堀田春樹
メインイベンターは馬渡亮太。エース格は睦雅。注目度ではHIROYUKIがどんなインパクトを残すか。
◎KICK Insist.23 / 7月13日(日)後楽園ホール17:15~
主催:ビクトリージム / 認定:ジャパンキックボクシング協会
今月はWMOの戦い。世界の頂きに立てるか。馬渡亮太がジャパンキックボクシング協会以外でも試合を行ない、実績を積み重ねての挑戦です。

◆第13試合 WMO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 5回戦
Champion.オーウェン・ギリス(イギリス)vs 挑戦者11位.馬渡亮太(治政館/2000.1.19埼玉県出身)
オーウェン・ギリスは3月にWMO世界王座を獲得。
馬渡亮太はWMOインターナショナル スーパーバンタム級チャンピオン。

◆第12試合 63.0kg契約3回戦
WMO・INスーパーライト級チャンピオン.睦雅(ビクトリー/ 1996.6.26東京都出身)
vs
タイ・ジットムアンノンStadiumライト級4位.ペットムアンデット・コルウッティチャイ(タイ)
睦雅(=瀬戸睦雅)は3月23日にポムロップ・ルークスワンを左フック一発で初回TKO勝利し、5月にタイ・ルンピニースタジアムでのONE Friday Fightsに出場し、ミャンマーの選手に判定勝利。ONEでは通算4戦3勝1敗。

◆第11試合 57.5kg契約3回戦
WMO・INフェザー級チャンピオン.瀧澤博人(ビクトリー/1991.2.20埼玉県出身)
vs
ヌンプーシン・コルウッティチャイ(元・BBTVバンタム級5位/タイ)
3月23日にプラカイトーン・トー・タラヤンにKO勝利した瀧澤博人が続いて出場。

◆第10試合 54.5kg契約3回戦
HIROYUKI(=茂木宏幸/RIKIX/1995.10.2神奈川県出身)
vs
アカラデット・クェイバンコーレーム(元・ジットムアンノン・フライ級3位/タイ)
新日本キックで2017年に瀧澤博人から王座奪取した元・日本バンタム級チャンピオンの茂木宏幸はジャパンキックに2度目の出場。ONE Friday Fightsにも出場など活躍する勢いで波乱を起こすか。。

◆第9試合 60.5kg契約3回戦
キヨソンセン・ビクトリージム(元・WMO・ICスーパーフェザー級Champ/タイ)
vs
WMC日本スーパーフェザー級チャンピオン.吏亜夢(ZERO)
◆第8試合 52.5kg契約3回戦
ジャパンキック協会フライ級1位細田昇吾(ビクトリー/1997.6.4埼玉県出身)
vs
ゴリム・クェイバンコーレーム(元・True4Uフライ級9位/タイ)
3月23日にKO負けを喫し再起を賭ける細田昇吾。
◆第7試合 ウェルター級3回戦
ジャパンキック協会ウェルター級3位.正哉(誠真)vs 同級5位.我謝真人(E.D.O)
◆第6試合 スーパーフェザー級3回戦
ジャパンキック協会フェザー級3位.石川智崇(KICKBOX)vs 青木大好き(OZ)
◆第5試合 58.0kg契約3回戦
ジャパンキック協会フェザー級4位.眞斗(KIX)vs 松岡優太(チームタイガーホーク)
◆第4試合 73.0kg契約3回戦
白井大也(市原/千葉県市原市出身/22歳)vs タイン・ノーナクシン(タイ)
◆第3試合 スーパーフライ級3回戦
花澤一成(市原/2004.4.9千葉県市原市出身)vs 磯貝雅則(STRUGGLE)
5月25日に地元市原興行で3年ぶり勝利をノックアウトで飾った花澤一成。ここから浮上成るか。
他、新人戦2試合、アマチュア1試合。
※ ※ ※
◎NJKF 2025 west 3rd / 7月20日(日)開場12:45 / 開始13:00
主催:誠至会 / 認定:NJKF
会場:堺市産業振興センターイベントホール(大阪府堺市北区長曾根町183-5)
NJKFでは関西エリアでも定期興行が行われています。更なる上位目指す佐藤亮、5月11日に新日本キックボクシング協会TITANS NEOS 36で快勝した期待の新人、庄司翔依斗出場。

