数人のAVライターと「今年、一番そそるAV女優」について話しあったが、圧倒的に指示されたのが「椿しの」だ。最新作は「プロバレエダンサー無残 凌辱のアティテュード 椿しの」(アタッカーズ)だが、なにしろ椿に関しては、情報がまったくない。作品中でバレエを踊っているくらいだから、バレリーナの経験があるのだろう、というくらしかわからない。

それでも、峰不二子のごとく細いながらも肉がつくべき場所にはついている太腿、スレンダーや腰回りと割れた腹筋、可憐なあえぎ声などは、堪能に値する。
この女優に関しては、この1年余りで3作と寡作なのだが、椿とライバルと称される熟女のこれまたスター候補、雪菜が次から次へと作品をリリースしているのに比べても、かえって戦略として「次が待ちわびる」ということにおいても成功なのではないだろうか。

それにしても、元バレリーナのAV作品は、みおり舞にしろ、水元ゆうなにしても、「バレエ押し」ではマニアックすぎて、ファンがついてこなかった。その中で、先ほど紹介した「プロバレエダンサー無残 凌辱のアティテュード 椿しの」は、プリマドンナを犯しつつも、観客の目の前でセックスショーを展開するという、よくあるシナリオながらも、椿のスレンダーな肢体をこれでもか、と見せつけてくれるのだ。

物語としてはこうだ。バレエ団に入団して5年。椿は遂にプリマドンナに指名され、幸せの絶頂を味わっていた。そんなある日、彼女は悪徳社長によって拉致、性奴隷調教を施され、最終的には猥褻バレエショウに出演させられてしまうというもの。
気高いプリマドンナが悦楽にプライドを挫かれて、欲望に落ちていく様がなんともエロチックだ。女性自身に指を突っ込み、発射したばかりのザーメンをかきだすタイミングもいい。

ビデオショップ店員は語る。
「熟女のアスリートものがひそかな人気です。その中で、椿さんが主演の作品は、これからの熟女の作品の方向性を打ち出すものだと思います。つまり、『若い肉体を貪る』マッチョな熟女が人気となってくるのです」
さて諸兄、一度、マッチョな女に食われる妄想にひたってみては、いかがだろうか。

(ハイセーヤスダ)

▲写真は「新妻、献身の代償は…レイプ。 椿しの」(アタッカーズ)