《脱法芸能58》吉松育美VS谷口元一裁判(18)谷口氏の証人尋問5

谷口氏に対する尋問が続く。

西川洋司弁護士 当時、この『バンキシャ!』の出演者にあなたが関係する所属タレントが出演したということはありますか?

谷口元一 直接の所属のタレントはいません。

西川洋司弁護士 吉松さんのお父さんに電話をしたことはあるんですね?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 この電話番号はどうやって知ったんですか?

谷口元一 104で。

西川洋司弁護士 104ですか。自宅の電話を調べたんですか?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 携帯電話番号はどうやって知りましたか?

谷口元一 1度目の電話で留守番電話だったんで、先方から折り返し、先ほどお電話をいただいたんで、その時の……。

西川洋司弁護士 住所等はどうやって知ったんですか?

谷口元一 その時にお父さんからの説明で。

西川洋司弁護士 あなた個人がテイラーさんに対して債権を持っている?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 吉松さんに対しては債権は?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 吉松さんのお父さんにもしくはお母さん、ご家族に対して債権がある?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 テイラーさんに対して債権を返せということであれば、テイラーさんに対して言えばいいんじゃないですか?

谷口元一 何度も言いました。

西川洋司弁護士 電話ではつながってるわけなんですね?

谷口元一 出てもすぐ切られます。

西川洋司弁護士 でも、話はしている?

谷口元一 途中からはもう出なくなりました。

西川洋司弁護士 あなた、他の方に対してお金を貸したこととか、返してもらわなくちゃいけない人とか過去にこれまでにありましたか? その時に……。

角地山宗行弁護士 本件とは関係のない質問です。

西川洋司弁護士 要は債権者以外に電話がかかっているということを聞きたいんです。 その関係で借りている人本人以外に電話をしたことは?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 吉松さんもう完全に明らかに成人の方なので、未成年者から両親に連絡するというのならともかく、吉松さん自身、債務者じゃないのにそのご両親に連絡をとるというのは、ちょっと異常という風に思われないかということは考えなかった?

日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(FCCJ公式チャンネル2013年12月16日公開)

谷口元一 考えてないです。

西川洋司弁護士 考えてない?

西川洋司弁護士 あなたにとっては別に普通のことだった?

谷口元一 金額が大きいから。

西川洋司弁護士 吉松さんのお父さんに連絡をとったら、金額が大きくても、返ってくる可能性が高まってくるから?

谷口元一 返ってくるとは言ってません。

西川洋司弁護士 じゃ、そもそも何のために電話をかけたんですか?

谷口元一 私もしくは弁護士に連絡を入れるようにマットさんに説得してもらうように伝言をお願いしたということです。

西川洋司弁護士 じゃあ、会社の人に連絡する、伝言するでも十分だったじゃないですか。

谷口元一 会社にも電話をしました。

西川洋司弁護士 吉松さんのお父さんに連絡したら折り返しの電話が来る可能性が高くなると考えたんですか?

谷口元一 伝言をお願いしたわけ。

西川洋司弁護士 通常の債権者の場合、債務者でもない人の、しかも親族に折り返しの電話をしろという風なことは未成年者でもないのに、通常ないと思うんですけど。そこはおかしいとは思わなかった?

谷口元一 自己破産申立の中でIYグローバルという会社でマットさんへの年間報酬(の差し押さえ)を申し立てたので、その代表である吉松さんとうまくお父さんから話し合いで……。

西川洋司弁護士 吉松さんのお父さんに判決文やスキャンダルのスポーツ紙とかの記事を送りつけた目的はなんですか?

谷口元一 こういうものがあったら送っていただけますかというお願いをされたので、送りました。

西川洋司弁護士 あなた、送ったら、1000万円返ってくることにつながると思ったんですか?

谷口元一 あくまでも弁護士に連絡をして……伝言をお願いしただけです。

西川洋司弁護士 それを送ると伝言してくれる可能性が高くなるという風に思ったんですか?

谷口元一 僕はお願いされたから、送っただけです。

西川洋司弁護士 それを送ったら、たとえば吉松さんがテイラーさんをエージェントからクビにしちゃうとかっていう風には考えなかったですか?

