鹿砦社は再び〈爆弾〉を投下する!11月17日『反差別と暴力の正体』刊行!

11月17日、鹿砦社は再び〈爆弾〉を投下することを宣言する!

 
 

7月14日に世に出した『ヘイトと暴力の連鎖』は、お陰様で大変な評価を頂き、初版が品切れとなり、増版を急がなければならなかった。『ヘイトと暴力の連鎖』は雑誌扱いのため、書店ではもうお求めになれない。まだお読みになっていない方は鹿砦社へ直接メールでお申し込み(sales@rokusaisha.com)頂くか、アマゾンでご購入頂ける(増刷分も残り僅かなので鹿砦社への直接ご注文が確実です)。

『ヘイトと暴力の連鎖』出版以降の約4カ月――。鹿砦社特別取材班はある種の〈社会病理学的行動〉ともいうべき「しばき隊」現象の分析と内実に迫るべく、特に著名人を中心とする関係当事者の言動をつぶさに検証し、多数の人物・団体に対して取材を行った。

きょう、このコラムではまだ、登場人物の具体名は明かさない。しかし取材を進めると、そこには、取材班でさえ予想だにしなかった、直視を憚られるほどの〈闇〉が実在していたことが明らかになった。正直気の滅入る取材であった。海千山千の取材班の中ですら、〈闇〉を目の当たりにして体調を崩すメンバーが出たほどだ。

しかし、われわれは知りえた事実の前で怯んでいるわけにはいかない。その結実を改めて世に問う。新たな「爆弾」の書名は、

『反差別と暴力の正体――暴力カルト化したカウンター-しばき隊の実態』(紙の爆弾12月号増刊。11月17日発売。定価950円)

である。きょうの本コラムを伝え聞けば、震え上がるであろう関係者の姿がわれわれには透視できる。取材班は〈事実〉がどこにあるのか、を当事者への取材を積み重ねることにより浮き彫りにしようと試みた。生半可な取材ではない。

そして、同時に取材班は、本来あるべき〈運動〉の姿とはいったいどのようなものであるか、を各自が模索しながら取材・執筆にあたった。

本書がその明確な回答を提示できているか否かの確信は、正直に告白すればまだわれわれにはない。しかし、『ヘイトと暴力の連鎖』を初級編とすれば、その延長線上に位置づけられる中級編としては十分な内容をお届けできる自信はある。ページ数も188ページと『ヘイトと暴力の連鎖』よりも遙かに増えた。カラーグラビアもある。

われわれは私怨や利潤、いわんやヘゲモニーなどを求めて『反差別と暴力の正体』を編纂したわけではない。まったく逆である。リンチ事件の被害者を蔑ろにし、美辞麗句をまといながら、哲学や思想、人権意識を持ち合わせず、いたずらに暴れまわり、詭弁によって自己保身を図るような「運動」への批判を通じ、あるべき社会運動や、人間の姿を、読者と共に考えたいと願う。

ひたすらその想いで生み出された『反差別と暴力の正体』を是非、お手に取って頂きたい。本書が必ずや読者を驚嘆せしめる、まさに〈紙の爆弾〉であることを予告しておく。

(鹿砦社特別取材班)

『反差別と暴力の正体――暴力カルト化したカウンター-しばき隊の実態』(紙の爆弾12月号増刊。11月17日発売。定価950円)

ヘイトスピーチ対策法成立で西田昌司を英雄視する有田芳生参議への違和

闘いに「一点共闘」は選択肢としてはありうる。獲得目標が同様な場合その課題に限って立場の異なる人たちが、行動をともにすることが、現状打破へ繋がることもないではない。

しかし、「根本的な敵」との共闘はあり得ない。もしそんな模様が展開されたら、どちらかが仮面を被って偽装同調しているか、下心がある(つまり誰かが利用されている)状態である。

自民党の西田昌司参議院議員は、先日成立したいわゆる「ヘイトスピーチ対策法」(以下、「対策法」)の自民党窓口として「正義の味方」になっているようだが、西田と言えば、国会質問でのネッチッこい差別性と、根っからの右翼思想の持ち主として、自民党の中でも有数の右派議員として悪名が高い。

現在も西田のHPには政策として、
・「国防を確かなものに」      自主防衛と集団的自衛権の容認
・「憲法問題の本質」        占領憲法の破棄
・「皇室典範の改正」        男系皇統の維持
・「教育勅語の精神を活かす」  日本人の価値観の再興
・「原発問題」            原発再稼働は稼働せずよりリスクが小さい

などの主張が掲げられている。そして以下の動画だ。この質問は旧民主党政権時代に行われたものである。少々長いが西田の思想を理解するためにご覧頂きたい。


◎[動画]西田昌司議員の質疑(短縮版)

