都内のマンションでコカインを所持していたとして、麻薬取締法違反(所持)で逮捕された女優でグラビアアイドルの高部あいが「韓国での再デビュー」を狙っているという。

「実は影で動いているのは、AV界や格闘技に顔が利く元写真集のコーディネーターA氏です。一時期、韓国の芸能界でモデルプロダクションを経営補佐し、韓国映画業界にも顔が利く人物。高部を整形させて名前を変えて、韓国映画のオーディションを受けさせるというウルトラCの方向でひそかに動いています。国内ではもう、再デビューの目はありませんからね」(芸能ジャーナリスト)

高部あい主演『女子高生ゾンビ』(2010年GPミュージアム)

すでに高部あいは、大手事務所を解雇され、タレント活動ができない状態だが、引退の話はいっこうに出ていない。
「やはりあのキュートなルックスと、記者の質問にもすぐに頭を回転させてこたえる賢さは捨てがたく、“海外なら成功する”と確信したA氏が、顔面整形後、高部あいのプロフィールと動画をもって、コネクションがある韓国芸能界に持ち込む予定です。前もって有力者に話をしたら、感触はかなりいいそうです。すでに別の芸名をどうするか検討中のようです」(同)

高部周辺に聞いてみると、もはや本人は日本に未練はないようだ。
「逮捕直後に、ありもしないSEX流出画像がネット上にアップされていたり、まったく根も葉もない男関係のニュースが流れたので、本人はもはやうんざりしているようです。はっきりいって日本にはなにも残すことはないようですね」(同)

高部がコカインを入手したルートは、「六本木ルート」とも呼ばれ、あたかも「芸能界を汚染するドラッグ」の全容が判明するかのような報道も見られた。
「そんな単純に解明できるルートじゃありませんよ。まあ警察に、ルートを吐露してしまって、闇社会から追われて海外への脱出を狙っている、とみるのが自然かもしれませんね」

いずれにせよ、高部あいの逮捕で、再び警察内部では、芸能人の取締りを強化しているという。
「このところ、歌手のディナーショーなんかは私服警官が内偵で来ているという話ですからね。もしかしたら、もうすでに、大物芸能人を数人マークしているという話もあります」(同)

さて、「海外高飛び」を狙う高部が残した「芸能人への薬物疑惑」はしばらく続きそうだ。(鈴木雅久)

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