筆者は当欄で、2010年に下関市であった女児殺害事件に関し、無実を訴えながら裁判員裁判で懲役30年の判決を受けた在日韓国人の男性・湖山忠志氏(30)=最高裁に上告中=の冤罪疑惑や山口地検・保木本正樹三席検事(当時)の取調べ中の民族差別発言疑惑を繰り返し報告してきた。また、昨年1月16日付けの「頼りにならない最高検監察指導部」(http://www.rokusaisha.com/blog.php?p=2101)という記事では、この事件の裁判員裁判で澤田康広次席検事(当時)ら山口地検職員が山口地裁に請求して取得した特別傍聴券により毎回6席の傍聴席を占拠していた問題についてもレポートした。この澤田次席検事らの傍聴席占拠問題をめぐり、最近になり事態の進展があったので、お伝えしたい。

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