上記の動画は、政治資金規正法により禁止されている外国人からの政治献金を巡って、前原外務大臣(当時)を追及しているものだ。前原が昔から付き合いのある在日韓国人の方から年に5万円の献金を受けていたことを追及している場面だ。確かに政治資金規正法に照らせば前原が受けた献金は違法となる。しかし海外に居住地を持つ外国人と在日の人々を同様に扱う「政治資金規正法」は、それ自体「差別的」ではないだろうか。同様な批判を受けて、外国法人の政治献金については2006年に政治資金規正法の改正で大幅に緩和されている。西田の質問は法的には間違いではないが、ことさら「在日」を強調することにより、国会内での質問とはいえ、「在日差別」の色が濃く滲む。断っておくが私は旧民主党の支持者ではないし、前原の支持者では断じてない。


◎[動画]岡崎トミ子が国家公安委員長時に、西田が行った質問

この映像も岡崎トミ子が国家公安委員長時に、西田が行った質問だ。こちらの質問は国会内で行われたあからさま「差別言辞」と断定してもよいだろう。韓国の日本大使館前で毎週行われている「水曜デモ」に岡崎が参加したことを西田は糾弾し、慰安婦被害者への「金銭的補償」を岡崎が主張していたことを批判している。「水曜デモ」は日本政府への謝罪・補償を求めて「韓国」で行われているデモだ。西田は岡崎への質問の中で「なぜ外国人に金を渡さなければいけないのか」、「従軍慰安婦自体が歴史によって確定されたものではないと思っている」、「私は河野談話自体を認めるものではない」とまで自身の考えを明確に述べている。

最後は首相であった野田への質問だ。ここでは野田と民団のか関わりを追及しているが、民団が呼び掛けた行為は法律によって規制されるものではなく、野田が卑怯にも民団との関係を曖昧に逃れようとしていることから、西田も調子に乗っているがこれは民団に対するとんでもない冒涜だ。重ねて強調するが私は旧民主党、いわんや野田の支持者ではない。


◎[動画]2011年11月15日参議員予算委員会より

西田が国会内で紹介した「差別的質問」を堂々と繰り広げている頃、街頭では「在特会」をはじめとした差別集団、個人が卑劣な行動をエスカレートさせていた。当時西田はネット内で右翼から「西田砲」ともてはやされ、紹介した質問などが右翼思想の側から大層賞賛を浴びていた。

そんな西田が急に懺悔をして、「差別的」な思想を改めるだろうか。西田の国会質問は「失言」ではなく、確信的な思想に基づくものである。そのことは冒頭紹介した西田のHPに現在も堂々と掲載されていることからも間違いない。

ではなぜ、西田が「対策法」の自民党窓口になったのか。その理由の1つは「在特会」をはじめとする街頭差別部隊が自民党(右派勢力)にはもう不要になったからだろう。国会内では西田をはじめ稲田朋美などが先頭をきって、旧民主党政権の「外国人地方参政権」などの施策をぶち壊し、街頭では在特会を中心とする連中が暴れまわった。そして政権は自民党へ戻り、特定機密保護法が成立し、解釈改憲も完了、集団的自衛権を認める「安保法案」も成立した。

西田らにとって、もう街頭での派手な部隊は必要ない。いやむしろ邪魔になってきた。だから喜んで「ヘイトスピーチ対策法」の窓口として手を上げたのだ。さらにここで紹介した西田の過去の質問(これだけに限らず他にもかなりある)は、下手をすると命取りになりかねない。「なぜ外国人に金を渡さなければいけないのか」、「従軍慰安婦自体が歴史によって確定されたものではないと思っている」との西田の思惑とは逆に、

西田昌司議員(自民党)と有田芳生議員(民進党)

「日韓両国政府は28日、従軍慰安婦問題で合意に達したと発表した。韓国の尹炳世外相との共同記者会見で岸田文雄外相は、安倍晋三首相が元慰安婦に対し心からのおわびと反省を表明するとともに、元従軍慰安婦支援のための財団を韓国政府が設立し、日本政府が自国予算で資金を一括拠出することを明らかにした。
 また、岸田外相は慰安婦問題が最終的・不可逆的に解決したことを確認したと述べ、さらに日韓両国政府は国連など国際社会で慰安婦問題に関して互いに批判・非難しないことで合意したと語った」(2015年12月28日ロイター

この決定には様々な問題がある。それは横に置くとして、少なくとも現政権、安倍と岸田は西田の言う「従軍慰安婦自体が歴史によって確定されたものではないと思っている」とは真逆の約束を韓国との間で結んだのだ。

