藤本和貴夫氏の逝去に革命の意味を研鑽していた青春を想起する

鹿砦社代表 松岡利康

ロシア史専攻の藤本和貴夫さんの訃報が伝えられました。

藤本和貴夫氏の逝去を報じる朝日新聞2026年2月3日夕刊

藤本さんと出会ったのは学生時代でした。

当時の鹿砦社が出版した『赤軍の形成』に掲載されていた「赤衛隊から赤軍へ」という長い解説文を読んで講演に招いたことがきっかけとなりました。学生時代から当時の鹿砦社の本を読んでいましたが(一番感激したのは学費値上げ阻止闘争で逮捕され勾留された京都拘置所で読んだ『左翼エス・エル戦闘史』でした)、まさか、その私が鹿砦社の経営を引き継ぐとは思ってもいませんでした。早々、鹿砦社を紹介してくれたのも藤本さんでしたし、取次会社との契約更改の保証人にも就いていただきました。

卒業後も付き合いは続き、連続講座をやってもらったこともありました(画像参照)。

[右]かつて行った連続講座の案内(旧『季節』4号掲載、1980年11月10日発行。まだ20代でした)/[左]『季節』4号表紙。藤本氏のみならず、湯浅赳夫氏ら懐かしい名が。榎原均氏、さらぎ徳二氏も寄稿されてました。特集は「社会主義と民族問題」、今読んでも考えさせられます。学究畑の方も、名だたる党派の幹部も、混然と寄稿されているところに、この雑誌の特徴があります。この号はすこぶる好評で品切れです。時々、当時の『季節』を読んだという方に遭遇し、それだけで打ち解けます。

当時はまだロシア革命への幻想があって、この問い直しを試み、そして革命の意味を探究するということでした。反(非)日共系は、スターリン主義に反対しレーニン主義を問い直し、トロツキーから左翼エスエル、クロンシュタット叛乱、マフノ……などを読み込んだものでした。第一期トロツキー選集は全巻揃えたものですが、誰かに貸したままです。「ロシア革命の栄光であり誇り」といわれたクロンシュタットや左翼エスエルを弾圧したのが、軍を掌握したトロツキーという歴史の皮肉、今でもロシア革命が歪曲されたのは、ここのところだと思っています。私も、クロンシュタットについての論文を翻訳し掲載しています。

それにしても、私よりも上の世代、同世代、ちょっと下の世代がどんどん亡くなっています。中道武美、内藤隆両弁護士など、鹿砦社の裁判闘争を長年支えていただきました。

やり残しているものは何か?

焦りに苛まれます。

(松岡利康)

《表紙》『原子力明るい未来のエネルギー』 紆余曲折を経て 今は文字盤だけが倉庫に眠る(絵=鈴木邦弘)

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国交省発表「旧森友学園用地から新埋設ごみ5000トン」の詐術 国有地から湧き出るごみは背任の証

青木泰(紙の爆弾2026年2月号掲載)

国有地は、国民の財産である。そこにごみが埋まっていれば、撤去に費用がかかって価値が下がり、国民の財産が失われる。第二次安倍政権時の大スキャンダル「森友事件」の現場である大阪府豊中市野田町の旧森友学園用地(以下、本件用地)は、すでに学園から返却され、国交省=国の所有地となっているが、国交省はなぜか3度目の調査を行ない、2025年10月3日に「5000トンの埋設ごみが見つかり、撤去費に6億3000万円を要する」と発表した。

森友問題に係わってきた筆者の見地からすれば、本件用地の埋設ごみはほぼ除去しており、5000トンものごみがあるはずがない。そもそも国交省自ら実施した最初の調査の時点で「1000トン」と言っていた本件用地で、なぜその5倍のごみが出てくるのか。この発表が虚偽であれば、今後国有地を買い受けた者や、斡旋した政治家が得をし、国は再び大きな損失を被ることになる。担当した国交省の役人は、国に損失を与えた背任の罪を問われることになる。

この発表を受けて、マスメディアは「従来の約2万トンの推計量の4分の1に減っている」と報道した。しかしこれは、本質ではない。これらマスメディアが情報欠落しているのは、国交省がこれまで本件用地を表1のように、時期的にはⅠ~Ⅲの3度にわたり調査し、そのたびに報告書を作っていることである。

その最初の調査は2010年であり、森友学園が借地する2015年より5年前のことだった。その調査は、今回と同じくレーザ探索によるもので、約1000トンの埋設ごみがあると報告していた。つまり、もともと埋設ごみが1000トンの土地から20倍の2万トンが出て、今度は5倍の5000トンが見つかったのである。もちろん、これらはもちろん事実に基づかない数字である。

この5000トンのごみは、地中から湧き出るように出てきた。その架空の話を科学的に調査し、真実を明らかにする。それが、今回の5000トン発表への核心的視点である。国有地を、次々と埋設ごみと利権が発生する土地にさせてはならない。2017年、本件用地の売却価格を調べた木村真豊中市議の情報公開をきっかけに、森友学園の小学校名誉校長が安倍晋三首相の妻の昭恵氏であり、安倍氏に忖度して鑑定価格の10分の1で売却したとの疑念が持ち上がった。国会での追及に対し、官僚たちが値引きの理由として挙げたのが、2万トンの埋設ごみであった。

森友事件として数年にわたる大騒動になったこの犯罪行為は、国会での虚偽答弁だけでなく、都合の悪い公文書を改ざんする不正まで行ない、善良な職員を自死に追いやった。国と国交省は、いま再び赤木俊夫さんのような犠牲者を出そうとするのか。それをさせないために、本報告を届けたい。

◆「2010年調査」とそれに基づく土壌改良工事

本件用地は、もともと1960年代に大阪国際空港(伊丹)の騒音公害訴訟を提起した住民が住んでいた住宅地である。しかし最高裁は、空港の離発着の騒音が、住民の受忍の限度を超えると判断しながらも、離発着時間の制限を求める住民の請求を棄却した。その判決を受けて、国交省大阪航空局は、本件用地―大阪国際空港豊中市場外用地(野田地区)を買い上げ、住民の転居を進めた。

その結果、住宅地は歯抜け状態となっていたが、1995年の阪神・淡路大震災の発生を受けて、仮設住宅が造られ被災者を受け入れた。国交省は仮設住宅が撤去された後、同住宅地を震災避難公園として利用すると発表し、全ての住民が転居した。跡地の約半分を、豊中市が公園用地として国から約14億円で買い上げ、残った半分が本件用地である。

一方で、日本の平野部の田んぼや畑地は、河川の浸食作用によって数千年~数万年かけて土砂が堆積した堆積層を基礎にしており、戦後すぐには90%以上が農地として開墾されていた。戦後の工業化や都市化によって、農地は住宅地や商業地、工業団地に変えられていったが、その際、農地に岩石やコンクリート片、アスファルト片を投入し、土砂を加えて打ち固め、5~6年は養生を図り、安定させてきた経過がある。