谷口元一 考えておりません。

西川洋司弁護士 まったく考えてない? 資料を送るかどうかだけでなく、吉松さんのお父さんに判決の話をして、吉松さんのお父さんがあなたの話をですね、本当にそうなのかと思った時にテイラーさんをクビにしてしまうということは考えられない?

角地山宗行弁護士 異議あり。先ほどの質問と重複しております。

西川洋司弁護士 あなた、お父様に対して、なぜ電話をしてくるんですかと聞かれたことはありますか?

谷口元一 覚えておりません。

西川洋司弁護士 覚えてない? 「(吉松さんのお父さんの携帯番号を谷口氏が知っていることについて)この時代、調べる方法はいくらでもあるんですよ」とみたいなことを答えたことはありますか?

谷口元一 覚えていません。

西川洋司弁護士 久光製薬のことについて伺いますが、久光製薬の社長さんとあなた面識があった? 今の会長さんと面識があった?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 その会長さんの息子さんと面識がありますか? 親しい関係にあるんですか? プライベートでの付き合いはない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 今回の件で吉松さんのお父さんに対して久光の名前を挙げたのは、自分の身分を知らせるため?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 あなた他の地方の人と連絡するときもそういう会社名を挙げたりすることもある?

谷口元一 ……佐賀県の鳥栖を代表する会社なので名前を出しました。

西川洋司弁護士 今回だけ?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 他の人にはやったことはない?

谷口元一 そうですね。

西川洋司弁護士 久光の会長さん、社長さんとは仕事の付き合いだけということですか?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 (ケイダッシュ所属タレントの)高橋克典さんと市長の選挙の応援に行ったというのは事実なんですか?

谷口元一 あくまでも仕事としてのお願いをされたので。

西川洋司弁護士 市長の方から仕事として……。

角地山宗行弁護士 異議あり。本件と関係ないことです。

追記 公職選挙法上、選挙運動は、基本的にボランティアによって行われるべきだとされ、特定の候補者を当選させるために、選挙運動者に対して、金銭や何らかの財産上の利益を供与すると、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処せられることになっているが、谷口氏の言うように「仕事としてお願いされた」のであれば報酬が発生したということなのだろうか? (続く)

西川洋司弁護士 これは建物に入れる入構証ということですか?

谷口元一 私どもは名門プロですので、どのスタジオでもフリーで入れるものを控えております。(続く)


◎[参考動画]日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(日本外国特派員協会2013年12月16日公開)

▼星野陽平(ほしの ようへい)
フリーライター。1976年生まれ、東京都出身。早稻田大学商学部卒業。著書に『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)、編著に『実録!株式市場のカラクリ』(イースト・プレス)などがある。

◎事実の衝撃!星野陽平の《脱法芸能》

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日本経済のラストタンゴがはじまる

証券会社の個人顧客担当者が忙しくなってきた。好調な推移を見せていた株価の下落と主として利回りの高い外国債の為替差益が大きくマイナスに転じ始めたからだ。

ブラジルの通貨リラや南アフリカの通貨ランドは米ドルと連動しない動きをする通貨として市場関係者の間では知られているが、この10年程円高、日本株低迷の中で個人投資家を対象とする証券会社の営業担当者は積極的にブラジル国債、インド国債などへの投資を勧めてきた。

利回りが高いこれらの国の国債は為替差益で含み損が出ない限り、利息も含めかなりの高収益を生む。だが利回りが高いことは、それだけ「不確定要因」も高いことを意味する。かつてデフォルトを起こしたアルゼンチン国債同様の事態は高利回りの国債商品には付き物のリスクであることは言うまでもない。

円安の中ブラジルのリラが下落し始めた。原油価格は1バーレル30ドル台(数年前の最高時には1バーレル160ドルを超えていた)、連動して天然ガスの価格も暴落している。

◆米大統領選挙の年には世界経済が大きく振動する

今年は米国大領選挙の年でもある。大統領選挙の年には世界経済が大きく振動することは常識といってもいい。

円は現在ドルに対して110円代後半だが、これは輸出産業を優遇するために安倍政権が恣意的に引き起こした「円安」誘導の結果であり、長く続くものではない。このレベルの為替相場が続けば産油国をはじめとする原材料輸出国や米国が必ず圧迫をかけて来るに違いない。現在の極端な原油安もその先で利益確保を狙った投機筋の意図的操作と見て間違いないだろう。

