「合田界隈」から歓喜の声!合田夏樹さんツイッターアカウント凍結解除される!

 
 

 
「凍結解除されましたわ」。
携帯電話に「合田さん」との表示が出てから、いつも元気な声の合田さんだが、ひときわ嬉しそうだった。過日「なぜか」凍結されていた「あの」合田夏樹さんのツイッターアカウントが15日夕刻凍結解除された。

合田さんは昨年「永久凍結」を経験しているが、そんなものはなんのその、再びアカウントを開設し、堂々と自説を展開。旧アカウント時代よりもフォロワーを大幅に増やし、ネット界では「合田界隈」と呼ばれる世界を構成している有名人物だ。

もっとも合田さんは「自由」をモットーとはするが、鹿砦社特別取材班と思想の指向性が同じ方かと言えばそうではない。合田さんは保守的な方であり、原発にも賛成の立場であるから、直接取材をさせて頂いた後の懇親会の席では、特別取材班のメンバーと熱い議論を繰り広げたこともある。しかし特別取材班と合田さんは「言論の自由」の尊重と、差別には原則的に反対する(時に危なっかしい書き込みもあるが)、点で、奇しくも「赤い糸」(!)で結ばれていたのである。

世の中には人の恩も知らずに、思い込みで「ツイッターアカウントを一度永久凍結されたら、二度と大々的には復活できない」など勘違いも甚だしく、まくし立てる人もいるが(あえて名前は明かさない、読んでいる本人にはわかる。読者にもちょっと難解なクイズかもしれないが謎解きに挑戦してみてほしい。誰が「恩知らず」の「思い込み」か)。

ともあれ多趣味でお仕事も忙しく、家庭サービスにも抜かりがない、完璧な家庭人の合田さんではあるが、余技としての「ツイッター遊び」にはまだ未練がおありのようなので、とりあえず凍結解除には「おめでとうございます」と申し上げておいた。

合田さんのツイッターより(2017年3月15日)

「きょうだけでフォロワー40人くらい増えとりますわ」
合田さんの声が弾む。

「でも、奥さんからは『もうやめなさい』と言われていらっしゃるとお伺いましたが」
「そうなんですわ」

 
 

某ニュースサイトでは野間易通氏と合田さんのほぼ同時凍結を話題にニュース記事まで書かれるほどの大事件に発展したが、凍結解除のインタビューはこれまた「特別取材班」の独占スクープとして頂いておく。左右を問わず世間には大きな誤解があるようだが、鹿砦社は「こじらせ左翼」(奥田愛基氏の表現)でも「極左」でもない。鈴木邦男氏の本を最も多く出版しているのが鹿砦社であるし、三島由紀夫についての刊行物もある。そしてある時期日本中を震撼せしめた「ジャニーズおっかけマップ」を中心とする暴露本も作れば、「M君リンチ事件」のようにどのメディアも活字にしない事件を追う。ジャーナリストの田中龍作氏や音楽家の三枝成彰氏からは「本当のことを知りたかったら『紙の爆弾』を読みましょう」とまで評価をいただいているが、多様な側面を持った出版社だ。

われわれは、原則的であり、虚構の権威やイカサマの皮をかぶったいかがわしい「善意」(偽善)の正体を暴露する。なぜか。他のどの出版社もメディアも手を付けないからだ。そのためには一通りの取材では収まるはずがない。時には偽善者の正体を暴露するために体を張った取材もするし、記者クラブでふんぞり返っていても、ブリーフィングのペーパーが回ってくるような腐りきった大マスコミとは違うのだ。

そこで合田さんである。合田さんはある種の「いたずら好き」の確信犯といえよう。彼の主たる「お客様」は、まだ残存している「しばき隊」である。昨年の「凍結合戦」で「漁夫の利」的にフォロワーを増やし、凍結「ウハウハ」の合田さんはこちらが聞かずとも話し出した。

