「閣僚が選挙活動に抵触する書類にサインするとは、あいた口がふさがらない。一度、全員の閣僚を集めて心構えでもレクチャーしたらいいのでは」とベテランの政治ジャーナリストが言う。
前田武志国土交通相は4月17日午前、衆院国土交通委員会に出席し、岐阜県下呂市長選で特定候補の支援を依頼するサイン入りの文書を郵送した問題について「誠に軽率であり、深く反省している。今後この反省の上に立って職務の遂行には慎重を期していく」と述べ、陳謝した。その上で重ねて辞任を否定した。

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