既に米国FRB(連保準備制度)は利上げ実施し、これまで世界各地、とりわけアジアに滞留していた資金を急激に米国本国に引き上げようとしている(追加の利上げは今のところ見送られている)。

そういった基本的な状況を認識しつつも今後の景気予想、株価予想は大きく分かれている。週刊現代は数カ月前まで「株価3万円も!」と株価の増進をひたすら予想する記事を毎号組んでいたが、ここへ来て急に弱気になっている。最近号の広告では「株価1万4千円台も」がメインの記事だ。一方、週刊ポストは「まだまだこれから」派のようだ。「半年後株価2万3千円これだけの根拠」が特集されている。

◆サミット後には急激な円高がやってくる

中国の景気後退が明らかになり、成長率が昨年は6.5(統計によっては6.8)%だったと発表された。だがこの数字は多分に疑わしい。上海株式市場は取引停止銘柄が半数を超え、日本でいう「ストップ安」の際に働く自動取引停止システムが起動しっぱなしだ。これに対して中国の投資家からは厳しい批判が沸き起こっている。売り逃げが出来ないからだ。

要するに世界経済は「中国の成長」という、大前提に立った1つの時代が終焉を迎えているのだ。日本では「バブル」という時代があった。あの時代が日本における「あぶく銭」多量流通の最後のあだ花だったことは今となっては明らかだ。「爆買い」で日本を訪れる中国からの観光客の姿もあと数年で終息するだろう。東アジアの成長は頭打ちで、産業成長の中心はいまだに人口増を続けるベトナムやビルマ、マレーシアに移行していくだろう。

だから、証券会社の営業担当者は忙しいのだ。手持ちの顧客の資産を減らさないように、それでいてある程度の取引を定期的に行わせて手数料収入を確保するために。株式相場は企業の収益や利益を素直に反映するものではない。だから予想が困難なのだが、米国の利上げが決まったからには海外の機関投資家は日本株をどんどん売りに走るだろう。日本ではこれから株価が下がると私は推測している。

日銀は「マイナス金利」を打ち出した。日銀の当座預金にも「手数料」をかけることにより、金融機関が日銀に設ける当座預金の資金を市場へ吐き出させようとの狙いらしい。日銀がここまで必死になるのは「2%」の物価上昇を実現するためだと言う。デフレスパイラルからの脱却(インフレ誘導政策)を掲げた安倍政権の公約実現が目標だそうだ。

しかし、そんなもの意味があるか? 消費税8%への引き上げで末端消費者だけでなく、中小企業も仕入れ値の実質的上昇を食らっている。さらに便乗値上げも相次いで「デフレ」感など財務省や大企業以外感じていないのではないか。昨年は(「連合」を中心とする「労組」の闘いではなく)安倍の要請により経団連は賃上げを受け入れ、今年も引き続き経団連は賃上げを表明している。儲かっているんじゃないのか。大企業は。

そしてサミット後には急激な円高がやってくるだろう。そのタイミングで今も青色吐息のシャープが台湾の「鴻海」に完全に買い叩かれるだろう。かつては世界をリードした液晶のシャープはかくして日本企業ではなくなる。同時期に全国のマクドナルドが閉店するかもしれない。ご本山米国のマクドナルドの経営不振も深刻なようだ。

昨年私がこのコラムでマクドナルドの不調を取り上げて以来、日本マクドナルドの収益はさらに悪化し、米国のマクドナルドも日本マクドナルド株の売却を検討しているとの情報もある。

間もなく株価が下がり、円高が進み、シャープが売られ、マクドナルドの閉店が相次ぐことを予想しておく。

上記はいずれも私には全く関係のないことである。
貧乏でよかった。

▼田所敏夫(たどころ としお)
兵庫県生まれ、会社員、大学職員を経て現在は著述業。大手メディアの追求しないテーマを追い、アジアをはじめとする国際問題、教育問題などに関心を持つ。※本コラムへのご意見ご感想はメールアドレスtadokoro_toshio@yahoo.co.jpまでお寄せください。

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「戦中」突入社会──民間船員の予備自衛官化は「徴兵制開始」である