◆第12試合 60.0kg契約3回戦
佐藤亮(NJKFスーパーフェザー級認定王者/健心塾)
vs
KTKフェザー級7位.ソ・ヨンテク(韓国)
◆第11試合 Semi Final ライト級3回戦
NJKFライト級4位.麻太郎(健心塾)vs NJKFライト級5位.田邊裕哉(京都野口)
ヒジ打ちによる2連続KO勝ちの麻太郎。
◆第10試合 フェザー級3回戦
NJKFフェザー級7位.坂本直樹(道場373)vs 同級8位.森田陸斗(誠至会)
◆第9試合 スーパーウェルター級3回戦
NJKFスーパーウェルター級2位.岩本光太郎(誠至会)vs 村木大樹(京都野口)
◆第8試合 バンタム級3回戦
NJKFバンタム級5位.中島隆徳(GET OVER)vs 天(誠至会)
◆第7試合 スーパーライト級3回戦
中野功貴(誠輪)vs 天の助(ノーナクシンムエタイ)
◆第6試合 女子ミネルヴァ・アトム級3回戦(2分制)
ピン級4位.杉田風夏(谷山ジム小田原道場)
vs
アトム級6位.RIANA(TOKEN)
◆第5試合 50.0kg契約3回戦
庄司翔依斗(拳之会)vs マグナム・カンタ(直心会)
他、新人戦4試合、アマチュア NEXT☆LEVEL関西王座各階級決定戦(数試合)
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◎MAGNUM 62 / 7月27日(日)後楽園ホール17:15~
主催:伊原プロモーション / 認定:新日本キックボクシング協会
日本スーパーフェザー級チャンピオン木下竜輔は出場予定だったが、体調不良による欠場は残念。NJKFから山浦俊一と岩橋伸太郎が参戦。ジョニー・オリベイラが岩橋伸太郎を迎え討つ。

◆第16試合 59.0kg契約 木下竜輔(伊原)欠場
NJKFライト級1位.山浦俊一(新興ムエタイ)代打出場
vs
ガン・エスジム(元・ラジャダムナン系フェザー級5位/タイ)

◆第15試合 ライト級
ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル)vs NJKFライト級2位.岩橋伸太郎(エス)
岩橋伸太郎は4月20日にTAKUYA(K-CRONY)にノックダウン奪って判定勝利。

◆第14試合 女子ミネルヴァペーパー級3回戦(2分制)
ペーパー級2位.AIKO(AX)vs 同級3位.Uver∞miyU(T-KIX)
◆第13試合 フライ級2回戦
手塚瑠唯(VERTEX)vs 渡邊匠成(伊原)
◆第12試合 スーパーフェザー級
山本龍平(拳粋会宮越道場)vs 翔吾(DANGER)
◆第11試合 62.0kg契約
平田康輔(平田)vs 光基(DANGER)
◆第10試合 フライ級
トマト・バーテックス(VERTEX)vs RIKIYA T-KIX(T-KIX)
他、アマチュア含む10試合予定。
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◎SHOOT BOXING 2025 act.4 / 8月9日(土)後楽園ホール17:30~
主催:(株)シーザー・インターナショナル / 認定:シュートボクシングコミッション
放送・映像制作:U-NEXT
キックボクシングから約20年遅れて誕生の、創設40周年を迎えたシュートボクシング。定期的イベントはなかなか豊富である。

以下、概要は配信リリースを引用しています。
これまでにライト級(SB-62.5kg)、スーパーフェザー級(SB-60.0kg)、フェザー級(SB-57.5kg)の国内三階級を制覇した笠原弘希は現在、スーパーライト級(SB-65.0kg)を主戦場に4階級制覇も目指しており、2月にコムキョウ・シットポージョーウォー(タイ)に1ラウンドKO勝利。4月にはジャック・ラーチャーノン(タイ)との再戦で勝利しリベンジ成功。今回、どのようなマッチメイクが組まれるか。
11月24日(月・祝)に創設40周年記念イベントで開催されるS-cup世界フェザー級トーナメントの決勝戦での山田ツインズ対決実現に燃えている山田彪太朗と虎矢太が2月以来の揃い踏み。兄・彪太朗は4月、川上叶の挑戦を退けSB日本フェザー級タイトル初防衛に成功。弟・虎矢太は6月、魁斗を1ラウンドTKO勝利で強烈なインパクトを残している。
第6代RISEフェザー級チャンピオン安本晴翔(橋本道場)もS-cup出場を視野に入れての出場。S-cup出場権を懸けた熾烈なサバイバルマッチ査定試合として3人にはどんな相手が用意されるか。
6月興行でSB日本スーパーウェルター級1位、RYOTAROを2ラウンドに左ハイキックで沈めた高橋幸光(飯伏プロレス研究所)も連続出場。タイトル戦線に絡む試合が組まれるか注目。
◆出場予定選手
笠原弘希(SB日本ライト級Champ/シーザー)
山田彪太朗(SB日本フェザー級Champ/シーザー)
山田虎矢太(SB日本スーパーバンタム級Champ/シーザー)
安本晴翔(第6代RISEフェザー級Champ/橋本道場)
高橋幸光(WMC日本スーパーライト級Champ/飯伏プロレス研究所)
以上は7月7日にシュートボクシング協会よりリリースされました情報です。対戦カードは今後決定していく模様です。毎度リリースを頂きながら取材も告知にも至らず申し訳ありませんが、今回は興行予定を活用させて頂きました。
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キックボクシングとシュートボクシング。似て非なるものでも原点は一つ。どちらも進化を遂げて来ました。シュートボクシングも今後は拾える話題は扱っていきたいところです。
そんな中、新日本キックボクシング協会から枝分かれした三派。“協会”と名の付く団体の原点は日本系(=日本キックボクシング協会)となりますが、元の一つに戻らないかなあと願うファンも多いのです。連立政権ではないが纏まれば強い勢力になりますね。という取り上げるほどのことではない春樹のひとり言でした。
▼堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」