「八重の桜」は、主役に綾瀬はるか、長谷川博己、西島秀俊らスターをそろえながらも、なぜゆえにこんなにわかりにくいのだろうか。
「主役の西島が演じる、八重の兄、山本覚馬ばかりが目立つドラマになってしまった。はっきりいって池田屋襲撃もいまひとつだったし、登場人物が多すぎるのかもしれない」(テレビ局関係者)
NHK大河ドラマは、当初は別の計画があったが、福島県会津出身で、同志社を創設した新島襄の妻となった八重の生涯を描いた作品となることで、「福島の人々を元気づける」という意味合いもあり、スタートした。

「当初は、綾瀬はるかが走って乳房を揺らすシーンなども話題だったが、今はそれもない。女だてらに八重が鉄砲を撃つシーンが見どころなので、そちらの方向をメインにシナリオを変えたほうがいいのではないか」(ファン)
それにしても、幕末に関して勘所がない人のために「攘夷」や「混乱する徳川」などを丁寧に描いてもよかったのではないだろうか。
そもそも「攘夷」などは、中学校のときに教えてもらった単語で、意味などを忘れている。
前回の「平清盛」は最後まで我慢して見ていたが、今回ばかりはどうも途中で断念しそうだ。
「綾瀬はるかの演技をもっと見たい。今のままでは、なんだか添え物みたいです」
ただ唯一、会津藩の殿様、松平容保を演じている綾野剛が素晴らしい。宿命に翻弄される会津藩を象徴している。

「NHKのドラマゆえに、福島の見どころをたくさん見せてほしい。それが被災者も元気づけてくれます。今後が楽しみです」などという視聴者の声もある。

展開が難解すぎて見るたびに「日本史をもっと勉強しておけばよかった」と思う作品であってほしくない。
果たして、NHKは「八重の桜」をさらに盛り上げてくれるだろうか。ぜひとも期待したいところではある。

(鹿砦丸)