戦争へ向かう潮流はついに実質的な「徴兵制」を立ち上がらせ始めた。1月29日、全日本海員組合は記者会見を行い、下記の声明を発表した。

「一昨年からのいわゆる『機動展開構想』に関する一連の報道を受け、全日本海員組合は、民間船員を予備自衛官として活用することに対し断固反対する旨の声明を発し、様々な対応を図ってきた。しかしながら、防衛省は平成28年度予算案に、海上自衛隊の予備自衛官補として『21名』を採用できるよう盛り込んだ。われわれ船員の声を全く無視した施策が政府の中で具体的に進められてきたことは誠に遺憾である」

全日本海員組合の2016年1月29日付け声明

※全文は全日本海員組合のHPを参照

この「事件」は明らかな「徴兵制」あるいは「徴用」が海洋部門で始まったことを示す重大事だ。大々的に報道され、多くの人が知るべきだが私が知る限り毎日新聞がそこそこの紙面を割いて報道している以外に大きな報道は見当たらない。
<船員予備自衛官化>「事実上の徴用」海員組合が反発(毎日新聞 2016年1月29日配信)

既に「構想」や「想定」の範囲を超えて、防衛省は2016年度予算に「21名」の民間人を予備自衛官補として「徴用」する予算を確保しているのである。防衛省は「強制はしない」と言っているそうだが、予算を確保し具体的な人数まで明言して「徴用」を行わないはずがない。

◆「強制をするものではない」は空手形の常套句

政権が無茶な法制や施策を導入しようとする際、強烈な世論の反対に少々の配慮をして「強制をするものではない」は必ず用いられる空手形同様の常套句である。「国家・国旗法」が施行された小渕政権時の1999年にも多くの世論の反対を受けた。
小渕は国会答弁で、
「学校におきまして学習指導要領に基づき、国旗・国歌について児童生徒を指導すべき責務を負っており、学校におけるこのような国旗・国歌の指導は、国民として必要な基礎的、基本的な内容を身につけることを目的として行われておるものでありまして、子供たちの良心の自由を制約しようというものでないと考えております」
「国旗及び国歌の強制についてお尋ねがありましたが、政府といたしましては、国旗・国歌の法制化に当たり、国旗の掲揚に関し義務づけなどを行うことは考えておりません。したがって、現行の運用に変更が生ずることにはならないと考えております」

と「強制はしないと」明言したが、一度法制化して時間が経過すれば、やがて既成事実化が積み重なり、それに対する反対は「踏みつぶせる」ことを予見していたに違いない。事実、近年「日の丸・君が代」は不可侵の色彩さえ帯び始めた。小渕は翌年首相在任中急逝するが、後世に禍根を残す悪法を成立させた罰があたったのかもしれない。

◆防衛省の海員「徴用」は確実に進められる

「国歌・国旗法」施行の際の「空手形」で明らかなように、防衛省の海員「徴用」が確実に進められることは間違いない。全日本海員組合はその歴史を見てもさほど革新的な組合ではなく、むしろ発足当時から民社党(当時)を支持する系統の組合だ。現在は連合に加盟しているが、過去には「海の日導入運動」を提唱するなど、思想的には右派的な性格も包含する組合のようである。

しかし、この声明は国民と周辺諸国に向けた最大級の警鐘だ。

実質的「徴兵制」が、昨年の戦争推進法案成立後1年も経たず起動する。海洋部門に目を付けるとはさすが、大手広告代理店に政策立案や広報の相談を怠らない安倍政権らしい選択だといえる。不思議な現象だが報道の世界では昔から一般の「事故・事件」でも同様の被害が「陸上」で発生した場合と比べると「海上」は軽視されやすい傾向にある。権力はやがて導入されるであろう奨学金返納の困難者に対する「自衛隊におけるインターンシップ」と称される若者を狙った「徴兵制」には反論が予想されることから、まずは「海洋」での「徴兵制」に着手したのだ。

◆時代はすでに「戦中」

多くの高校生が受験する「一般曹候補生」の志願者数が急減している。2015年度の全国分は前年度と比べて19%減の2万5092人で2012年の半数近くにまで激減している。解釈改憲が行われた2014年も前年比10%減だったが、前年比約20%の落ち込みは過去最大級に際立っている。原因を防衛省は「景気好転で民間企業に流れたため」と言うが、解釈改憲から戦争推進法案成立へ繋がる流れが要因であることはこの数字が示している。同様の志願者減少は第二次湾岸戦争後イラク派兵が本格化した2004年に前年比11%減を記録したことがあり「戦争」が現実化を帯びれば帯びるほど自衛隊の志願者は減ることが明らかになっている。