そのため、地表面から3mほどの深さまでが盛り土層で、3m以深(それより深い)の層は堆積層である。本件用地もそのような構造となっていた。この盛土層は、公園として利用するのなら、埋設ごみはあまり気にならないが、建築物を建てようとすると、コンクリートや岩石などの除去が必要とされる。

国交省は、本件用地を、建築物を建てられる土地として活用を図るためであろう、2010年に埋設物を調査する本格的なレーザ調査を行なっていた。その結果が「平成21年度大阪国際空港豊中市場外用地(野田地区)地下構造物状況調査業務」報告書(表1「Ⅰ-①」)。

2010(平成22)年1月作成で、作成者は国交省大阪航空局と大和探査技術株式会社となっていた。調査した面積は、本件用地(8770㎡)を含む、豊中市に売却して残った区画整理前の土地で全9492㎡である。GL(地表面)から深度3.0m、59カ所で地中レーダ画像を解析し、地下埋設物の可能性があると判断した時には、その形状・材質・埋設量などを把握するために試掘した。

報告書には、この59カ所の埋設物の種類や量が記載され、総量を1151.2トンとしていた。

その後、国(国交省・財務省)は、2015年5月、森友学園と本件用地の賃貸借契約を結んだ。そこには、第5条(土壌汚染および地下埋設物)で契約前に国交省が調査していた4つの報告書に記載された土壌汚染と埋設物の実態を確認し、第6条で賃貸中に森友学園が、前記5条で記載されている汚染や埋設物を除去した時には、除去費用は有益費として、国が森友学園に支払うことが約束されていた。
 
国交省は、レーザ探索した2010年の報告書のほかに、本件用地のボーリング調査など合計4つの調査を行なっており、森友学園に賃借するにあたって、本件用地に「土壌の汚染や地下埋設物」があることを契約双方が確認した。

賃借した森友学園は、2015年夏、(有)中道組に委託して、5カ所の鉛やヒ素の重金属で汚染された部分の土砂、合計1000トンを運び出し、重金属を取り除いた上で元に戻し、同時に埋設物953トンを撤去する土壌改良工事を行なって、中道組に代金(ごみの撤去8700万円、除染4500万円)合計1億3200万円を支払った。

前出の契約に基づき、2016年4月に森友学園は国から「有益費」としてその代金の支払を受けた(表1「Ⅰ-②」)。この経過を見ると、本件用地の埋設ごみを、国はⅠ-①の調査で1151トンと測定し、Ⅰ-②では森友学園がその84%にあたる953トンを撤去したことを確認して、その分の費用を国家予算から支払っている。

つまり本件用地に、もうほとんど埋設ごみがないことは、国(国交省・財務省)もわかっていたはずである。

◆「埋設量2万トン」は「8億円値引き」に合わせた数字

ところが、国交省は2016年4月に、森友学園に本件用地を貸し付けから切り替えて売却した(表1のⅡ)。その売却価格は鑑定価格9億5600万円より8億円安く、約10分の1の1億3400万円であった。その時に財務省と国交省が発表したのが、埋設ごみが2万トンあるという説明だった。

当時、産廃1トンの処理費は約4万円が相場であり、2万トンで8億円。つまり、2万トンは8億円を値引きするために使った架空の数値でしかなかった。そして、今回の5000トンである(表1のⅢ)。この5000トンを処理するのに6億3000万円の撤去費がかかるという。

つまり、次の売却先には、鑑定価格9億5600万円からこの金額を差し引いた3億32600万円、鑑定価格の約3分の1で売却するというのである。

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《2月のことば》信念を貫く 不動 まっすぐ進むだけ

鹿砦社代表 松岡利康

《2月のことば》信念を貫く 不動 まっすぐ進むだけ(鹿砦社カレンダー2026より。龍一郎揮毫)

2月になりました。本年も年が明けたと思っ たら、あっというまに1カ月が過ぎてしまいました。「1月は去ぬ(いぬ)、2月は逃げる、3月は去る」といいますので、2月、3月も、過ぎるのは速いのでしょうか。

さて、どなたでもそうでしょうが、私にも毎月凛と背筋を伸ばす日があります。1月だったら〈1・17〉、3月だったら〈3・11〉です。

これらに加え私個人にとっては、2月だったら〈2・1〉であり、7月だったら〈7・12〉です。この欄を従前からお読みになっている方ならこれらの日の意味はおわかりでしょう。

ところで、この書を揮毫してくれた書家・龍一郎は、まさに不動の人であり、若き日に彼が偶然に(いや、運命的に)遭遇した「ゲルニカ事件」の精神をずっと持続しています。いや、それ以前の学生時代からの志を。

先に挙げた〈2・1〉は、私にとっての〈原点〉でもあり、過ぐる半世紀余り前の2月1日、学費値上げを断固阻止するという意志を最後まで貫徹すべき行動で示そうと多くの学友と共に闘い抜き逮捕された日でした(ここでは詳しくは省きます。関心のある方はこの欄の過去記事をご覧ください)。若かったな。

龍一郎が今でも「ゲルニカ事件」の精神を不動のものとして持続しているように、私も〈2・1〉の精神を不動のものとして持続しているかと問われれば、正直わかりませんが、時に母校を訪れ、私たちが屋上に拙い砦をこしらえ立て籠った建物を見上げると感傷的になり涙が出てくると共に、あの時の志を忘れてはいかんと自らを叱咤いたします。

不動の男・龍一郎は、昔から抱えている糖尿病、一時は生死を彷徨った大動脈解離に加え、今度は肺ガン……このかん幟を揮毫している極真会館中村道場・中村誠総帥はじめ多くの方々から激励と闘病費用カンパが寄せられています。

今後共応援よろしくお願いいたします。頑張れ、龍一郎! 闘争勝利!

《表紙》『原子力明るい未来のエネルギー』 紆余曲折を経て 今は文字盤だけが倉庫に眠る(絵=鈴木邦弘)

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2月のキックボクシング5興行概要 NJKFのロードトゥムエタイはどう進むか

堀田春樹

昨年11月30日、ニュージャパンキックボクシング連盟興行で行われたIBFムエタイ日本スーパーライト級王座決定戦と、IBFムエタイ日本ウェルター級王座決定4名参加トーナメント初戦は12月17日に、「11月30日に後楽園ホールで行った試合についての間違ったお知らせについて」としてニュージャパンキックボクシング連盟のホームページで英文のみの発表がありました。

この名称のタイトルの正式名称は「ロードトゥムエタイタイトル」としてIBFムエタイ世界王座挑戦権を懸けた試合であったということでした。タイ・バンコクのIBFムエタイ本部では「IBFムエタイの日本タイトルは認可していない」とされており、吉田凜汰朗が勝利してリング上で腰に巻いたチャンピオンベルトには「ROAD TO MUAUTHAI CHAMPION NJKF」と刻印されていました。

アナウンスされたタイトルが後から変更する事態は「何やっとんねん!」と突っ込まれても仕方無い失態。キックボクシング界においては昨年7月のジャパンキックボクシング協会におけるWMO世界戦での採点トラブルや、今回のこのIBFムエタイのタイトル事後変更は、プロボクシングだったらメディアや各プロモーター、ジムオーナーから抗議や、ファンがネットで炎上する事態でしょう。キックボクシング界では世間の関心が無く何の騒ぎにもならない。競技として確立していないマイナー感を表しています。イベントが盛り上がりさえすれば競技の成功という訳ではないでしょう。

