先にも紹介した『島唄よ、風になれ! 「琉球の風」と東濱弘憲』(鹿砦社)だが、限定1000部で、DVD付きの特別限定保存版が出た。
熊本市内の沖縄料理店「ゆがふ」の店主、東濱弘憲の一声で始まった、フェスティバル『琉球の風』は、今年で6回を重ねた。
東濱弘憲は昨年4月24日、逝去した。がんの再発が告げられたのが、その2年前。病と闘いながら、『琉球の風』の開催を続けていた。

同書には、出演者やゆかりのあるアーチスト、宮沢和史(THE BOOM)、宇崎竜童、島袋優(BEGIN)、ネーネーズ、鳩間可奈子、藤木勇人、大島保克、内田勘太郎、新良幸人、下地勇、よなは徹、ボブ石原、のインタビューも収められている。
この顔ぶれを見るだけで、このフェスティバルの質の高さが分かるだろう。

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歌手の華原朋美が、熱烈な求愛を受けてきた竹田恒泰を、公衆の面前でフッたと話題である。華原朋美(39)は、25日、一部で新恋人と報道されたタレント学者の竹田恒泰氏(38)について、交際していないと公開の場で宣言した。

それは竹田氏が訪れた華原のライブ「DREAM~TOMOMI KAHARA CONCERT 2013~」(渋谷・NHKホール)でのことだった。芸能紙の報道によると、アンコールになって「今日は竹田君がコンサートを見に来てくれてるんですよね」と切り出した華原は、熱愛報道について「本当に違うんです、付き合ってません」とキッパリ否定した。そして「支えてくれるし理解してくれるし、頑張れと背中を押してくれる大事な方。彼氏になってほしいと思ったら『彼氏になって』って言います。でも今のところないです。ごめんね(笑い)。でも本当のことだから」

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エン・ジャパンの調査によると、退職時に本当の理由を伝えなかった割合が45%となっている。あえて隠す必要のない理由で退職する人のことも考えたら、会社に何らかの不満があって辞める人が、建前の理由を伝える割合はもっと上がるだろう。

建前として伝えた退職理由は「家庭の事情」「仕事内容」「体調」の合計で68%にもなるが、本当の理由は「社風や風土」「人間関係」「給与」「待遇」の合計で66%となる。いかに本音を隠して円満退社をしているかが伺える。

生活術や仕事術といった書籍でも「会社の不満を言ってキャリアに傷をつけるよりは、円満に退社するべき」といった意見が書かれている。私が20代の頃に買った仕事術の本にも同じようなことが書かれていた。確かに自分のことだけを考えれば当然のことだ。円満退職していれば、仲の良かった元職場の人とも交流が続くこともあるし、コネやパイプも残せる可能性がある。しかし会社と喧嘩して辞めてしまえば、それらを失うばかりか、元職場から悪評が流される恐れもあり、同じ業界に転職する場合は大きな足かせになる。

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普通なら返済が終われば破棄してしまう借用書が、今さら出てくるとは、「エビデンスが大事」と言ってきた、猪瀬直樹ならでは、といったところか。
猪瀬直樹知事が、「徳洲会」グループから選挙前に5000万円を受け取っていた件。11月29日からの都議会定例会で、追及を受けるのは必至であろう。

人間というものは、知識や経験によって変わってくるものだが、基本的な行動様式は変わらないものなのだな、としみじみと感ずる。
猪瀬知事はノンフィクションライターであった。権力の闇を突いてきた彼が、なぜ自分のことになると曖昧模糊とした説明しかできないのか? といった、疑問や批判が巻き起こっている。
だが忘れてはならないのは、猪瀬はノンフィクションライターになる前は、革命家だったことだ。

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熊本で行われたフェスティバル『琉球の風2013』に参加してから、下地勇というアーチストにはまっている。沖縄の宮古島のことば、宮古口(ミャークフツ)で、彼は歌う。
『島唄よ、風になれ! 「琉球の風」と東濱弘憲』でインタビューに応えてくれた宇崎竜童は、下地勇の歌は、最初聴くと、シャンソンみたいに聞こえる、と言っていた。

ヒット曲『おばぁ』を聴くと、確かにシャンソンみたいだ。
『おばぁ』の歌詞の一部を文字にすると、「ヴ’ ヴぁが つ^ふい^ い^ずぬ まあすにぬ いつ^ばん む’ まむぬてぃ」となる。
標準語にはない、Vの音があるのだ。「つ^」などと表記されている文字は、zzzzやssssの発音を伴う。