一方2012年、つまり東日本大震災の翌年には自衛隊志願者は増加している。景気のありようもさることながら、被災者救援の活動に従事する自衛隊の姿を目にして「災害救助」つまり「人の命を救う」仕事に就きたいと考えた若者が増加したことは想像に難くない。

自衛隊が戦争に赴くのは時間の問題だ。安倍自民党政権が続く限りその加速は止まらない。「戦争は嫌だ」と考える若者は自衛隊を志願しない。戦争を全く知らない親だってここまで戦争が現実化すれば子供が自衛隊を志願することに異論を唱えだすだろう。自衛隊は今後も減り続ける人員不足分を「徴兵制」で補う。21世紀型「赤紙」の印刷は既に始まっている。

誇張なく時代は既に「戦中」に入っている。

▼田所敏夫(たどころ としお)
兵庫県生まれ、会社員、大学職員を経て現在は著述業。大手メディアの追求しないテーマを追い、アジアをはじめとする国際問題、教育問題などに関心を持つ。※本コラムへのご意見ご感想はメールアドレスtadokoro_toshio@yahoo.co.jpまでお寄せください。

◎間近に迫った日弁連会長選挙──日弁連がネットの「言論の自由」を弾圧か?
◎2016年のジャパン・カオス──2026年正月に記された日系被曝難民家族の回想記

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《脱法芸能57》吉松育美VS谷口元一裁判(17)谷口氏の証人尋問4

谷口氏に対する尋問が続く。

池田尚弘弁護士 さあ、原告の行為によってあなたが名誉を傷つけられたかということについてお伺いします。原告吉松さんは外国人記者クラブの記者会見、吉松さんのブログ、吉松さんのフェイスブックであなたが吉松さんに対して吉松さんの業務を妨害した、脅迫をした、ストーカー行為をしたという風に言っていますが、あなたはこれらの行為を行いましたか?

谷口元一 知りません。

池田尚弘弁護士 吉松さんを脅迫したことはありましたか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 ストーカー行為を行なったことはありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 あなたは吉松さんはあなたが何人もの女性を殺した、死に追いやったという風に言われているという風に言っていますが、そういった事実はありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 はい。私からは以上です。

角地山宗行弁護士 弁護士の角地山から質問させていただきます。先ほどあなたが何人かの女性を殺したという風なことはないとおっしゃいましたが、何かこの件で警察から調べられたこととか、逮捕されたことはありませんか?

谷口元一 ありません。

角地山宗行弁護士 私からは以上です。

◆戸田泉弁護士からの尋問

戸田泉弁護士 弁護士の戸田の方からお伺いします。あなたがインターネット上で人を殺したとか書かれたりしていることはご存じですか?

谷口元一 はい。

戸田泉弁護士 それはいつぐらいから始まったんでしょうか?

谷口元一 まあ、ちょっと覚えていませんが、最近の話ですね。

戸田泉弁護士 何でそのような話が始まったと思いますか?

谷口元一 マット・テイラーさんとの裁判をしたからだと思います。

戸田泉弁護士 それ以前からそういうことは、どこにも書いていなかったということですか?

谷口元一 はい。

戸田泉弁護士 ちょっとお伺いしますが、そこで亡くなった川田亜子さんはご存知ですね? あなたとの関係はどういうものでしたか?

谷口元一 弊社の所属タレントでした。

戸田泉弁護士 どういう原因でお亡くなりになったのですか?

谷口元一 自殺で……。

戸田泉弁護士 川田さんとあなたとは、何かいさかいとかあったということはないんですか?

谷口元一 ないです。

戸田泉弁護士 以上です。

◆吉松さん側代理人西川洋司弁護士による谷口氏への反対尋問

(続いて、吉松さん側代理人西川洋司弁護士からの反対尋問に移る)

日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(FCCJ公式チャンネル2013年12月16日公開)

西川洋司弁護士 被告代理人の西川洋司です。形式的な確認なんですけども、反訴状の住所と陳述書の住所が違うようなんですけど、引っ越されたとか、住民票上の住所が違うとか?