加盟当初からNJKFを日本一の団体にすると豪語したプロモーター武田幸三氏。今年はそんなマイナー感を打破出来るか。

NJKF CHALLENGER 12 吉田凜汰朗が堂々たるメイン格

NJKF CHALLENGER 12 / 2月8日(日)後楽園ホール17:15~
主催:(株)オフィス超合筋 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟、WBCムエタイ日本

◆第10試合 スーパーライト級ノンタイトル3回戦(IBFムエタイ世界戦は延期の模様)
パイデン・ペーサイシ(元・IBFムエタイ世界ライト級Champ/タイ)
vs
ロードトゥムエタイ・スーパーライト級チャンピオン.吉田凜汰朗(VERTEX)

11月30日にチャンピオンベルトを巻いた吉田凜汰朗。刻印はROAD TO MUAUTHAIだった

◆第9試合 WBCムエタイ日本バンタム級タイトルマッチ 5回戦
第9代チャンピオン.星拓海(IDEAL)vs 挑戦者2位.HIROYUKI(=茂木宏幸/RIKIX)

昨年6月8日に王座決定戦で嵐を倒し、王座獲得した星拓海が元・日本バンタム級チャンピオンの強豪HIROYUKIを迎えての初防衛戦。

◆第8試合 ロードトゥムエタイ・ウェルター級王座決定戦 5回戦
高橋幸光(飯伏プロレス研究所)vs 佐藤界聖(PCK連闘会)

◆第7試合 71.0kg契約3回戦
NJKFスーパーウェルター級3位.基康(=岡本基康/TAKEDA)vs クンタップ・チャロンチャイ(タイ)

ジャパンキックボクシング協会初代ウェルター級チャンピオンのモトヤスックがTAKEDAジムに移籍し、初試合を迎える。

◆第6試合 ライト級3回戦分
岩橋伸太郎(エス)vs 龍旺(Bombo Freely)

◆第5試合 56.0kg契約3回戦
大田一航(新興ムエタイ)vs ヌアシラーS.R.K (タイ)

◆第4試合 53.0kg契約3回戦
NJKFフライ級チャンピオン.西田光汰(西田)
          vs
WMC日本バンタム級チャンピオン.佐藤九里虎(FAITH)

◆第3試合 女子フライ級3回戦
S-1女子世界フライ級覇者.真美(Team ImmortaL)
          vs
ミネルヴァ・ライトフライ級2位.美斬帝(テツ)

※他、アンダーカード新人戦2試合

SHOOT BOXING 2026 act.1 笠原三兄弟見参 / (C)SHOOT BOXING

SHOOT BOXING 2026 act.1 / 2月14日(土)後楽園ホール17:30~
主催:(株)シーザー・インターナショナル / 認定:シュートボクシングコミッション
放送:U-NEXT

※シュートボクシングからは毎度リリースを頂くので興行概要を掲載致します。

昨年創設40周年を迎えて“新章開幕”がテーマとなる今回、笠原友希が自身初のメインイベントを務める。笠原三兄弟の長男・弘希はこれまでにフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級でSB史上初の3階級を制覇している新エース候補の筆頭格。

次男・友希はSB日本スーパーフェザー級王者として国内60kgクラスのトップ戦線で活躍。2026年の開幕戦で弘希・友希・直希の笠原三兄弟が揃い踏みとなる。

◆61.5kg契約3回戦(エキスパートクラス)

SB日本スーパーフェザー級チャンピオン.笠原友希(シーザー)
          vs
タリソン“Crazy Cyclone”フェレイラ(SAIKYO GP優勝/ブラジル)

笠原友希は昨年RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg トーナメントに出場。初戦でパヌワット・TGTを倒し、準決勝では中村寛と延長まで縺れ惜しくも敗れたものの、11月にはONE Friday Fightsで実績を残すマンモス・ソー・サラッチープを相手に大差の判定勝利。

◆SB日本スーパーバンタム級(SB55.0kg)王座決定戦5回戦

1位.笠原直希(シーザー)vs 3位.内藤啓人(GSB大須MACS)

笠原三兄弟の末っ子の直希は2024年9月に森岡悠樹と激戦の末に敗れて以降、現在は5連勝。内藤啓人は凌太、大樹の2人の兄を持つ。啓人はSB軽量級のトップファイターで「三兄弟の中でも一番センスがある」と関係者から評されている26歳のテクニシャン。笠原直希とは2025年2月にKO負けを喫し、1年ぶりの再戦でリベンジ&戴冠を狙う。

◆SB日本ライト級(SB62.5kg)王座決定戦 5回戦
1位.手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)
             vs
3位.基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)

◆70.0kg契約3回戦(エキスパートクラス
SB日本スーパーウェルター級1位.風間大輝(橋本道場)
              vs
同級5位.荒尾祐太(チーム吉鷹/)

◆57.5kg契約3回戦(エキスパートクラス)
SB日本フェザー級3位.魁斗(立志會館)
vs
同級5位.内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)

※他、出場予定選手 笠原弘希、片山魁

NJKF 2026 west 1st 大阪は二部制で昼夜興行

NJKF 2026 west 1st &Young Fight (2部構成)/ 2月15日(日)大阪市平野区民ホール
主催:誠至会 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟
Young Fight(開場12:45 / 開始13:00)
NJKF 2026 west 1st(開場16:15 / 開始16:30)
関西のNJKFも活発にタイトルマッチ開催!

◆第6試合 NJKFスーパーフェザー級タイトルマッチ 5回戦
第12代Champ佐藤亮(健心塾)vs 挑戦者1位.坂本直樹(道場373)

2024年10月、スーパーフェザー級挑戦者決定戦で勝利した坂本直樹が、チャンピオンの佐藤亮に挑戦。2023年5月の対戦時はドローであった2人、技に磨きをかけ経験を積んできた2人のタイトルマッチと成ります。

◆第5試合 女子ミネルヴァ・アトム級(102LBS)暫定王座決定戦 3回戦
2位.ほのか(KANALOA)vs 4位.RIANA(TOKEN)

チャンピオン、ユリカ(グラップリングシュートボクサーズ)の怪我により、アトム級2位、ほのかと4位、RIANAが暫定王座を懸ける。

◆第4試合 58.0kg契約3回戦
NJKFフェザー級3位.豪(大和)vs 同級6位.森田陸斗(誠至会)

◆第3試合 スーパーバンタム級3回戦
天(誠至会)vs 優雅(道場373)

◆第2試合 58.0kg契約3回戦
遠山哲也(誠至会)vs 野村亮之(TOP GUN)

◆第1試合 70.0kg契約3回戦
村木大樹(京都野口)vs 椋橋秀太(理心塾)

◆Young Fight第4試合 フライ級 3回戦
越野廉成(誠至会)vs 滑飛シオン(テツジム滑飛一家)