私は「ヘイトスピーチ対策法」に危険性を感じている。その理由は右の写真である。西田の差別的思想と「対策法」がどうして結びつくのか。ニコニコ握手をしている有田芳生議員との写真に読者諸氏は違和感を抱かないだろうか。

からくりは簡単だ。「対策法」は今のところ「差別」を対象にしているけれども、その適応を広げれば(「付帯決議があるから心配ない」と考える善男善女は認識が緩い。総理が憲法の解釈を勝手に変える政権であることを、まさか忘れてはいないだろう)反基地、反原発、果ては反政府言説の全てを取り締まることの出来る21世紀型「治安維持法」導入の一里塚だからだ。これまで警察は「脅迫罪」、「公務執行妨害」、「道路交通法違反」を在特会などに差別集団に適用することに極めて消極的だった。やろうと思えば現行法で逮捕できる場面は数えきれないほどあった。なぜ警察が動かなかったのか。その理由がこの立法を支えるためであったと考えるのは穿ち過ぎか。

西田を英雄視する有田の姿、非常に強い違和感を感じる。

▼田所敏夫(たどころ としお)
兵庫県生まれ、会社員、大学職員を経て現在は著述業。大手メディアの追求しないテーマを追い、アジアをはじめとする国際問題、教育問題などに関心を持つ。※本コラムへのご意見ご感想はメールアドレスtadokoro_toshio@yahoo.co.jpまでお寄せください。

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「しばき隊」高野俊一が「有田丸」に同乗し、愛媛の合田夏樹さんを公開脅迫

 

こんな「チンピラ」まがいの政治活動が許されるのだろうか。
事件は5月29日愛媛県四国中央市で発生した。

有田芳生参議院議員の宣伝車、通称「有田丸」に乗車していた人物が、個人宅と職場を訪れて、数枚の写真を撮影し公開している。

被害に遭ったのは合田夏樹さんだ。合田さんに対しては以前から「しばき隊」中心人物の一人、伊藤大介が公にフェースブックで脅しをかけていた。

実名こそ挙げてはいないものの、合田さんの自宅住所をネット地図でピンポイント特定しているのだから個人を狙った「恫喝」である。伊藤は、知る人ぞ知る「十三ベース事件」こと「しばき隊による集団リンチ事件」の現場にも居合わせた人物である。

「四国で2代目ボンボンの取引先に悪行をお知らせする巡礼しようかな」
「ほぼ丸裸なんだけど、ボンボン泣きいれちゃうかな?」
「つーかお前の自宅私道沿いだからグーグルで確認しずらかったぞ。もう確定したけどな」

などと書き込み、「襲撃」の予告めいたメッセージを発していた(そうでないと言うのであれば、削除する必要も無かろうに、現在このコメントは消されていて見ることは出来ない)。

こんなメッセージを突き付けられたら、どれほど気持ち悪く、不安になることだろうか。合田さんは「連絡をしてきてくれれば、誰とでも話す」とかねてよりツイッターに書いておられたが、「ほぼ丸裸なんだけど、ボンボン泣きいれちゃうかな?」という、一見何も具体的な行為を明示していないが、それだからこそ薄気味悪い表現に、合田さんがどれほどご家族の安否を心配なさっていたことだろうか。

◆有田丸には「しばき隊」メンバーが乗っていた

「有田丸」に乗車していたのは、高野俊一(ツイッターアカウント「チェブ夫」)ともう1名であることは高野自身が書き残しているので間違いない。以下に高野自身が書いたブログのURLを示すが、削除される可能性があるので、主要部分を抽出しておく。http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:qp_ISLLnN8AJ:ossanhitorimeshi.net/%3Fp%3D28339+&

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有田芳生・参議院議員の宣伝カー『有田丸1号』は、ひたすら西日本を走りつづけている。狭いようで、日本は広い。走っても走っても、なかなか隅々まで行き届かないところは、やり甲斐もあるというものだ。

きのうは有田丸、まず福岡。それからそのままフェリーに乗って、四国の松山に上陸した。

おとといは下関、その翌日に福岡から四国では、ちょっと移動が急すぎるのだが、それは人生、色々あるというものだ。
(中略)

有田丸は大分の佐賀関港からフェリーに乗って、愛媛にわたった。そこから延々100キロほどの道のりをさらに走って、松山のホテルに到着。

到着後、ヘイトスピーチ対策法の成立を祝い、打ち上げをしようと居酒屋にでかけた。

有田丸に同乗することになった男性は、僕よりも1年以上前から反差別カウンターに参加している。その男性がカウンターを始めたころは、ヘイトスピーチのデモは数百人、それに対してカウンターは数人、などというのが普通だったのだそうだ。

