予告もなく登場する、という意味では、鹿砦社で去年、写真集を作った「全裸占い師」の「うらな」が、さまざまなイベントに登場しては、全裸で占いをするという奇っ怪なプレイを続けているそうだ。

なんでもこの「うらな」は、実話ナックルズの記事によると、「かつて永田町で政治家を相手にしていた」とも書かれている。その素顔はいつしか明らかになっていくだろう。

詳細は省くが、警察関係者は、かなり「全裸占い師」の動向にナーバスになっているようだ。
「ライブのたびに、警察官が来て勧告しているのは事実」だという。
だとすれば、警察はよほど暇な人種なのだな、とも思う。
 
◆キックボクシングの会場ではスーパーガールズチーム「maneater」が観客を悩殺

さて、正月に初めて足を向けたのはやはりキックボクシングとなった。格闘技イベントにおいて、休憩時間に行われるショーは、観客がトイレに行っている間をつなぎ「隙間」にすぎないが、この日に見たショーはなかなか秀逸だった。

キックボクシング会場でもmaneaterが観客を悩殺(2016年1月10日「WINNERS 2016 1ST」新日本ボクシング協会/治政館)

1月10日、後楽園ホールで17時から行われた「WINNERS 2016 1ST」(新日本ボクシング協会/治政館)でラウンド間の休憩時間に 突如登場し、激しいビートにのり、ほぼ水着、もしくはランジェリーに見える姿でヒップをくねらせて神出鬼没の「maneater」が観客を悩殺。クラブやディスコに予告なしに登場し、カウンターに上がってパフォーマンスを始めるというセクシー美女たちはリングを完全にジャック。並みいる キックボクシングジムの筋肉男たちもその色香に呆然となった。「まさにノックアウト状態」となった男たちの股間はもはや爆発寸前。リングは突如と して、エロスたっぷりのステージとなった。

◆予告なしに登場するアイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の新曲「栄光サンライズ」も好調

あと、唐突に予告なしに登場するアイドルグループとしては、「ベイビーレイズJAPAN」があまねく知られるところだ。このグループは、他のグループのライブに登場して、勝手に出口でチケットを売るというややひんしゅくをかいそうな手法でファンを拡大してきた。ややロックな趣のサウンドだが、新曲ゲリラライブは、評判によく、最新9thシングルの「栄光サンライズ」は、かなり好調のようだ。いずれにせよ、ゲリラライブで飯を食う連中が、「軒先を借りて母屋をのっとる」という図式をぜひ今年は見たいものだ。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

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