谷口元一 引っ越しました。

西川洋司弁護士 今、陳述書の住所が正しいと?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 12月30日の『バンキシャ!』のスタジオの件なんですが、叫んだりしたということはない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 叫んでなくとも大きな声になったとかは?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 番組スタッフに迷惑をかけたということはない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 番組スタッフから何か言われたということもない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 まったくない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 お金返せとか、放送中のスタジオでしゃべったことはないですか?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 いい加減なことをすんなとか言ったこともない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 吉松さんが控室に入っていったところなんですけど、吉松さんが悲鳴を上げたのは聞いていますか?

谷口元一 聞いてないです。

西川洋司弁護士 聞いてない? このスタジオの中でテイラーさんに話しかけたことは間違いない?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 このスタジオに行く前に吉松さんがいるかという風に誰かに問い合わせたこともない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 一切ない?

谷口元一 ないです。

西川洋司弁護士 テイラーさんとの債権関係、あなたの方から破産の申立をしたことは間違いない?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 この12月30日の後、年明けすぐにこの破産の関係で裁判所で話をすることになっていたっということは認識はしています?

谷口元一 よく覚えておりません。

西川洋司弁護士 1月9日に破産の関係期日が入っていた。そこで話を進めるという話になっていなかったんですか?

谷口元一 詳しい日時までは覚えておりません。

西川洋司弁護士 日時はともかく、その頃、破産手続きで債権をどうやって話をするか、っていう話をすることは分かっていましたか?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 そうすると、そこでテイラーさんと対面して返済の方をどうするのかっていうような話ができるということは分かっていた?

谷口元一 分かっていません。

西川洋司弁護士 分かってない? あなた、何のために破産の申立をしたんですか?

谷口元一 お金を返してもらうため。

西川洋司弁護士 破産で最終的に免責になった場合、逆でしょ? 返ってこないという可能性もあるかと思いますけど、それは分かっていた?

谷口元一 分かっていません。

西川洋司弁護士 代理人からそういう説明は受けてますか?

谷口元一 覚えておりません。

西川洋司弁護士 免責っていう手続きが破産の場合、ありうるよと、そしたら、返って可能性っていうのはむしろ免責になってしまってゼロになってしまうという話を聞いた記憶はまったくない?

角地山宗行弁護士 異議あり。重複です。

西川洋司弁護士 回答がはっきりしないんで。まったく聞いたことがない?

谷口元一 覚えておりません。

西川洋司弁護士 乙55号証を示します。入館証の写真ですけど、これは当時、12月30日当時にこの入館証を使って日テレの方に入ったということですか?

谷口元一 はい。

西川洋司弁護士 これと同じものですか?

谷口元一 更新されるので、毎年、更新します。

西川洋司弁護士 これは建物に入れる入構証ということですか?

谷口元一 私どもは名門プロですので、どのスタジオでもフリーで入れるものを控えております。(続く)


◎[参考動画]日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(日本外国特派員協会2013年12月16日公開)

▼星野陽平(ほしの ようへい)
フリーライター。1976年生まれ、東京都出身。早稻田大学商学部卒業。著書に『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)、編著に『実録!株式市場のカラクリ』(イースト・プレス)などがある。

◎事実の衝撃!星野陽平の《脱法芸能》

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間近に迫った日弁連会長選挙──日弁連がネットの「言論の自由」を弾圧か?

日本弁護士連合会(日弁連)会長の選挙が行われている。大阪弁護士会所属の中本和平弁護士と東京弁護士会所属の高山俊一弁護士が会長候補に立候補している。

投票は2月5日で現在激しい選挙戦が展開されているが、知人の弁護士から不可思議な情報提供があった。ある弁護士が匿名の自身のブログで片方の候補を応援したところ、日弁連から注意を受けたとのことだ。その方が現在掲載しているブログの内容を引用する。

