これって、音楽だけのライブでも楽しめる。舞台の端の洞窟のようなブースにうっすら見える、シンガーや弦楽奏者の姿を凝視しながら、そう思った。
シルク・ドゥ・ソレイユの公演「オーヴォ」が、お台場に建てられた巨大テントで行われている。
カナダのベサンポールで、大道芸から育った総合芸術が、どんなものだか見てみた。
「オーヴォ(OVO)」は、ポルトガル語で「卵」のこと。虫たちの世界を描いている。
体をひねらせて宙を舞うパフォーマーたち。その妙技の質は高い。
メンバーには、シドニー・オリンピックにイギリス代表として出場した、リー・ブレアリーもいる。
ジャンプで壁面を上ってコオロギを表現する。他のメンバーの動きも、彼に引けを取らない。
当欄では、「冤罪疑惑」と「検事の取り調べ中の民族差別発言疑惑」を繰り返しお伝えしている2010年発生の下関女児殺害事件。一貫して無実を訴える被告人の湖山忠志氏(30)は一昨年7月に山口地裁(長倉哲夫裁判長)の裁判員裁判で懲役30年の判決を受け、今年1月に広島高裁(木口信之裁判長)で控訴を棄却されたが、現在も無罪への希望を捨てず、最高裁に上告中だ。
フリージャーナリストの今井亮一さんが2011~2012年に「大髙事件」と呼ばれる刑事事件の裁判を取材していた際、東京地裁に「虚偽の記者席」で傍聴を妨害されたなどとして、国に1万円の損害賠償などを求めて同地裁に起こした国賠訴訟の控訴審で、またしても姑息な判決が出た。
3月27日、静岡地裁は、袴田巌元死刑囚に関する再審の開始を決定。袴田さんは釈放された。事態の推移を見守っていた多くの人々から、喜びの声が上がった。
終了が決まった『森田一義アワー笑っていいとも』に、安倍総理が出演したが、このときスタジオ周辺には『安倍晋三アホー辞めていいとも』という皮肉のプラカードを掲げた人たちがやってきたことで、また話題となった。