◆Young Fight第3試合 フライ級3回戦
マグナム・カンタ(直心会)vs 川西廉(Studio Player)

◆Young Fight第2試合 54.0kg契約3回戦
ATSUSHI(理心塾)vs 西川佳汰(誠至会)

◆プロYoung Fight第1試合 フェザー級3回戦
シオン☆マツダ(理心塾)vs 藤内理人(誠至会)

※他、オープニングファイトアマチュア2試合  

NKB鐡人シリーズvol.1 サバイバルマッチとなる運命の戦い

鐡人シリーズvol.1 / 2月21日(土)後楽園ホール17:15~
主催:日本キックボクシング連盟 / 認定:NKB実行委員会

今回はNKBタイトルマッチが2試合。興行毎にタイトルマッチを行なって全階級活性化して欲しいところ。

◆第9試合 NKBウェルター級タイトルマッチ 5回戦
第16代チャンピオン.カズ・ジャンジラ(team JANJIRA)
          vs
挑戦者3位.どん冷え貴哉(TOKYO KICK WORKS)

両者は2021年4月に引分け、2025年2月にカズジャンジラがノックダウン奪って判定勝利。実力差は僅か。カズ・ジャンジラは残り2戦を悔いなく勝利したいだろう。
 

昨年2月のカズ・ジャンジラvs どん冷え貴哉の攻防

◆第8試合 第17代NKBライト級王座決定戦 5回戦
1位.棚橋賢二郎(拳心館)vs 3位.山本太一(ケーアクティブ)

棚橋賢二郎は過去、高橋一眞に二度挑戦も敗れ、去年2月に王座決定戦で蘭賀大介に判定負けで獲得成らず。今回4度目の挑戦となる。山本太一は初挑戦で戴冠成るか。

◆第7試合 55.0kg契約3回戦
NKBバンタム4位.香村一吹(渡邉)vs NJKFバンタム級3位.志賀将大

◆第6試合 74.0kg契約3回戦
TOMO JANJIRA(JANJIRA)vs 福舘正(CHEERFUL)
 
◆第5試合 ライト級3回戦
猪ノ川海(大塚道場)vs 魔娑屋(SLACK)
 
◆第4試合 64.0kg契約3回戦
五井雅輝(TOKYO KICK WORKS)vs 光基(DANGER)
 
◆第3試合 ウェルター級3回戦
ちさとkiss Me‼(安曇野キックの会)vs 星野祐人星野祐人(ケーアクティブ)
 
◆第2試合 フェザー級3回戦
ウュグン(渡邊)vs 鳥居大珠(ワイルドシーサー前橋元総社)
 
◆プロ第1試合 53.0kg契約3回戦
小林龍弥(SRK)vs 青塚来弥(DANGER)
 
※他、アマチュア3試合 

女子だけのマッチメイク第4弾、引退する撫子とAIKOがエキシビジョンマッチで対峙

GODDESS OF VICTORY Ⅳ / 2月22日(日)GENスポーツパレス15:15 ~
主催:ミネルヴァ実行委員会 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟

 
女子だけのマッチメイク第四弾、美しく激しい戦いの進化は!
地道だが着実に継続して来たミネルヴァとGODDESS興行。

女子のミネルヴァで活躍した WBCムエタイ女子世界ミニマム級チャンピオンの撫子とミネルヴァ・ペーパー級1位のAIKOがダブルで引退決定。両者がエキシビションマッチで対峙します。

◆第11試合 女子ミネルヴァ・スーパーフライ級(115LBS)王座決定戦 3回線
1位.鈴木咲耶(チーム鈴桜)vs 2位.Yuka☆(SHINE沖縄)
 
◆第10試合 女子ミネルヴァ・ペーパー級(95LBS)タイトルマッチ 3回戦
チャンピオン.Uver∞miyU(T-KIX)vs 挑戦者2位.ロウ・イツブン(NEXT LEVEL渋谷)
 
◆引退エキシビションマッチ 2回戦(90秒制)
WBCムエタイ女子世界ミニマム級チャンピオン.撫子(GRABS)
          EX
ミネルヴァ・ペーパー級1位.AIKO(AX)

AIKOは昨年10月26日にUver-miyUとミネルヴァ・ペーパー級王座決定戦を判定2-1で敗れる悔しさを残し、撫子は苦労を重ねて世界まで到達。2025年8月9日にオーストラリアで、ルシール・デッドマンに挑み、4ラウンドTKO勝利で奪取しました。

◆第9試合 54.0kg契約3回戦(2分制)
ミネルヴァ・スーパーバンタム級チャンピオン.珠璃(闘神塾)vs 凜愛(Studio Player)

◆第8試合 フェザー級3回戦(2分制)
ミネルヴァ・スーパーバンタム級1位.浅井春香(無所属)vs 同級5位.谷岡菜穂子(GRABS)

◆第7試合 43.5kg契約3回戦(2分制)
ミネルヴァ ピン級1位.上真(RODA MMA)
          vs
松本徐倫(元・KROSS×OVER女子45kg級Champ/ボス)

◆第6試合 アトム級3回戦(2分制)
ミネルヴァ・ピン級2位.世利JSK(治政館)
         vs
ミネルヴァ・アトム級7位鈴木萌(クロスポイント吉祥寺)

◆第5試合 スーパーフライ級3回戦(2分制)
ミネルヴァ・ライトフライ級5位.MOMO(エス)
            vs
ミネルヴァ・スーパーフライ級8位.MIKU(K-CRONY)

◆第4試合 スーパーフライ級3回戦(2分制)
ミネルヴァ・スーパーフライ級3位.響子JSK(治政館)vs 同級6位.紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)

◆第3試合 スーパーフライ級3回戦(2分制)
ミネルヴァスーパーフライ級9位.松藤麻衣(クロスポイント吉祥寺)
        vs
MIO LaReyna(TEAM REY DE REYES)

◆第2試合 スーパーバンタム級3回戦(2分制)
朱乃(CORE)vs Shoubukai ASAKO(尚武会)

◆第1試合 ライトフライ級3回戦(2分制)
鍋倉凛音(習志野)vs 実穂(クロスポイント吉祥寺)

※他、アンダーカード。

アマチュアオープニングファイトEXPLOSIONルール7試合開催。

以上は1月22日時点の情報です。

堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」

「押し紙」裁判の現在地 ── 司法が見逃してきた新聞業界の構造問題

黒薮哲哉

全国で行われている「押し紙」裁判の実態を報告しておきたい。筆者が把握している限りでは、2026年1月時点で2件の「押し紙」裁判が進行している。ひとつは福岡高裁を舞台に、西日本新聞を被告とする裁判、もうひとつは大阪地裁における毎日新聞を被告とする裁判である。

これら2件以外にも「押し紙」裁判が行われている可能性はあるが、少なくとも筆者の耳には入っていない。

「押し紙」をめぐる裁判は、1970年代後半に始まった、毎日新聞と神奈川県内の販売店との係争が最初とされている。ただし、この裁判は毎日新聞側が「押し紙」の未払い代金の支払いを求め、元店主を提訴したものであった。

