前回10回目を終えた「鈴木邦男ゼミin西宮」ですが、鹿砦社のホームグラウンドの兵庫県西宮に根付きつつあり、ますます盛り上がっています。

1年間の記録を収めた『生きた思想を求めて』(2010年9月の第1回から2011年7月の第6回)も刊行、そのヴィヴィッドな内容に多くの方々から絶賛のお声をいただいております。手前味噌でむずがゆい想いがしますが、「鹿砦社は、単なる芸能暴露本出版社とばかり思っていたが、これほどまでに現代が抱える問題と真剣に格闘し生きた思想を探究しているのか」というお褒めの言葉も賜っています。

続きを読む

宝塚音楽学校では4月16日、第100期生の入学式が行われた。「清く正しく美しくの教えを守り、芸の道に精進します」と新入生代表が誓いの言葉を述べた。
清く正しく美しいはずのタカラヅカで、万引きの罪を着せられるなど、壮絶なイジメの果て、学園を追われた生徒がいる。それは、裁判にまで発展した。
その経緯がすべて分かるのが、山下教介著『ドキュメント タカラヅカいじめ裁判~乙女の花園の今~』(鹿砦社)である。

続きを読む