《4月のことば》まいにち 元気よく きげんよく 鹿砦社代表 松岡利康

《4月のことば》まいにち 元気よく きげんよく (鹿砦社カレンダー2020より/龍一郎・揮毫)

4月になりました。

新型コロナウィルス騒ぎで、1月から3月まで、あっというまに過ぎてしまいました。

まさに「1月は去(い)ぬ、2月は逃げる、3月は去る」でした。

この打撃は大きく、例えばここ甲子園では、例年なら全国から高校野球ファンが集い、これが済めばプロ野球ファンが集い賑わうのですが、今年は商店、飲食店、旅館:ホテルの経営者のみなさんは頭を抱えておられます。

今後、コロナの終息が遅れれば、経済的な打撃は計り知れません。

この期に及んで、オリンピックを延期するか中止するかの議論自体ナンセンスです。

元々世界に向かって大嘘をついて開催権を取得したわけですから、こんな呪われたオリンピックなど即刻中止すべきでしょう。日本が敗戦から再興する過程で開いた1964年の東京オリンピックとは意味が全然違います。

ここまで来たら、オリンピックに費やす資金を、福島や、大災害の被災地の復旧・復興に投入すべきでしょう。常識的に考えて、そうではないでしょうか。

本来なら、年度初めで、若いみなさんは進学、就職で、私たちも気分一新して出発する季節なのですが、「元気よく、きげんよく」過ごして行こうではありませんか!
 

タブーなき言論を! 月刊『紙の爆弾』2020年4月号
『NO NUKES voice』Vol.23 総力特集〈3・11〉から9年 終わらない福島第一原発事故
鹿砦社創業50周年記念出版『一九六九年 混沌と狂騒の時代』