14日に行われた中国国家主席選挙で、習近平氏が国家主席の座に着いた。党・軍・国家の最高権力を習近平氏が握ることになる。習氏は、日本の尖閣諸島国有化を非難して反日行動を主導し、日本の領海・領空侵犯を常態化させた張本人だ。
14日の全国人民代表大会では、国家海洋局の権限強化を目的とする法案も可決された。尖閣の問題で日本と対峙するために習国家主席周辺が主導した案件といわれる。
すでに3月8日、中国国家測量地理情報局の李朋徳副局長は、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は正確に測量されていない。今後、適当な時期に測量局員を派遣して実際に測量する」と語っている。中国が公務員を尖閣に上陸させることを示唆する発言だ。

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