今年3月28日はボージョレーヌーボーならぬ、高橋みなみの『スクープ戦』解禁日だ。今か今かと高橋みなみの『AKB卒業』を手ぐすね引いて待つ、写真週刊誌スタッフや記者たちの鼻息は荒い。

『ミニマムAKB48 高橋みなみ②』(鹿砦社2012年6月4日)

「高橋は堅いイメージがありますが、意外に遊び人。知る人ぞ知る 『合コン』好きですからね。週刊誌にすっぱ抜かれたことがありますが、あれはほんの一部。今まではたとえ乱れた合コンの写真が撮影できたとしても、AKBは “業界内バーター”つまり、『写真をださないかわりに、うちのメンバーのインタビュー、もしくはグラビアをいかがですか』と写真週刊誌やカメラマンをとばして出版社のお偉方相手に取引きでなんとか隠ぺいしてきました。実際、高橋みなみが男性タレントにへべれけになってしなだれかかってカフェバーから出てくる写真や、六本木の高級カラオケ店から手をつないで男性と出てくる写真を抑えた週刊誌スタッフもいたのですが、ことごとく“取引き”でにぎりつぶされてきたのです。そうしたスクープ戦で一敗地まみれたカメラマンやスタッフたちが『今度こそ 高橋のスクープ写真を抑えて掲載まで持ち込んでやる』と今から鼻息が荒くなっているのです」(スポーツ紙芸能記者)

放送作家からの情報によると
「すでに高橋は気分的には『恋愛禁止』の縛りが外れたと浮かれているふしもあり、仲がいいメンバーに『こっそり彼氏と温泉に行きたい』などと漏らしているといいます。まあ、まだ彼氏ができていないようですが、事務所が同じで仲がいい小嶋陽菜や峯岸みなみと一緒に遊ぶのもこれから難しくなるので、ひそかに『卒業コン』を企画しているよう ですよ」(同)

高橋みなみ(AKB48)『リーダー論』(講談社2015年12月24日)

しかしそう遊んでもいられない。「高橋みなみプロデュース公演」が8公演も控えており、ファッション雑誌の撮影や、つぎの総監督に指名した横山由依へのバトンタッチもおいおい行っていかないとならない。

「報道によると、芸能界を引退して事業家になるようなことが言われているが、引退後のオファーもひっきりなしに来ている。映画、ドラマの話も来ているようです。まあ来年いっぱいは、多忙な毎日になる可能性が高いのでは」(同)

卒業はどうすごすかは、高橋みなみ本人のみぞ知る『秘匿事項』だ。いずれにしても、引退公演のその夜から、カメラマンや記者たちが『ここぞ』とばかりに高橋の乱痴気写真を追いかける。記者やカメラマンとの戦いからは、“卒業”できそうもない。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

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