堀田春樹
久々の登場、政斗は初防衛戦。
佐々木勝海はチャンピオンを目指し、TAKUYAを突き放せるか。
武田幸三率いるCHALLENGER、今回の異色の存在は、再浮上懸ける勝次が初出場。
全日本キックボクシング協会が中国との交流を開始。
新日本キックボクシング協会で女子の世界戦開催。
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◆KICK Insist.24
9月15日(月・祝)新宿フェース(開場17:00 / 開始17:30)
主催:(株)VICTORY SPIRITS、ビクトリージム
認定:ジャパンキックボクシング協会(JKA)

昨年3月24日 大地フォージャーから王座奪取した政斗は、ジャパンキックボクシング協会の顔となったことを自覚し、「これからどんどん盛り上げていこうと思っています!」と応えたが、同年9月29日のピラポン・ノーナクシン戦でヒジ打ちによる負傷TKO負け。
「全部のタイミングで相手が上でした。地道に積み上げてまた勝てるように頑張ります!」とトーンダウンしたが、ここは完勝防衛してチャンピオンとしての存在感を示したいところ。
細見直生はジャパンキックボクシング協会において5戦5勝(1KO)でタイトル初挑戦を迎える新鋭で、一気に世代交代となるか。

●第8試合 ジャパンキック協会ウェルター級タイトルマッチ 5回戦
チャンピオン初防衛戦.政斗(治政館)vs挑戦者同級2位.細見直生(KICK BOX)
●第7試合 65.0kg契約3回戦
ペップンミー・ビクトリージム(元・タイ国イサーン地方フライ級2位/タイ)
VS
コムキョウ・シット・ボーチョーウォー(元・タイ国中部地方スーパーフェザー級Champ/タイ)
●第6試合 ライト級3回戦
ジャパンキック協会ライト級1位.興之介(治政館)vsYUGA(エイワスポーツ)
●第5試合 女子ミネルヴァ・ピン級(-45.359kg)契約3回戦(2分制)
アトム級1位.祥子JSK(治政館)vsペーパー級1位.上真(ROAD MMA)
●第4試合 62.0kg契約3回戦
JKAライト級4位.古河拓実(KICKBOX)vsソムプラユン・ヒロキ(DANGER)
●第3試合 フェザー級3回戦
JKAフェザー級5位.海士(ビクトリー)vs鈴木ゲン(拳心館)
●第2試合 66.0kg契約3回戦
三澤悠太郎(市原)vsTYLER(エイワスポーツ)
●第1試合 フェザー級3回戦
BANKI(治政館/2008.2.15埼玉県出身)vsゲンキ・ノーナクシン(ノーナクシン)
BANKIは7月13日のデビュー戦でデートサヤーム・シット・デーンサヤーム(タイ)にハイキックで初回1分5秒でKO勝利。期待の2戦目を迎える。
●オープニングファイト アマチュア3試合予定
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◆DUEL.35
9月21日(日)GENスポーツパレス(開場17:00 / 開始17:30)
主催:VALLELYジム / 認定:NJKF