宮古口で、神や蟹は仮名で書くと「かん」だが、神はkam̩で、蟹はkanだ。
標準語にはない発音が宮古口には多く、その連なりはフランス語の音によく似ている。
なにしろ、「畑」は「パリ」というのだ。

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うちの近くの小さな書店がつぶれた。すぐそばに大型書店があるのだから、よく今まで頑張っていたと思うが、とうとう力尽きた。
1999年に全国で22296軒あった書店は、2013年の5月には14241軒になった。8055軒の減少。1年に537軒が無くなっている。

出版不況の中でも、エロ業界の苦境は際だっている。サン出版は、子会社のマガジン・マガジンに社員を移して解散。竹書房はエロ本から撤退。東京三世社や英知出版、平和出版は倒産した。
KKベストセラーズの『ザ・ベスト』本誌が廃刊になったのは、2011年の夏だった。
かつては隆盛を極め、『ザ・ベスト スペシャル』『ザ・ベスト オリジナル』などたくさんの姉妹誌が出ていた。『ザ・ベスト』廃刊の時に打ち合わせに行くと、だだっ広いフロアにたった一つだけになった机の島に、姉妹紙の編集長だった者が、一編集者として肩を寄せ合っていた。まるで冬山で、1つのたき火に集まって、なんとか暖を取っているように。

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今回の来日に際し「年齢的に最後だ」「今後ポールを観ることはできないだろう」とあちこちで言われ、書かれていた。ステージを観る限り、そんな心配は不要だ。ポールの敬愛するチャック・ベリーだって80歳を越えてまだライブをこなしている。きっと10年経っても、ポールは同じようにステージに立っているだろう。むしろ、20曲2時間程度でステージを終わらせる若手ミュージシャンに言いたい。ポールは70歳を越えて40曲弱、3時間近いライブをやっていると。

曲目も圧巻だ。ビートルズ時代からウィングス、ソロ作品とヒット作、有名作、多くの記録を打ち立てた曲の数々をこれだけ披露できる人物は、他にはいない。

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中国では、北京の天安門前に続いて、山西省の共産党ビルに対する爆破テロ事件が生じた。
実はこうしたテロ事件は氷山の一角で、ここ20年間、開放改革によって著しく拡大した貧富格差によって、貧しい農民たちによる武装叛乱事件が続発している。その数は、年間大小の叛乱は数万件にも及んでいる。
1989年6月4日の天安門では、学生、学者などの知識人を中心とした蜂起であった。
その後、中共政府は知識人の不満を緩和するために、一層開放改革の速度を速めた。
その結果、知識人たちは事業を興し、金と名誉と安定した生活を獲得した。
その一方、開放改革に取り残された農民たちは著しく貧しくなり、喰うや喰わずという情況に陥った。

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メジャーリーグ機構(MLB)と日本野球機構(NPB)の間で、合意寸前までいったのに、白紙に戻った新ポスティング制度。年末までに合意するはずなのだが、いったいなにがどうなっているのか、本当にわかりにくい。

「新制度は、かつての制度の最高金額を、日本の球団がそのまま受け取るシステムから、最高額と二番目の中間に金額を減らすとしたもので、十月末にはほぼ合意。ところが、11月1日に日本プロ野球選手会の嶋会長(楽天)がストップをかけた。結果、11月14日に『2年間、限定とする』としたものの、MLBはおかんむりに。アメリカ側でくすぶっていたポスティングシステムの制度そのものの反対論を再燃させたのです」(スポーツ紙関係者)

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11月18日、東京ドームにポール・マッカートニーが「Get Back」帰ってきた。11年振りの日本公演は「Eight Days A Week」で幕を開ける。ビートルズ時代には演奏されなかった曲が、今回のワールドツアー「Out There」で披露されることとなった。

2曲目は先月発売されたばかりのニューアルバムから「Save Us」を熱唱。たった2曲で、50年にも渡るポールの長い歴史を感じさせてくれる。アップテンポで激しいロックナンバーを歌うポールから、トップスターであり続けている貫録が感じられる。

ブラジルから始まった今回のワールドツアーでは、ビートルズの曲目が多いことが話題になっていた。演奏曲の半分以上がビートルズ時代のものだ。私がオールド・ロックンロールに興味を持ったのも、ビートルズからだ。1970年代に生まれた私は、エルヴィス・プレスリーに間に合わなかった。バディ・ホリーもエディ・コクランも既に亡く、ジョン・レノンは私が3歳の時に亡くなった。当然ビートルズにも間に合わなかった。

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