その後、産経新聞、朝日新聞、読売新聞、日経新聞、西日本新聞、岐阜新聞、京都新聞、山陽新聞、佐賀新聞などが法廷に立たされてきた。このうち、山陽新聞と佐賀新聞の裁判では「押し紙」の存在が認定されている。もっとも、山陽新聞のケースでは、発行本社側が「押し紙」の存在を認めたことが、販売店勝訴の決め手となった。

中央紙に対して販売店が全面勝訴した例は存在しない。しかし、産経新聞や毎日新聞のケースでは、複数件で和解が成立している。また、読売新聞のある裁判では、販売店は敗訴したものの、判決文の中で読売新聞による独占禁止法違反が認定された。

このように見ていくと、「押し紙」裁判では新聞販売店側にほとんど勝ち目がないかのような印象を受ける。しかし、裁判を通じて明らかになった重要な事実がある。それは、販売店に大量の新聞が恒常的に余っているという現実である。それが「押し売り」の結果であるとの司法判断は得られていなくとも、過剰な残紙の存在自体は否定しようがない。

さらに、その残紙によって新聞社が莫大な利益を得てきた事実も浮かび上がっている。中央紙の場合、搬入される新聞の2割から5割が残紙になっていることが、複数の裁判記録から明らかになっている。

◆中央紙が得ている収入規模

「押し紙」による新聞社の不正な販売収入は、一般に想像されている以上に巨額である。2025年8月時点で、中央紙(朝日・毎日・読売・産経・日経)の発行部数は約1180万部とされている。

仮に「押し紙」の割合を20%とすると、約236万部が実配部数を超える新聞となる。新聞1部あたりの卸価格を月額1500円(朝刊単独版と仮定)とすれば、1か月あたりの「押し紙」販売収入は約35億4000万円、年間では約424億8000万円に達する。

もし「押し紙」率が40%に及べば、年間収入は約850億円規模となる。販売店に対して各種補助金が支出されているとはいえ、新聞社が莫大な「純利益」を得ている構図に変わりはない。

しかも、この試算は控えめな前提に基づいている。朝・夕刊セット版の場合、卸価格は2000円前後となり、収入規模はさらに膨らむ。以上の点から、筆者の試算が誇張であるとは言えないだろう。

このような不正収入の存在は、自由なジャーナリズムの足かせとなる。なぜなら、「押し紙」制度を黙認してきた政府、裁判所、公正取引委員会を、新聞が厳しく批判することが困難になるからである。

この構図は、戦前・戦中に政府が新聞用紙の配給権を握ることでメディアを統制した構造と本質的に同じである。筆者が「押し紙」問題を新聞ジャーナリズムの根源的問題だと指摘してきた理由は、まさにここにある。

◆裁判所の判断は何を誤っているのか

裁判所の役割は、法律に照らして特定の行為が違法か否かを判断することである。「押し紙」行為も例外ではない。

独占禁止法に基づく新聞特殊指定では、「押し紙」は明確に禁止されている。あまり知られていないが、同指定における「押し紙」とは、単に「押し売り」された新聞だけを意味しない。その定義はきわめて明確で、「新聞の実配部数に2%の予備紙を加えた部数を超えて搬入された新聞」を指す。

したがって、「押し売り」を示す直接的な証拠がなくとも、過剰な残紙が存在すれば、それは「押し紙」に該当するはずである。

ところが、実際の裁判では判断基準が歪められ、「押し売り」の明確な証拠があるかどうかに論点がすり替えられている。

たとえ販売店側が「押し売り」を示す証拠を提出しても、裁判所はさまざまな理屈を用いて販売店を敗訴に導く。たとえば、京都新聞の「押し紙」裁判では、販売店主が発行本社宛てに送付した10数通の内容証明郵便が証拠として提出された。しかし裁判所は、内容証明送付後に両者が話し合いを行ったことを理由に、「押し売りには該当しない」とする不可解な判断を示した。

筆者は、「押し紙」裁判の判決には、公権力が何らかの形で介入し、司法判断に影響を及ぼしているのではないかという疑念を抱いている。もしそれが事実であれば、決して許されることではない。

新聞社そのものが、日本の権力構造の中に組み込まれている可能性が高い。当然、世論調査の数字などは絶対に信じてはいけない。

※本稿は黒薮哲哉氏主宰のHP『メディア黒書』(2026年1月7日)掲載の同名記事を本通信用に再編集したものです。

▼黒薮哲哉(くろやぶ・てつや)
ジャーナリスト。著書に、『「押し紙」という新聞のタブー』(宝島新書)、『ルポ 最後の公害、電磁波に苦しむ人々 携帯基地局の放射線』(花伝社)、『名医の追放-滋賀医科大病院事件の記録』(緑風出版)、『禁煙ファシズム』(鹿砦社)他。
◎メディア黒書:http://www.kokusyo.jp/
◎twitter https://twitter.com/kuroyabu

「JBC」トップに高まる退陣要求 ボクシング連続死亡事故の報道されない闇

片岡亮(紙の爆弾2026年1月号掲載)

月刊「紙の爆弾」1月号から一部記事を公開。独自視点のレポートや人気連載の詰まった「紙の爆弾」は全国書店で発売中です(毎月7日発売。定価700円)。書店でもぜひチェックしてください。最新号の記事タイトル一覧はホームページをご覧ください。

ボクシングが危険なスポーツであることは誰もが知っている。ただし、選手が命を落とす原因は試合中のダメージだけとは限らない。

2025年8月2日、東京・後楽園ホールの大会で、セミファイナルとメインの出場者である浦川大将(帝拳)と神足茂利(MT)が試合後に急性硬膜下血腫で倒れ、8日と9日に亡くなった。試合そのものよりも、その後の対応が死を招いた可能性が指摘され、安全管理を担うコミッションに「退陣要求」まで噴き上がっている。マスコミが黙殺した舞台裏を明かす。

◆死亡事故へのJBCの対応

浦川は日本ライト級挑戦者決定戦(8回戦)で逆転KO負けし、リング上で意識を失ったまま救急搬送。神足は東洋太平洋スーパーフェザー級戦(12回戦)で判定負け後、控え室で体調が急変し、別の病院へ搬送された。2人の急死後、日本ボクシングコミッション(JBC)は緊急会見を行ない、安河内剛事務局長は「原因を究明して、可能な手をすべて打ちたい」と語った。

しかし発表されたのは、東洋太平洋タイトルマッチを12回から10回に短縮するという不可解な措置だった。重大事故の発生事例が、長いラウンドの試合に偏っているという医学的・統計的根拠はない。むしろ海外の研究では急激な減量やスパーリングの蓄積ダメージなど、試合前の段階でリスクが高まる指摘がある。

そもそも浦川の試合は8回戦だった。また世界戦(12回戦)は対象外で、イギリスでは国内戦も12回戦のまま行なわれている。その後JBCは「緊急事故防止委員会」を設置し、「当日体重10%超増加で強制転級」「尿比重検査」などの案を並べるも、多くはすぐの実施が難しいか、事故と直接の関係が薄いものだ。

