本地震、千葉、北陸、そしてつい最近は名古屋などでの洪水といった大きな自然災害に襲われました。末筆になりますが、被害に遭われた皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。

残暑厳しき折り、くれぐれもご自愛ください。

2026年9月11日

〈原発なき社会〉を求めて集う 不屈の〈脱原発〉情報誌
季節2026年秋号
『NO NUKES voice』改題 通巻47号
紙の爆弾2026年10月増刊
2026年9月11日発行
A5判 132頁 定価880円(税込み)

《グラビア》原発マフィアに抗うアジアの人々
(佐藤大介=ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)

《報告》樋口英明(元福井地裁裁判長)
 AIと原発

《特集》ファシズムと原発は一体で進む

《報告》小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)
 改めて『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』

《報告》七沢 潔(ジャーナリスト)
 原発とサッカーと「苔の一念」 珠洲原発の歴史に学ぶ 

《講演》井戸謙一(弁護士)
 浜岡原発不正問題と原発訴訟

《対談》樋口英明(元福井地裁裁判長)×井戸謙一(元金沢地裁裁判長)
 原発を止めた二人の裁判長が語る 人生・司法・原発訴訟[前編]

《講演》水戸喜世子(「子ども脱被ばく裁判の会」共同代表)
 「子ども脱被ばく裁判」の10年
 子どもたちを被ばくから守るために

《報告》後藤政志(元東芝・原子力プラント設計技術者)
 「原発は滅び行く恐竜である」
 熊本地震と浜岡耐震データ偽装からみた原子力産業の現状

《報告》山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
 反省なき原子力拡大路線の構造分析
「今後の原子力政策の方向性と行動指針」を批判する

《報告》佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)
 アジアの原発と民衆の闘い
 韓国・台湾・インド・フィリピン


《報告》木村英昭(ジャーナリスト)
[新連載]原発タイムライン〈1〉
 欧州で原発活用の動きが鮮明に

《報告》高野 聡(原子力資料情報室研究員)
 南鳥島での地層処分に潜む問題と植民地主義

《報告》小坂勝弥(核のごみキャンペーン関西)
 「核のごみ」処分地選定のその前に

《報告》山崎隆敏(元越前市議)
 使用済み核燃料をめぐる矛盾と桎梏

《報告》中野宏典(弁護士)
 シン・安全神話
 原発再稼働のために裁判所が生み出した三種の神器

《報告》福島敦子(大飯原発差止京都訴訟原告・世話人)
 3・11 私の15年
 奪われた故郷と、子どもの未来を守り抜く連帯の記録

《インタビュー》河野康弘(ジャズピアニスト)
 3・11 私の15年
 原発はすぐに中止できます!!

《対談》二木啓孝(元日刊ゲンダイ編集長)×板坂 剛(作家/舞踊家)
 大衆心理の不確かな実態[前編]

《報告》原田弘三(翻訳者)
「脱炭素伝道師」江守正多氏の低劣な原発擁護論

《報告》再稼働阻止全国ネットワーク
「全国交流会」で再稼働阻止の議論
《全国交流会》青山晴江(再稼働阻止全国ネットワーク)
《北海道》佐藤英行(岩内原発問題研究会)
《福島》黒田節子(チェルノブイリ法日本版をつくる郡山の会)
《福島》けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟事務局長)
《東海第二》披田信一郎(東海第二の再稼働を止める会)
《浜岡原発》沖 基幸(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
《関西電力》木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
《中国電力》芦原康江(さよなら島根原発ネットワーク)
《四国電力》名出真一(伊方から原発をなくす会)
《九州電力》鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会会長)
《規制委》木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
《本の発掘⑤》天野恵一(再稼働阻止全国ネットワーク)

《反原発川柳》乱鬼龍選

amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0HBWF57W7/
yodobashi.com https://www.yodobashi.com/product/100000009004287904/

7.28熊本地震をめぐる『紙の爆弾』10月号の注目記事 イオンモールで亡くなった女性従業員2名の親会社とそのエリート経営者を容赦なく弾劾した片岡亮さんのレポートは必読です!

