今は亡き三浦和義氏は「ロス疑惑」によって自らが人権侵害を受けた経験から、人権問題に関わるようになった。特に、無実を叫びながら逮捕された人たちの救援に尽力してきた。しかし一方で、その言動が問題になることが度々であった。

1つは奇行により騒がれることだった。2度にわたり万引きの疑惑を持たれたのだが、これはどちらも短気を起したことが原因だった。

まず、書店でのことだ。彼が代金を支払わず本を持って出る様子が防犯カメラに映り、このため警備員が駆けつけたところ、会計ではなく注文などをするカウンター前にいた。ここで支払いができると思ってしまったと言うので、盗む気はなかったと考えられるから嫌疑不十分ということになったが、そもそも、会計をしようとしたら他の客が並んでいたので、待つのが嫌だからと別のカウンターへ行ったと言うのだ。

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