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写真01
写真02
写真03

高野ともう1名「僕よりも1年以上前から反差別カウンターに参加している男性」が有田丸には乗車していた。

そして5月29日に写真01がツイッター「男組総本部」のアカウントに掲載される

これは合田さんの職場を撮影した写真だ。「遊びに来た。なかなかいいところじゃん。」との書き込みがある。

さらに、この店舗群は合田さんの職場から直ぐ近くの場所に位置する。「ここでお買い物。」をしたそうだ(写真02)

そして、写真03には「カラオケ」の看板が映っているが、ここも合田さんの職場から至近の場所だ。「今夜はここでカラオケ!」との書き込みがある。

さらに「髪も切ったし後は行くところは1つ。謎」とある。「謎」と書いてあるが行き先は合田さんの自宅であることはほぼ間違いない。

時系列的にみると彼らは合田さんの職場周辺をうろつき職場や周囲を撮影後、散髪をして、合田さんのご自宅に向かったと推測される。幸い当日合田さんのお宅にはどなたもおらず、物理的な被害などは生じていないが、近所の住民が、「小太りで小柄な柄の悪い男と普通の体型で小柄で柄の悪い短髪の2人組みが自宅の周辺をウロウロして何度も玄関のチャイムを押していた」姿を目撃している。

前述の通りしばき隊の1人(若しくは2人)は「髪を切った」直後だ。「短髪の2人組」が高野ともう1名である可能性は高い。合田さんの自宅周辺では、普段見かけない「不審人物」への印象が強く残っている。不審人物がうろつくようなことはこれまでこの地域ではなかったという。5月22日に出されていた、伊藤大介による「襲撃予告」が現実のものとなったのだ。

これは明らかな計画的犯行ではないのか。もし、当時ご自宅にご家族が居たら、何が起きていたかわからない。有田はその事実を知っていたのか。否知っていようといまいと個人宅や職場に恫喝まがいの人間が宣伝車に乗って(あるいは至近に駐車しそこから歩いたとしても)訪れば、ご本人たちが大変な不安に襲われることは容易に想像できる。

最後にこの写真をご覧頂きたい。一方は高野(チェブ夫)の、そしてもう一方は有田芳生公式アカウントに掲載されていた高野が食べたうどんの写真だ。同じじゃないか。とうことは有田は高野らの行動を大筋で把握していたという事を意味する。現職の国会議員がその宣伝活動中に、あらかじめ脅迫めいた予告を与えておいた個人宅や職場に宣伝車を差し向けるようなことが許されるだろうか。

有田芳生公式アカウントに掲載されていたうどんの写真
高野俊一が食べたうどんの写真

◆なんと合田さんのアカウントが凍結される!

そして驚くべきことに、合田さんのツイッタ―アカウントが6月3日深夜に「凍結」されてしまう。合田さんは「多数のスパム報告があったのではないでしょうか」と原因を推測しているが、これまで合田さんは他人を貶めるような書き込みをしたことはない。むしろ伊藤大介のような人間から「攻撃される側」に立たされていた。そしてここしばらくは「集団リンチ被害者」である、ツイッター名「主水」を応援する旗幟を鮮明にしていた。「しばき隊」の中には個人で複数(中には10を超える)アカウントを保持していて、合田さんのケースの様に「ネットリンチ」をかける、専門部隊がいるという(元しばき隊経験者)。

彼らは、自分たちと立場が違う、意見が違う人には手段を選ばず嫌がらせを行う。

◆卑劣な行為に屈しない合田さん

だが、合田さんはこの程度の嫌がらせには微動だにしていない。「結局彼らは墓穴を掘っただけですよ」と事もなげに語り、4日午前には緊急で新アカウント「合田夏樹@合田夏樹を応援!」を開設(このアカウント名が奮っている!)

「また卑劣な事をやられると思うので予防策として大勢の方のフォローが必要です。駄文ばかりですが言論の自由や民主主義を守る為にご協力下さい」

とのコメントを掲載したところ、6月5日正午時でフォロワーは1,847人にまで達している。

今回の事件は、合田さんを襲った単なる私人間のトラブルでは済まされない。冒頭述べた通り、時系列的、状況証拠的に有田芳生参議院議員の宣伝車に乗っていた人物が手を染めた可能性が限りなく高い。有田議員並びに、高野俊一(ツイッターアカウント「チェブ夫」)らには明確な説明を行う責任がある。

右翼の街宣車による嫌がらせは有名だが、野党議員の宣伝車による特定個人への嫌がらせなど聞いたことがない。この疑念を明確に晴らすことが出来なければ(灰色では意味がない)、有田が次期参議院選挙に出馬する資格はないだろう。

(佐野 宇)

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