文章術を教えていた、80代になる「先生」がよく言っていたのは、「愛人を作るのなら、一流の女優にしろ。二流三流だとマスコミがやってきてスキャンダルになるからな。一流なら、協力してくれなくなるのを恐れて、マスコミもたとえ気づいても記事にしないから」ということだった。

「先生」には、美人の奥さんがいたが、奥さん公認で愛人がいるのだという。愛人というのが一流の女優だというのだ。「先生」になる前はシナリオライターだったから、女優と縁があったというわけだろう。いったい誰なんだろうと、頭を巡らしていたのだが、まるで見当がつかなかった。

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