-8月28日発表-
恒例のDUEL、新人と中堅ベテランの戦いの場から誰が次に繋がるステップを踏むか。

●第10試合 スーパーライト級3回戦
NJKFスーパーライト級3位.佐々木勝海(エス)vs同級4位.TAKUYA(K-CRONY)
TAKUYA は4月20日に岩橋伸太郎に判定負けしてからの再起戦。
●第9試合 82.0kg契約 3回戦
鈴木健太郎(E.S.G)vs翁長リバウンドマン将健(真樹糸満)
●第8試合 スーパーフライ級3回戦
清水健人(白龍)vs手塚瑠唯(VERTEX)
●第7試合 スーパーフェザー級3回戦
パヤヤーム浜田(KING)vs森本直哉(無所属)
●第6試合 フェザー級3回戦
山本龍平(拳粋会宮越道場)vs高嶋隆一(PIT)
●第5試合 女子ミネルヴァ・スーパーフライ級3回戦(2分制)
スーパーフライ級1位.鈴木咲耶(チーム鈴桜)vs同級5位.響子JSK(治政館)
●第4試合 女子ミネルヴァ・ピン級3回戦(2分制)
ピン級4位.江口紗季(笹羅)vs同級6位.ロウ・イツブン(NEXT LEVEL渋谷)
●第3試合 女子ミネルヴァ・ライトフライ級3回戦(2分制)
山崎希恵(クロスポイント吉祥寺)vsNAOKO WSR(WSR幕張)
●第2試合 ライト級3回戦
井岡巧(E.S.G)vs涼音(PIT)
●第1試合 63.5kg契約3回戦
遠近慎太郎(エス)vs古林けいご(龍拳會青葉台支部)
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◆NJKF CHALLENGER.10(2025.4th)
9月28日(日)後楽園ホール(開場17:00 / 開始17:15)
主催:オフィス超合金 / 認定:ニュージャパンキックボクシング連盟、WBCムエタイ

-8月24日発表-
WBCムエタイ日本が組織改革を行ない、日本タイトルも今まで以上に活性化の見込み。
6月8日の興行タイトルが「KING OF CHALLENGER」今回は「NJKF CHALLENGER.10」。
2023年11月12日の新体制から見れば今回のCHALLENGER.10は正しいカウント。
大田拓真は世界を獲ってもONE制覇へ、まだ終わらぬ最高峰への道。
負けも込んで来た勝次は再び巡って来たタイトル挑戦でアピールしたいところ。
●第10試合 58.0kg契約 5回戦
WBCムエタイ世界フェザー級チャンピオン.大田拓真(新興ムエタイ)
VS
ルークニミット・シンクロンシー(タイ)
●第9試合 WBCムエタイ日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 5回戦
第6代チャンピオン初防衛戦.匡志YAMATO(大和)
VS
挑戦者同級5位.津崎善郎(LAILAPS東京北星)
●第8試合 WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 5回戦
第7代チャンピオン初防衛戦.HORO YAMATO(大和)
VS
勝次(=高橋勝治/元・日本ライト級Champ/TEAM TEPPEN)

●第7試合 スーパーライト級ノンタイトル3回戦
NJKFスーパーライト級チャンピオン.吉田凜汰朗(VERTEX)vs剣夜(SHINE沖縄)
●第6試合 スーパーライト級ノンタイトル3回戦
JKIスーパーライト級チャンピオン.切詰大貴(武勇会)
VS
SB日本ライト級1位.ポッシブルK(K’GROWTH)
●第5試合 NJKFウェルター級タイトルマッチ 5回戦
認定チャンピオン.亜維二(新興ムエタイ)vs挑戦者同級1位.宗方888(KING)
●第4試合 NJKFフライ級タイトルマッチ 5回戦
第14代チャンピオン初防衛戦.西田光汰(西田)vs挑戦者同級1位.永井雷智(VALLELY)
●第3試合 55.0kg契約3回戦
HIROYUKI(=茂木宏幸/元・日本フライ級・バンタム級Champ/RIKIX)
VS
後藤和範(REALMuayThaiFitness)
●第2試合 スーパーフェザー級3回戦
NJKFスーパーフェザー級6位.匠(KING)vs同級7位.細川裕人(VALLELY)
●第1試合 フェザー級3回戦
植田琥斗(E.S.G)vs竹田奏音(TAKEDA)
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◆SAMURAI WARRIORS 挑戦3rd
10月5日(日)後楽園ホール(開場17:00 / 開始17:30)
主催:全日本キックボクシング協会 /

-8月4日発表-
韓国と続いている交流戦は日韓合同という意味合いもある中、アジアエリア拡大となる中国との交流が進展。中国側代表を招聘し、今後の展望がリング上セレモニーにて発表される模様。
瀬川琉はメインイベンターとして6月に続いて韓国戦に臨む。
期待の勇生は、前回瀬川琉と接戦を戦った金炳秀と対戦。弟の野竹生太郎も韓国の同世代ライバルと対戦。