大手ジム関係者は言う。

「とりあえず目に見える変更で、私たちは動いていますというアピールをしているだけ。原因究明をしていない」

事故が起きれば、まず原因を徹底的に調査・検証するものだ。医療現場や交通事故まで、あらゆる分野の基本中の基本である。JBCの対応は、この当たり前のプロセスを無視していた。ラウンド数短縮に本当に効果があるというなら、過去の事例を分析し、「事故の〇〇%が10回以降に起きている」といったデータを提示すべきだが、それもない。JBCが本気で責任を果たす気があるなら、まず外部の専門家を含む独立した検証委員会を設置し、調査結果を公表すべきだ。

「それをしないのは、自分たちの落ち度が露になるからでしょう」と話すのは元JBC職員のB氏で、こう続ける。

「今のコミッションの仕事は呆れるほど低水準です。なにしろ穴口一輝さんが亡くなったときの検証だってろくにしていないのですから」

◆前年にも起きた死亡事故

穴口はアマ高校王者からプロ転向、日本バンタム級3位の有望選手だったが、7戦目で挑んだ日本タイトルマッチで4度のダウンを奪われる判定負け。試合後に足が痙攣する異常が見られても、担架すら準備されずに自力で退場。その後控室で倒れ、右硬膜下血腫と診断。長い昏睡状態を経て、2024年2月、23歳で亡くなった。 

しかし、JBCの下で検証委員会こそ置かれたものの名ばかりのチームにすぎず、調査報告すら「誰も見たことがない」とB氏。

当時の取材において、水面下で聞こえてきたのが「搬送先病院」への疑問視だった。

「搬送先のA病院は、緊急の脳外科手術を依頼するにあたり、決して優先度が高いとはいえない病院でした。開頭手術は経験を積んだ医師が担当するのが基本なのに、手術実績が突出して高いとはいえません。もちろんA病院が悪いわけではありませんが、JBCの対応は不可解で、自らの責任が問われるのを恐れて踏み込んだ検証をしなかったのでは」(B氏)

この疑問が挙がった背景には、試合の半年ほど前に、安河内事務局長が職員に「今後の事故搬送はすべてA病院」と指示していたことがある。

「たしかにA病院はコロナ禍の厳しい状況でもボクサーのPCR検査をしてくれるなど協力的だったので、連携相手としてはわかります。しかし、緊急の手術先に指定するのは適切と思えず、他の脳外科医やリングドクターからも同じ声が挙がっていました」(B氏)

筆者が取材した複数の脳外科医からも「なぜA病院?」という反応が返ってきた。こうした専門家の声こそ、検証委員会が調査すべきではないか。しかし問題は放置され、1日で2件の死亡事故が発生した8月の大会でも、浦川はJBCの指示どおりA病院に運ばれていたのである。

それが、さらに別の問題も生んでいた。現場にいた興行スタッフの証言だ。

「試合時には医務室に2人の医師が待機しています。最初の事故でひとりの医師が浦川選手に同行し、所属のA病院へ向かったことで、2件目への対応体制が弱くなってしまったのです」

試合中の事故では、会場から近距離で緊急手術が可能な提携病院を確保することが重要となる。しかし穴口のケースでは、会場の有明アリーナからA病院まで一般道で35~40分と決して近くはなかった。8月の後楽園ホールはさらに遠く20キロ以上、45~55分を要する。これは、JBCの搬送方針に課題があったことを示唆している。少なくとも、穴口の事故後に十分な検証が行なわれていれば、搬送先に別の選択肢もあり得た。

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米中日の新局面 高市政権とアメリカ新国家安全保障戦略

東郷和彦/文責・本誌編集部(紙の爆弾2026年2月号掲載)

その成立から不安定な経緯を辿りつつも、2025年10月に始まった高市早苗政権で、さっそく勃発したのが「台湾発言問題」だった。

11月7日の衆院予算委員会で高市首相は、いわゆる「台湾有事」が、日本の自衛隊が参戦する「存立危機事態」に該当しうると答弁。台湾問題は、日中外交において最もセンシティブな位置を占めるテーマである。中国政府は「核心的利益中の核心」、つまり、どんな代償を払っても譲れないと表現している。日中両国政府が合意してきた「1つの中国」の原則に反する内政干渉として発言の撤回を要求した。

もちろん、台湾に関する日本と中国の立場は必ずしも同じではない。しかし、両国の歴史的経緯において、日本の歴代首相は日中関係に害を及ぼさないように、慎重に対応してきた。ところが高市首相はその慣例を破り、「核心的利益中の核心」に正面から触れて個人的意見を述べたのだ。

では、高市首相はこの炎上を予期して、あえて発言したのか。予期していたら言わなかったはずである。周囲から注意を受け、自身も言いすぎたと感じたのだろう。三日後の国会で「今後の反省点として、特定のケースを明言することは慎む」と弁明した。

しかし、高市首相が発言した事実は残っている。発言を撤回しない限り、中国は経済面・交流面をはじめ敵対的な対応を続け、日中関係の悪化が底を打つ見通しはまったく立っていない。

◆靖国と台湾

高市首相が首相に就任したのは10月21日。その直後から、列国首脳との重要な会談が立て続けに行なわれた。

25日から開催のマレーシアでのASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議、およびオーストラリア・マレーシア・フィリピン首脳との会談をはじめとして、28日には東京で米トランプ大統領と会談し、30日からは韓国でAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議およびカナダ・韓国・中国との首脳会談が続き、外交ウイークを走り抜けた。

首相就任前から決まっていたスケジュールであるものの、これを奇貨とし、各国首脳に好意的な印象を残せるかが問われた。そして、総じて良い結果を残したとの評価が大勢を占めた。

最も象徴的だったのは28日、トランプ大統領との会談で、日本の防衛力の抜本的強化と、地域の安定への積極的貢献を宣言した後に、在日米軍横須賀基地で米原子力空母ジョージ・ワシントンに乗艦し、トランプ氏の隣で、満面の笑顔で腕を高く上げて兵士たちにエールを送ったことだった。このジェスチャーに、良くも悪くも驚きを禁じえなかった国民は多くいたはずだ。

30日、高市首相と韓国・李在明大統領との会談も、ともに就任したばかりの首脳同士の新鮮さをアピールした。

こうして高市外交デビューはスマートに始まったかに見えた。しかし、翌31日の習近平国家主席との首脳会談は、異なった結果に終わった。

そもそも、この会談は実現自体が最後の瞬間まではっきりしなかった。中国側が高市首相を、保守色がきわめて強く、日中関係において危険な政治家と評価していた可能性があるからだ。

理由の第一は、高市首相が靖国神社の定期的な参拝者であったことだ。閣僚としても「祖国のために命を捧げた人に参拝しない理由はない」と言って参拝を続けた。

もう一つは、親台湾派を標榜し、幾度も台湾を訪問していたことである。靖国参拝と親台湾。言うまでもなく、この二つの政治姿勢は中国にとって非常に危険に映る。靖国参拝は「合祀されたA級戦犯の正当化」と解釈されるし、親台湾は「一つの中国」という最もデリケートな問題について、国交回復以降の日本政府の認識を揺るがすおそれがあるからだ。