取材班  今後はどうなさるおつもりですか?
合田さん うーん……。(嬉しそうな声で)まあ凍結解除されましたから当分はやりますわ。
取材班  一番旬の時に、余力を残して『引退』されたらカッコいいんじゃないですか?
合田さん それも考えとったんですわ、でもねちょっともったいないかなと思って。
取材班  ニュースサイトの記事では『野間氏には凍結運動のようなものがあるけど、合田さんの仲間は笑っている』ようなイメージでしたね。私も笑っていましたけど。
合田さん 腹立つな(笑)。なんか僕の知らないところでえらい盛り上がってるんですわ。でも今回の凍結はちょっとおかしかったですよ。ツイッター社からメールが来たんですが、凍結の理由が『あなたは複数のアカウントを持っているから』という理由だったんです。確かに私は3つアカウント持っていますけど、そんな人は山ほどいるでしょう。だから「僕は3つしかもっていませんけど」とツイッター社にメールしたんです。しばらく連絡がなかったけれども、今日になって『調査の結果あなたが不当に多くのアカウントを持っていないことが判明しましたので凍結を解除します』とメールが来たんです。おかしいでしょ。僕が3つアカウント持っているのには理由があるんです。以前は本アカウントで自閉症の息子のことも積極的に取り上げていたけど、政治的な話題にまみれると息子の発信をしている意味が薄れるんですね。だからアカウントを分けた、もう一つは前から持っているものです。
取材班  ツイッター社はそれをすべて手作業でやっているんですね。機械的にメールを送るだけでなくて個別のメールのやり取りをしている。
合田さん そうです。だからツイッター社売上は250億ドルらしいんですけど、経常赤字14%です。
取材班  こんなことやってたら儲からないでしょ。いずれ日本ではツイッター自体がなくなる可能性もあるんじゃないですか?
合田さん あり得ますよ。利益出てないと思いますから。
取材班  やっぱり、合田さんはその前に『引退』されたらかっこいいと思うな。合田さんが引退されたら、その遺志を継いで特別取材班が『続・合田界隈』かなんかの名前でアカウント作って、美味しいところもらいますので。
合田さん それは調子よすぎじゃないですか(笑)

合田さんのツイッターより(2017年3月15日)
 
 

  
取材班  でも、合田さんのように実社会で様々な人と会って、会社もあり、余技でツイッターをやっている人は結構ですが、これにのめりこんでいる人は人間が壊れるんじゃないかという気もするんですが。
合田さん そうだと思いますよ。うっぷん晴らしなんですよ。ツイッターでは自分の口からは実際には言えないことを書き込みますからね。しかもそれがエスカレートする。壊れる人というか、壊れている人もうたくさんいます。フェイスブックとかでもね。パヨチン界隈なんかほとんどがそうじゃないですか。
取材班  至極冷静なご意見だと思いますが、それでもまだ『合田界隈』は発展させたいと。
合田さん いやいや『合田界隈』って誰かがつけた名前ですよ
取材班  ちなみに鹿砦社特別取材班は『合田界隈』に入っているんでしょうか?
合田さん いや、微妙なんですわ。『お前なんであんな左と付き合うの!』って怒られること もありますしね。
取材班  いずれにしても凍結解除おめでとうございました!

意気揚々と円満なご家庭に帰って行かれた。その円満な家庭に脅威が及んだことから特別取材班と合田さんとの連絡が始まったのだ。「有田丸襲撃事件」だ。合田さんの職場及び職場付近の写真を有田芳生参議院議員の選挙カーに乗った人物がネット上に公開するという事件が起きたのだ(『ヘイトと暴力の連鎖』ご参照頂きたい)。実行犯の1名は確定している。特別取材班は引き続き「有田丸襲撃事件」を追う。ツイッターなど一切使わずに。

(鹿砦社特別取材班)

在庫僅少『反差別と暴力の正体――暴力カルト化したカウンター-しばき隊の実態』(紙の爆弾2016年12月号増刊)
在庫僅少『ヘイトと暴力の連鎖 反原連-SEALDs-しばき隊-カウンター』(紙の爆弾2016年7月号増刊)