●第13試合 スーパーフェザー級3回戦
全日本スーパーフェザー級チャンピオン.瀬川琉(稲城)
VS
鄭相鉉(=チョン・サンヒョン정상현/韓国プロムエタイ55㎏級Champ)
●第12試合 スーパーライト級3回戦
全日本スーパーライト級5位.勇生(ウルブズスクワッド)
VS
アイドゥル(=金炳秀キム・ビョンス김병수/2025年韓国 HERO FIGHT優勝)
前回6月20日に瀬川琉に判定負け。
●第11試合 スーパーバンタム級3回戦
広翔(稲城)vs申大容(=シン・デヨン신대용/韓国)
●第10試合 ライト級3回戦
野竹生太郎(ウルブズスクワッド)vsキム・ハヌル김하늘(漢字表記不明/韓国)
●第9試合 スーパーウェルター級3回戦
義斗(FPLUS TEAM QUEST)vs康示勲(=カン・シフン강시훈/韓国)
●第8試合 ライト級3回戦
山田旬(アウルスポーツ)vs清宮拓(GODSIDE)
●第7試合 スーパーフライ級3回戦
HIROKI(AKIRA~budo school~)vs.鬼久保海斗流(健成會)
●第6試合 ライトヘビー級3回戦
星のケースケ(百足道場)vs菊池圭治(GODSIDE)
●第5試合 スーパーライト級3回戦
Katsuya Norasing Family(Norasing Family)vsNAOKI(ウィラサクレック)
●第4試合 スーパーフェザー級3回戦
KAI×A.K.G(A-BLAZE×KICK)vs杉浦昂志(キックスターズジャパン)
●第3試合 ウェルター級3回戦
滝口遥輝(中島道場)vs成瀬晴規(無所属)
●第2試合 ウェルター級3回戦
石塚健太(武士魂2代目闘心塾)vs田山朋希(まっちゃんFIGHT CLUB)
●第1試合 スーパーバンタム級3回戦
渡邊獅生(JTクラブ)vs梅原竜雅(龍成會)
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◆TITANS NEOS 37
10月26日(日)後楽園ホール(開場17:00 / 開始17:15)
主催:伊原プロモーション / 認定:WMA、新日本キックボクシング協会
8月22日に発表された2試合のみながら、WMA(Woman Muaythai Association)女子世界戦2試合を開催。全カードはもう少し先となる模様。日本勢の出場メンバーも期待したいところで、新日本キックボクシング協会もどん底から続ける挑戦。日本7階級チャンピンを率いてラジャダムナンスタジアムに乗り込んだ勢いを少しずつでも取り戻せるか。
●WMA女子世界スーパーフライ級王座決定戦 5回戦(2分制)
ミネルヴァ・スーパーフライ級チャンピオン.NANA(エス)
VS
ジェンディ・モーラッソパコーラ(タイ)

●WMA女子世界ライトフライ級王座決定戦 5回戦(2分制)
アピデッ・シットヒラン杯ライトフライ級覇者.佐藤?魔王?応紀(PCK連闘会)
VS
マフィアペット・モンコンディー(タイ)

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カードは選手の負傷や病気により変更や中止の場合があります。
ノンタイトル戦出場のチャンピオンは、その階級を超えての契約ウェイトとなる可能性があります(ライト級チャンピオンなら62.0kg契約など)。
10月は日本キックボクシング連盟(NKB爆発シリーズ)興行も予定されています。
▼堀田春樹(ほった・はるき)[撮影・文]
昭和のキックボクシングから業界に潜入。フリーランス・カメラマンとして『スポーツライフ』、『ナイタイ』、『実話ナックルズ』などにキックレポートを寄稿展開。タイではムエタイジム生活も経験し、その縁からタイ仏門にも一時出家。最近のモットーは「悔いの無い完全燃焼の終活」