鹿砦社代表 松岡利康

少し早いかもしれませんが、月刊『紙の爆弾』10月号(9月7日発売)の記事の一部を紹介させてください。

去る7月28日に起きた二度目の熊本地震については、私のふるさとでのことで、二度目ということや、イオンモールでの従業員の方々が阿鼻叫喚の地獄絵が同時的に報じられる中で亡くなられたことなどで、殊更胸が締め付けられる想いがしました。こうしたことで、広く募金を集めることにも積極的に協力することにしました。先に皆様方にも明らかにした通りです。

また、近く発売される『紙の爆弾』10月号でも2つの記事を掲載しています。特に片岡亮さんの記事は衝撃的なので、早めながら紹介する衝動に駆られました。この記事だけでも、今号の値打ちがあります。

くだんのイオンモールでは、幸いにお客さんは全員逃げ助かりましたが、一部店舗の従業員に犠牲者が出ました。いったんはモール外に逃げ、誰かの指示でモール内の店舗に戻り帰らぬ人となりました。明らかに人災です。

片岡さんの記事では、この責任を厳しく追及しています。ある店舗の親会社は、熊本では誰もが知る老舗企業グループです。現在の社長は東大を出てエリートコースまっしぐらの人物です。片岡さんはこれを容赦なく弾劾しています。当然です。人ひとりの命以上に勝るものはありません。沖縄・辺野古での事故もそうです(このことで勘違いの発言をして顰蹙を買った大馬鹿者がいますが)。

事故後すぐに社長自らが被害者家族の元に駆け付け、なによりも被害者側に真摯に寄り添うことが大事だということは言うまでもありません。片岡さんの記事の内容は、おそらく地元紙の熊本日日新聞、あるいは大手紙や通信社の熊本支局の記者らは知っているでしょうが、どのように配信したのでしょうか? 地元の有力企業(の関連会社)だからといって忖度してはいないか? だとしたら、メディア本来の使命を忘れているといえるでしょう。熊本には、おだやかなイメージの広告で有名な化粧品会社などタブーが幾つかありますが、同様です。

片岡さんの記事の一部を公開しますので、定期購読などされていない方は今すぐAmazonや鹿砦社通販部にご注文ください。『紙の爆弾』10月号は9月7日書店発売、定価800円です(安い!)。定期購読、会員の方々には去る2日に発送が済みました。取次会社にも搬入済みです。

『紙の爆弾』2026年10月号
A5判 130頁 定価800円(税込み)
2026年9月7日発売

「飲食料品1%」のしょぼい減税でも迷走 財務省が主導する消費税減税反対論 植草一秀
ビル倒壊と瓦礫の謎 行方不明の墜落機体 実行犯にCIAスパイ…9.11 二十五年目の真相 浜田和幸
キューバを襲う米国によるエネルギー危機 経済封鎖という暗闇を武器にしてはならない セサル・ゴメス・チャコン
日本のSNS年齢規制はキエフの大門である 昼間たかし
2026年熊本地震に見た地方自治と緊急事態条項 足立昌勝
“加害者”を隠しきった裁判 優生思想を護持した日弁連とマスコミ 野田正彰
植草一秀インタビュー「冤罪の真実」後編 無罪の証拠を司法は無視 小泉・竹中批判封じ
「憲法より日米安保が最高法規」の現状を変えよ プーチン大統領択捉島訪問の意味 木村三浩
それでも進む完全自動化 イオンモール爆発の“人災”と“AI防災”のリスク 片岡亮
「使用者」はいても「労働者」はいない ひきこもり支援事業の“空白” 川田祐一
暴力的カウンター運動と「リンチ事件」「反差別運動」についての共産党見解への疑念 黒薮哲哉
LGBT問題の現在「女性スペース法案」の必要性 井上恵子
成年後見制度という宿痾?ある老齢薬剤師の手紙から 鈴木愼哉
サナエ流独裁の奥義 こうして絞め殺される“日本の議会制民主主義” 佐藤雅彦

〈連載〉
コイツらのゼニ儲け:西田健
「格差」を読む:中川淳一郎
シアワセのイイ気持ち道講座:東陽片岡
The NEWer WORLD ORDER:Kダブシャイン
「絶望ニッポン」の近未来史:西本頑司
芸能界 深層解剖

◎鹿砦社 https://www.kaminobakudan.com/