4月末からタバコをやめている。二度にわたって禁煙外来に言ったが、3ヶ月ほどでリバウンドして2回とも喫煙者に戻った。今度こそは、別な病気での入院をきっかけにやめられそうである。喫煙者にとっては、ひじょうに肩身の狭い世の中になった。なにしろ喫煙したくても場所がないのだ。
時折、街のタバコ屋に灰皿が置いてあり、喫煙者たちはここぞとばかりに集まり、タバコの煙をくゆらせている。道ゆく人は煙たげに見ている。そもそも、タバコによる税収は約2兆円だという。喫煙による医療費がかかりすぎるから政府は禁煙外来などというものを作り、ファイザー製薬の禁煙薬「チャンピックス」を国民的な禁煙薬として流布させることに成功した。しかし「チャンピックス」は、運転中に眠くなるなどの弊害やうつ病を引き起こすとして危険薬だという指摘もある。

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