弁護士は約束通りの日付で解雇通知を送ってきた。9月いっぱいの就労が認められた。しかし、問題は続く。就労が認められても結局社長には支払い能力などない。8月と9月の給料は未払いのままとなった。足繁く労働基準監督署に通い相談したが、担当者は
「社長が夜逃げして出てこないのでは、会社が倒産したかどうかの確認が出来ない」
と言うばかり。
弁護士が破産の手続きをしている、といっても、弁護士が情報や書類を集めて実際に手続きに入るには3ヶ月はかかるだろうという話だ。それまではどうしようもない。また、その間に労基署でも実態調査をするので、それまでに手続きが開始されなくても、11月には事実上倒産が認められるらしい。
まず松岡代表から、8年前の事件について報告。当時大混乱の中 で必死の発行がされた「紙の爆弾」のバックナンバーが参加者に配られ、これを手にしてあの事件を振り返る。事件のあらましは既に鹿砦社 のサイトなどで詳しく説明されてるので省略するが、この事件で鹿砦社 は壊滅的打撃を被り、再起不能かと思われた。