習主席としては、高市首相とあえて今、会談をする理由はなかったかもしれない。それゆえ実現は難しいと見る識者もいた。

しかし、背景にどのような交渉があったかは承知しないが、会談は行なわれ、就任時に祝電を送らなかった習主席が首相就任への祝意を表明。「画竜点睛を欠く」になりかねなかった高市外交は、日中会談を実現したことで面目を保った、かに思えた。

問題が表面化したのは、会談を終えた直後である。高市首相が同行した日本の報道陣に対し、自らブリーフィングを行なった。普通は同行の官房副長官が仕切るものである。そこで高市首相は会談内容を総括し、日中が「戦略的互恵関係を包括的に推進」「建設的かつ安定的な関係を構築」する方向性を確認したと語った。

続いて、高市首相が習主席に対し提起した〝一連の問題〞を列挙した。日本でその様子を中継するテレビ番組に出演していた柯隆・静岡県立大学特任教授(東京財団政策研究所主席研究員)はこれらの問題の中に、「人権問題」「少数民族問題」が入っていることを聞き、一瞬顔色を変え「最初の会談でとり上げるには中国内政上あまりにもセンシティブな話題だ」と述べた。11月7日の日本の国会での台湾有事発言は、これらに続くものだった。習主席にすれば、新任首相と面会すると、いきなり刀を抜かれたわけで、斬り返さなければ、それ自体が中国国内において大問題になり得る。

しかし中国側は、とりあえずは、高市総理の記者会見発言を問題視する対応をせずに、翌日の朝には日本側に望むこととして「村山談話の尊重」と「日中間の4つの基本文書が定めたルールの遵守」を挙げた。これは、高市首相の政治姿勢をふまえ、過去の日中外交の道のりを踏み外さないことを念じ、日本に注意を促すものだった。

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今年、キックボクシングで後ろ蹴りノックアウトは見られるか!

堀田春樹

◆飛び後ろ蹴りの先駆者

真空飛びヒザ蹴りに迫った飛び後ろ蹴り。先駆者は富山勝治さん。

「前から飛び上がって蹴るだけでも大変なのに、キミはよく後ろ向きに飛んで蹴れるな!」と唯一沢村忠さんから褒められた言葉は一生忘れられないという高度な必殺技。

昭和のレジェンド、富山勝治の後ろ蹴り(当時のプログラムより再利用画像)

あくまでキックボクシングにおける技であるが、以前、富山勝治さんを格闘群雄伝で紹介した際、「飛び後ろ蹴り」と書いたキャプションを「回転バック蹴りにしてくれ!」と言われて反論してしまった私

「富山さんに対して何生意気言っているんだろう!」と恐れつつ、「昭和の時代に実況の石川顕アナウンサーの言葉を活かしたいんです。今時は横文字が入るとタイガーマスクを思い浮かべる人が多いと思うんです!」と言って納得して頂いたが、やはり敬意を表して「回転バック蹴り」に替えたことがありました。

その後の時代のタイガーマスクが使うと「ローリングソパット」と言われていましたが、キックボクシングではバックスピンキックとも言われること多かったでしょう。ベニー・ユキーデは空手スタイルの後ろ蹴りでした。まあ、呼称はその時代に合った言い方で良いでしょう。

◆代表的選手

1989年(平成元年)の全日本キックボクシング連盟に於いて、当時のトップ選手、清水隆広が後ろ蹴りで壮絶なノックアウト勝利がありました。

キックボクシング時代の那須川天心は2016年12月に左後ろ蹴りを顎に炸裂させて倒した試合は見事でした。考える前に手足が出るという動体視力と当て勘の良さは確かな反応を見せました。

画像は悪いが、キックボクサー時代の那須川天心の見事な後ろ蹴り(2016年12月5日)

高谷秀幸(格闘群雄伝No.14)は現在でも「後ろ蹴りは得意中の得意です!」と語り、ユニークな変則スタイルの選手でした。しかし、後ろ蹴りに開眼したのは現役後半の頃で、「上達していくと空手の試合やキックのスパーリングではしっかりヒットするようになり、得意技の一つになりました。」という。多くの選手が横からフックの角度で入るのに対し、高谷氏の空手技の基本では、ボディーにアッパーカットを打つように下から突き上げるように蹴り込むという(細かい技術論もありましたがここでは割愛します)。

小野寺力(格闘群雄伝No.41)も多くの試合で活用し、効果的にヒットさせましたが、タイミングを計るのが上手く、確実に当たると閃き、心技体が噛み合った瞬間の技と言えるでしょう。

平成のレジェンド、小野寺力の後ろ蹴り

◆印象点もマイナス、リスクある技

ソムチャーイ高津(格闘群雄伝No.7)は、平成初期の当時シューティングと言われた現在の修斗のアマチュア時代では、後ろ蹴りは得意だと思っていたという。しかし初めての試合で、二度も空振りして二度ともピンチを招き、それ以降プロでも一切使わなかったという。高度なヒジ打ちや首相撲の技を持っていても後ろ蹴りは不器用だった様子である。

鴇稔之氏(格闘群雄伝No.1)は、「リスクヘッジの観点からメリットが少ないので練習したことも無いですね。」という回答。鴇氏は目黒ジムの後輩達数名の後ろ蹴りについて分析してくれましたが、理論がしっかり語れるところは頭脳明晰。鴇氏自身が現役であれば使いこなせたであろう技である。

空手で見られる胴回し回転蹴りはキックボクシングでもヒットすればインパクトある技ではあるが、無駄に繰り出す時間稼ぎだったり、ダメージ誤魔化す選手も居るようで、試合の流れが途切れてあまりいい印象はありません。

◆アゴを突き上げる蹴りが出来る選手は現れるか

後ろ蹴りについて、この選手がやったら面白そうと思える幾人かの現役選手に「やるつもりはないか」と尋ねたところ、あまり関心は無さそうで。やはりリスクが高いと思う選手が多いようでした。

反面、後ろ蹴りを得意とする選手は主にボディー狙いで、アゴを突き上げるほど高く蹴る者は少ない。NJKFウェルター級チャンピオンの小林亜維二は昨年、喜多村誠に高い位置へ蹴り上げたので、今後もアゴを狙った後ろ蹴りを使う機会は見られるかもしれません。

亜維二は高い後ろ蹴りを見せた(2025年4月27日)

後ろ蹴りに限ったことではないですが、リスクある技を得意技に変え、これが当たれば絶対勝てるという技を持つことは注目を浴びる存在となるでしょう。富山勝治を超える飛び技を使う者は現れるか、今年の隠れた見所として、選手に勧めてみたり、リスク承知で挑む選手に注目するのも面白いかもしれません。

100kg超えでも見せられた。チャンの後ろ蹴り(2025年12月28日)

