「死刑執行後の雪冤」がなるかと注目される飯塚事件の再審請求審で、福岡地裁が4月26日、弁護側が求めていた筑波大学・本田克也教授の証人尋問を5月13日、6月26日の両日に行なうことを決めた。本田教授は、小1の女の子2人を殺害した犯人として処刑された久間三千年さん(享年70)と真犯人のDNA型が異なるという見解を示しているほか、有罪の決め手になった警察庁科警研のDNA鑑定で証拠写真が捏造された疑惑を明るみにする分析を行なっている。弁護団によると、この証人尋問で再審が開始される否かが決まる見通しという。
さて、このように再審請求審が山場を迎えた飯塚事件だが、実は今から19年前にも警察による証拠捏造疑惑が浮上していたことを読者はご存知だろうか?
昨年10月12日午後10時過ぎ、反骨と反権力の映画監督、若松孝二氏(本名・伊藤孝)が、新宿区内藤町でタクシーに撥ねられ、同月17日に病院で亡くなった事故について、新たに重大な新事実が発覚したので報告したい。
福島第一原発事故から2年余りが経過し、東京電力は事故を起こした原子炉の冷却も順調と発表、一応の落ち着きを取り戻したかのように見える。しかし、先月18日には仮設の配電盤に侵入してきたネズミが原因の停電で1、3、4号機の使用済み燃料プールの冷却機能が喪失し、あわや大惨事の事態となった。このことからも真の事故収束は遠い。そしてつい最近、東京電力が抱える最大の問題が明るみに出つつある。それは大量の汚染水。同原発敷地内には巨大なタンクが立ち並び、「この汚染水の処理こそが一番の課題だ」とは東電社員の言葉である。