わが鹿砦社を、ジャニーズを敵に回して、徹底的に闘った出版社として知る向きも多いであろう。確かにその通りだ。「これは〈戦争〉なのだ! ジャニーズとの永続的戦争に勝利するぞ!」「奢りわめくジャニーズに死闘を宣言!」「われわれは既に、ジャニーズ事務所に対して死闘(デスマッチ)を宣言している」。『紙の爆弾 縮刷版鹿砦社通信』をひもとくと、そんな荒々しい言葉とともに、ジャニーズとの闘いの有様が克明に綴られている。
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イタリアでも受けた映画「テルマエ・ロマエ」
映画「テルマエ・ロマエ」を観た。文句なくおもしろい映画であり、人気沸騰中の作品である。今、劇場には客が殺到しており、席をとるのも大変だ。文化的余韻とエンターテイメントがこの映画には見事に共存している。
うれしいかな、俳優阿部寛(47)が主演したこの作品は、イタリアで開催された欧州最大規模のアジア映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭」で、4月28日、マイムービーズ賞を受賞している。古代ローマ人役の阿部の演技が大受け。韓国、中国などアジア圏10の国と地域から出品された62作品から、インターネット投票によって決まる同賞に選ばれた。
ミステリーを犯人当てに堕する、テレビ局の愚かさ
「超再現! ミステリー」(日本テレビ)を見ていて憤然とした。ミステリー小説を再現ドラマにして、スタジオにいるタレントに犯人当てをさせていたのだ。
「ミステリー小説を1時間にも満たない再現ドラマにして、犯人まで教えるというのは、本格的なミステリーファンから見たら邪道そのものだ。テレビのスタッフは思考停止しているのか。本当に番組作りをあきらめているな。すぐにやめていただきたい」(ミステリー愛好家)
『この人に聞きたい青春時代2』【ブックレビュー】
高岡早紀AV出演報道のミスリードの裏
4月18日に、夜9時から、テレビ朝日が放映した「アンサー Answer~警視庁検証捜査官」というドラマを見て卒倒しそうになった。高岡早紀がゲストで出ていてなかなかの芝居をしているではないか。高岡が4月18日に放映されたドラマに出ているということは、テレビ界の常識としてドラマは4、5週間前には撮り終えているから、少なくとも3月中旬には撮影現場にいたことになる。ところが、その時期、高岡周辺では母親が社長を務めている「バニラポット」という会社で投資家たちを焦げ付かせる騒ぎが起きており、「金をだまし取られた」として投資者たちが騒ぎだし、広告塔となっていた高岡が愛知県警に任意で事情を聴かれた、という報道が流れていた。
『逢えたらいいな プリズン・コンサート三〇〇回達成への道のり』【ブックレビュー】
心が疲れてしまった時、「元気だせよ」を聴く。
受刑者のアイドル、として知られる2人組、「Paix2」(ぺぺ)の歌だ。
刑務所や少年院などでの矯正施設でのコンサートを、12年続けてきて、300回を超えた。彼女たちの「元気だせよ」の声は、ひたすら優しく美しいが、幾多の困難を乗り越えてきた力強さが秘められている。
だから本当に、パワーがもらえる。
Paix2の軌跡をまとめた、『逢えたらいいな プリズン・コンサート三〇〇回達成への道のり』(鹿砦社)が発売された。
めぐみ(Megumi)と真奈美(Manami)が、それぞれ音楽と出会い、2人が出会い、Paix2を結成、デビュー。倉吉市警察一日署長を2人で勤めたことがきっかけとなり、鳥取刑務所でコンサートしたのが、彼女たちの長い道のりのスタートだった。
『ドキュメント タカラヅカいじめ裁判~乙女の花園の今~』【ブックレビュー】
宝塚音楽学校では4月16日、第100期生の入学式が行われた。「清く正しく美しくの教えを守り、芸の道に精進します」と新入生代表が誓いの言葉を述べた。
清く正しく美しいはずのタカラヅカで、万引きの罪を着せられるなど、壮絶なイジメの果て、学園を追われた生徒がいる。それは、裁判にまで発展した。
その経緯がすべて分かるのが、山下教介著『ドキュメント タカラヅカいじめ裁判~乙女の花園の今~』(鹿砦社)である。
「ヤンキースのスタッフが見ていると勝つ」沢村がもっているもの
「沢村がDeNAに初勝利したゲームでヤンキースの関係者が視察にきていたという情報が、沢村にも届いていました。それであの熱投になったのでしょう」(プロ野球担当・スポーツ記者)
巨人の沢村拓一投手は、「気持ちで投げる投手」だといわれる。スライダーも直球もカーブも、まだ伸びしろがあると見られている。
「当然、沢村が望むのは、メジャーリーグでのデビューです。もはや巨人の18番などというせこい目標ではありません」(プロ野球関係者)
いいじゃないか、猫ひろし
カンボジアに住む気もなく、クメール語を覚えるつもりもなく、カンボジア国籍を取得。ロンドン五輪にマラソン選手として出場する、猫ひろし。出場権は金で買ったとも噂されている。国際陸上競技連盟が疑問視し、カンボジア陸連などに説明を求めているとかで、五輪出場が認められない可能性も出てきたようだ。そうだとしたら、とても残念だ。
酒井法子の弟逮捕に思う、お騒がせタレント復帰のタイミング
酒井法子(41)の弟で、職業不詳の吉原健(33)=福岡市東区=が、3月27日までに、酒井さんの元夫の父親が経営するスキーショップの従業員を脅したとして脅迫容疑で逮捕されていた。
「吉原は義理の弟で、元・暴力団員。酒井は2009年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され有罪が確定したが、吉原容疑者は『姉が逮捕されたのは、元夫の責任』などと因縁をつけたのです。もともと振込詐欺や不動産ブローカーなどをしていたようですが、ようやく刑務所から出てきたら、姉の酒井法子が元夫にクスリ漬けにされたことに気がついた。暴力団排除条例の影響もあり、うまくシノギができない。そうした欝憤も事件の引き金になりました」(全国紙社会部記者)