▼堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」

千葉刑務所に服役中の男性から届いた手紙

尾﨑美代子

◆『日本の冤罪』を出版して以降

千葉刑務所に服役中の男性から届いた手紙、昨年12月頭からはじまり、先日で5通目となった。殺人、遺体損壊、遺棄の容疑で懲役30年。複数の共犯者がいるが、彼が首謀者とされた。もとは青木恵子さん(東住吉事件冤罪犠牲者)に手紙がきて、そのうち事件の全貌を詳しく書いたノートが送られてきた。その青木さんから「事件の詳しいことはわからないから。読んで」と頼まれた。

『日本の冤罪』を出版して以降5、6名の方から「私の事件も冤罪です」と連絡がきている。出版元の鹿砦社のほうに郵便物がきたり、「集い処はな」で外の人に調べてもらったのか、直接店に届く郵便物もある。必死に冤罪を訴える方に共通しているのは、「なんでも聞いてください。なんでも答えます」という姿勢だ。

この本を出す前からも「服役中の方に会ってほしい」と依頼されたことがあった。例えば東京のジャーナリストの方から「大阪の都島に服役中なので、尾崎さん会ってきて」とか。何回か接見して話をきくが、あるときから「その件はしゃべりたくない」というような人もいた。仕方ないが、そこで面会は止まってしまう。桜井さんも常々言っていたが、恥ずかしいことでも例えば不利になることでも、なんでも素直に話さなくてはならない。 

◆「ワル」だからといって、事件に関与しているとは限らない

男性にはノートを読んでから、多くの質問を送っていた。彼は5通の手紙(便箋7×5通)で、私の質問に必死で答えようとしている。「この説明でわかりますかね」「この件の詳しいことは次の手紙で書かせてもらいます」と丁寧に書いてくる。

正直、この事件は「福井女子中学生殺害事件」と似ていて、登場人物が非常に多く、また関係も複雑に絡み合っていてわかりにくい。実際、彼は仲間と詐欺行為をやっていた、いわば「ワル」だった。しかし、詐欺をやるような「ワル」だからといって、容疑をかけられ実刑判決を食らった事件に関与しているとは限らない。多くの冤罪犠牲者が「部落出身だから」「ボクサー崩れだから」「地元のワルだったから」との理由で、冤罪犠牲者にさせられ、無罪を勝ち取るまでに長期間不当に拘束されたり、「殺人者」の汚名をきせられてきたではないか。

詳細は言えないが、この男性には地方で殺人が行われた日に、東京都内にいたというアリバイがある。それも家族ではない第三者とある意味「商談」のような話をしている。だから関係種類などもあるだろう。男性はその相手を証人申請してが、認められなかった。それと彼が主導し、仲間と共謀し、殺人事件をおこし、その遺体をバーベキューコンロでバーベキュー用の炭で焼き、バーベキュー用のトングで突っつき、粉々にして廃棄したという判決文がある(何故バーベキューコンロ?と思ってたが、5通目で理由がわかった。その別荘へ家族、仲間と行ったのは事実。昼間バーベキューをやった。その事実から、そのバーベキューコンロで家族が寝静まった深夜、遺体の骨を焼いた、となったようだ)。

が、そんなことできるのか、不可能だろうと私は考え、それを手紙で伝えた。ちょうど「埼玉愛犬家殺害事件」に関係する書籍や関係書類を読んでいたときだからだ。それに対して彼は「逮捕後、初めて僕の主張を信用してくれる人と会えた」と青木さんのほうへ手紙してきたという。長い間、誰にも信用されず、孤独に冤罪を訴え続けた犠牲者は多数おり、その多くが声を上げられずにいる。青木さんは数年前、徳島のある支援者に頼まれ、青木さんと同じ放火殺人で服役中の平野義幸さんと面会してきた。そのときのことを思い出し、「平野さんのことがあるから、尾崎さんが初めて自分の主張を信用してくれたと男性が書いてきた手紙に涙が流れた」とラインがきた。

男性の5通の手紙を何度も読み返し、また判決文を読み返し、男性がいうように「またわからないこと、不明な点なんでも聞いてください」にこたえるようにしようと思っている。

◆警察、検察は必死で「冤罪」を作ってくる

冤罪事件で無罪判決がでた場合、「人間誰にでも間違いはあるよね。(冤罪を作った)警察、検察、裁判官も人間だもの……」という人もいる。しかし、私はとりわけ殺人などの大事件の場合、警察、検察は必死で「冤罪」を作ってくると確信している。

必死のパッチで最初に犯人と仕立てた被告を犯人にしたてる。それしか頭にない……というような話を、2月28日(土)10時~大東市立野崎人権文化センター(JR野崎駅下車)でお話させていただきます。参加費は無料、終了後近くの「バナナハウス」で昼食会(700円)もあるようです。奮ってご参加を!

尾﨑美代子(おざき みよこ)
新潟県出身。大学時代に日雇い労働者の町・山谷に支援で関わる。80年代末より大阪に移り住み、釜ケ崎に関わる。フリースペースを兼ねた居酒屋「集い処はな」を経営。3・11後仲間と福島県飯舘村の支援や被ばく労働問題を考える講演会などを「西成青い空カンパ」として主催。自身は福島に通い、福島の実態を訴え続けている。
◎著者X(はなままさん)https://x.com/hanamama58

◎amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4846315304/

《ご報告とご支援のお願い》がんで闘病中の書家・龍一郎を支援しよう!

鹿砦社代表 松岡利康

すでに報告していますが、私の大学の後輩で書家の龍一郎が肺がんで闘病中です。昨年夏には、うだるような猛暑の中、左肺の半分を取る手術をし、現在、抗がん治療で入退院を繰り返しています。

龍一郎は、東日本大震災以降、毎年魂を込めた鹿砦社カレンダーを揮毫し、被災者・被災地と共に生きる決意を込めた言葉を贈り続けてきました。また鹿砦社言論・出版弾圧10周年、20周年の集いなど、ことあるごとに参加者を鼓舞するような垂れ幕を揮毫してくれました。

本年のカレンダーをご覧になった方からは、肺がんで手術、闘病中であることを知り、ご支援のカンパを寄せられています。龍一郎は、数年前に大動脈解離で生死を彷徨う大病を潜り抜け、そして今度は肺がん……。

ご存知の方もおありかと察しますが、龍一郎は、かつて空手界の巨人・大山倍達師範存命中、無差別級で2回連続して世界チャンピンになった、空手界のレジェンド・中村誠総帥が主宰される極真会館中村道場のシンボルロゴ(誠)を揮毫しています。大会ごとに下げられ、会員証にも使われています。

昨年末に、その中村誠総帥から自らの手形と激励の言葉を書いた色紙を贈られ激励されました。ちなみに、まったく偶然ですが、龍一郎も中村総帥も1952年生まれです。

私たちも龍一郎を応援し、また再び力強い書を揮毫いただきましょう! 

ご支援カンパは、下記にお願いいたします。その際、振替用紙の空いたスペースに一行でも二行でも激励の言葉を書き添えてください。よろしくお願いいたします。

振込先:01760-0-130407  口座名:井上龍一郎