酒井法子(41)の弟で、職業不詳の吉原健(33)=福岡市東区=が、3月27日までに、酒井さんの元夫の父親が経営するスキーショップの従業員を脅したとして脅迫容疑で逮捕されていた。
「吉原は義理の弟で、元・暴力団員。酒井は2009年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され有罪が確定したが、吉原容疑者は『姉が逮捕されたのは、元夫の責任』などと因縁をつけたのです。もともと振込詐欺や不動産ブローカーなどをしていたようですが、ようやく刑務所から出てきたら、姉の酒井法子が元夫にクスリ漬けにされたことに気がついた。暴力団排除条例の影響もあり、うまくシノギができない。そうした欝憤も事件の引き金になりました」(全国紙社会部記者)

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厚生年金基金に2千億円もの穴をあけたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、「詐欺というつもりはまったくなかった」と衆院財務金融委員会で居直った。投資というのは、勝つことも負けることもある丁半博打の世界。浅川社長に様々な問題があったにせよ、相場師に、なぜ負けたんだ、と迫るのは無理がある。

相場の世界がどんなところだか知りたくなったら、平山一郎著『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』(鹿砦社)がお勧めだ。
著者の平山氏は今も塀の中だ。島根県にある「島根あさひ社会復帰促進センター」という、官民協営の刑務所で服役している。平成20年、出資法違反と詐欺で逮捕され、懲役4年、罰金300万円の実刑判決を受けた。この本は獄中で執筆されたものなのだ。

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「前田敦子の卒業宣言で、秋元康が手がけていたおニャン子クラブの最後のほうを思い出しましたよ。あのときも人気が落ちかけていたおニャン子を、解散をエサに相当引っ張ったでしょ」(芸能ジャーナリスト)
人気グループ「AKB48」の前田敦子(20)が3月25日、さいたまスーパーアリーナで開催したコンサートで、グループを卒業することを発表。どの年代も、ひとりの20歳の女の将来性をそこかしこで語り始めた。たいへんな影響力である。

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メディアにばらまかれた、年間2000億円ほどの東電の広告費。そこにこめられていたのは「原発について多少危険があっても、黙認してくれ」というシグナルである。
小学館の罪にも触れよう。
『週刊ポスト』には、震災前の1年間に16ページほど東電関連広告が入っている。東電の接待は、事故や不祥事の直後に豪華になる。海外出張のときに現金を渡したり、誕生日や家族の記念日にかこつけて数十万円の商品券を送ったりもした。

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出たよ、という感じだ。命をかける、と政治家が言う時。それはウソをつく時だ、とほとんどの国民が気付いているだろうに。
3月24日、「日本アカデメイア」の会合で野田佳彦首相は、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革について、「決断できなかったならば、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で政治生命をかけて、命をかける」と語った。

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「まさか警察が犯罪の証拠として重要なブツを処分していたとはね。あきれるを通りこして悲しいね」(弁護士)
大阪市平野区で平成14年に起きた母子殺害放火事件の判決が、法曹界のみならず世間をにぎわせている。

事件は2002年4月14日に起きた。大阪府大阪市平野区のマンションで、主婦(当時28歳)が犬の散歩用のひもで首を絞められて殺害され、長男(当時1歳)は浴槽に沈められて水死。その後に部屋に放火された。

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民主、自民、公明3党の幹事長、政調会長は、2012年度から子ども手当を廃止、児童手当を拡充して復活させることで合意した。

「そもそも、民主党はマニフェストで、11年度から『中学卒業までの子供1人あたり月額2万6000円を支給する(10年度は半額)、しかも国費で全額やりくりできる』とぶちあげていました。だが10年度の子ども手当は財源が足りなくて運用できず、自治体や企業は、かつての児童手当のシステムを活用せざるを得なくなり、11年度分でも制度設計が成り立ちませんでした。この破綻で、世のお母さんは、家計にずいぶん狂いが生じました」(マーケット・アナリスト)

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「今年はオリンピックだっちゅうのに、いったい何やってんのやろ」
それほどスポーツ好きではないのに、日の丸・君が代が問題になると、決まってオリンピックを持ち出す友人が言う。口元チェックで話題になった大阪で、国歌斉唱で起立しなかった教職員が29人いたことを嘆いているのだ。
「ワールドカップの時にたまたま見たんやけど、スペインの選手は誰も国歌を歌ってなかったで。愛国心がないさかい、あんなに国がガタガタになるんや」
「ちょっと待てよ。スペイン人が国歌を歌わないのは当たり前だよ」
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「ABCホームの元会長と暴力団のつながりは、かなり前からあった。それに韓国のチェジウ島ほかでのカジノでの詐欺の件もある。もう少し早く逮捕状が出てもよかった」(警視庁詰め記者)

差し押さえを受けたビル一部の登記を偽って競売を妨害した疑いが強まったとして、 警視庁組織犯罪対策4課は3月6日、競売入札妨害容疑などで不動産会社「ABCホーム.」の塩田大介元会長(44)ら2人の逮捕状を取り、共犯の元会長の兄で同社社長、 雄司容疑者(45)=東京都港区=と不動産会社社長、小野塚清容疑者(63)ら4人を逮捕した。

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「みなさんが何を言っても、委任状ですでに過半数をとっているんです。何をやっても無駄です」
昨年6月28日、東京電力の第87回定時株主総会で、勝俣恒久会長が放った言葉だ。
原子力発電からの撤退を決議する議案が、402名の株主によって提出された。会場では、明らかに賛成の挙手が多かった。
勝俣会長は、委任状の存在によって、反対多数だとして、これを否決した。
あらかじめ、出席しない大株主たちから、委任状を取っていたのだ。

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