すでに何度もご報告していますように、2005年7月12日の私・松岡逮捕―鹿砦社出版弾圧についての“官製スクープ”記事を神戸地検と密通して書いた朝日新聞大阪社会部・平賀拓哉記者(現・司法担当キャップ)に対して面談を求めてまいりましたが、平賀記者(あるいは広報担当者)らは私の要求をことごとく無視、あるいは担当者名なしの素っ気ないメールを送り付けて来たり徹底的に蔑ろにしてきました。

やむなく朝日新聞の登記簿に記載されている渡辺雅隆社長の“自宅”に「通告書」を8月23日に郵送しました。同月25日に届いています。回答期限を到着から7日以内(つまり9月1日)としましたが、いまだ回答ありません。無視して逃げ切ろうというつもりです。

朝日新聞・渡辺社長への「通告書」(1/2P)

朝日新聞・渡辺社長への「通告書」(2/2P)

ところで、登記簿では渡辺社長の住所は京都府京田辺市となっていますので、そこに送りましたが、なぜか転送されて「芦屋郵便局」経由で配達されています。つまり、渡辺社長の現住所は兵庫県芦屋市ということになります。2年半ほど前(2018年2月)にリンチ事件についての質問書を送った際にも同様でした。この時には、「住居移転したばかりで登記が遅れてるのかな」ぐらいに思っていましたが、2年半ほども放ってきたのでしょうか?

会社の社長(代表取締役)は登記簿に正しく住所を記載しないといけないと定められています。私もちゃんと登記簿に実際に住み住民登録している住所を記載しています。世の中の会社の社長もみなそうしていますよね。朝日新聞だけ特別ではないはずです。身の危険があるから別の住所に登記しているなどという言い訳は通じません。会社法に詳しくはありませんので、これにどういう罰則があるかどうか知りませんが(詳しい方は教えてください)、少なくとも平素から「コンプライアンス遵守」を謳う大手新聞社としては範を示すべきでしょう。大会社も零細企業もみなそうしているわけですから。直ちに正しい住所を登記せよ!

配達履歴情報

平賀拓哉記者

ところでくだんの平賀拓哉記者、こら、いつまで逃げてるんだ!? 

平賀記者は、1977年生まれ(おっ、私の愚息と同じだ!)、ということは今43、44歳か。私の逮捕事件の際はまだ20代だったんだ。

その10周年の2015年から中国・瀋陽支局長として赴任、2018年暮れ頃に帰国し現職(大阪社会部司法担当キャップ)に就いているようです。

平賀さん、あなたが日本を代表する大新聞社の幹部記者である前に、一人の自立したジャーナリストであろうとするのなら、みずからの記事に責任を持ち、私や鹿砦社(の社員)らを地獄に落とした弾圧事件の記事について私の面談に応じよ!

私は“当事者中の当事者”ですよ、私の言っていることは間違っていますか? 私は無理な要求をしていますか?

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