ミャンマー(ビルマ)では1988年の大規模な民主化動乱以後、軍事政権による弾圧によって、多くの民主化活動家が世界各国に逃亡した。祖国の「民主化」が少し進んだ今も、日本に流れ着いたミャンマーの民主化活動家の多くは、日本に住んでいる。ミャンマー政府は、彼らの帰国に対して数百万円単位の納税を課す。だから民主化活動家は事実上、ミャンマーに帰ることが困難になっている。彼らは日本でコミュニティを形成し、新たに来日するミャンマー人の面倒をみている。

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