「さっき、日本弁護士連合会選挙管理委員会の副委員長さんから、わざわざお電話をいただきました。 わたくし、なんかの選挙に出た覚えがないので、ビックリしたのですが、なんと私のブログ記事が日弁連の選挙管理規定に違反するので、削除して欲しいと言うのです。
  問題となったのは以下の記事。2016年1月17日付け記事で、
【悲報】日本弁護士連合会の執行部側○○○○候補が、稲田朋美自民党政調会長に何度も献金していた。というもの。
  取り敢えず非公開にしましたのでリンク切れになっていますし、候補者の名前も匿名にしました。
  今回の日弁連会長選挙にはふたりしか立候補者がいないので、片方の先生を批判すると、もう片方の先生を応援したことになるから選挙運動だ、という話なんです。
  そして、会長選挙管理規定が今回の選挙から「改正」されて、WEB選挙活動が認められるようになってたけど、それは各陣営に1つずつのオフィシャルホームページだけ。
他の人は、選挙対策本部の弁護士も一般会員も、WEB上で1人の特定の候補に有利になる発言は許されないという驚くべき改定がされたというのです。
こんなの、WEB選挙が認められるようになったと言えますか?
逆に、明らかに言論の自由が制限を受けるものです。」
◎「宮武嶺のエブリワンブログ」より

◆「言論の自由」を守るべき日弁連に「言論の自由」感覚が欠如している

本当だろうか。事実を確かめるべく日弁連に電話取材した。応対に出た日弁連総務課の事務担当者(氏名は名乗らなかった)に上記質問をぶつけたところ「選挙管理委員会の副委員長がそう述べたのなら事実でしょう」との回答であった。

おいおい、言論の自由もへったくれも日弁連には無いのか? 通常の国政選挙、地方選挙でも実質的にネット選挙はほぼ全面的に解禁されている。それに対して、時には国を相手に闘う職務にある弁護士が全て所属する「日弁連」がこのように矮小な、選挙運営を行っていては、日本司法における対抗勢力の脆弱性、もしくは偏狭性の現れと感じられても仕方がないであろう。

「言論の自由」を守るべき日弁連に「言論の自由」感覚が欠如している。これは重大かつ深刻な問題と言わざるを得ない。

さらにこのブログ執筆者が、中本弁護士の過去、自民党稲田朋美政調会長に政治献金をしていたことに言及していたが事実であろうか。中本弁護士所属事務所に取材してみた。それによると中本弁護士は「一水会」(鈴木邦男氏が発足させた「一水会」とは同名だが無関係)という大阪の弁護士集団の実力者で、その後輩である稲田朋美氏を応援していたことは事実であるという。

3万円の政治献金も過去確かに行っていた。ただし電話応対に出た弁護士の話では「中本弁護士は憲法などについてはむしろ稲田氏と全く逆の考え方で社民党の福島瑞穂さんや民主党議員との付き合いの方がはるかに深いです」とのことだった。なるほどそう言われればそうか、と騙されそうになるが、この曖昧さこそ現在日本を覆う困難を引き起こした「どっちつかずの態度」なのではないのか。

中本弁護士は安倍のような改憲主義者ではないだろう。しかし「後輩だから」という理由で稲田朋美を応援していた過去があるようでは日弁連の会長を任せようとは思わない。社民、民主を応援しながら小選挙区制を進めたり、2大政党制を進めた大学教員のようなものだ。

私はもちろん弁護士資格など持っていないので自由に発言できる。日弁連会長候補者としての中本氏を私は支持しない。一見リベラル、一見穏当な姿勢の中にこの時代を誘引した細かであっても、過ちを包含している人物のように思えて仕方がない。
一方、高山俊一弁護士の主張全てにおいて中本弁護士よりは余程明白だ。何よりも「反戦」に対する考え方が極めてはっきりしている。私自身の考えに近い。
一般人には関係なさそうではあるが日弁連は本気になれば相当な力を国に対しても発揮しうる団体だ。選挙の推移を注視したい。

▼田所敏夫(たどころ としお)
兵庫県生まれ、会社員、大学職員を経て現在は著述業。大手メディアの追求しないテーマを追い、アジアをはじめとする国際問題、教育問題などに関心を持つ。※本コラムへのご意見ご感想はメールアドレスtadokoro_toshio@yahoo.co.jpまでお寄せください。

◎「先頭で行動する政治学者」山口二郎氏を迎えて前田日明ゼミ第4回開催!

『紙の爆弾』!タブーなきラディカル・スキャンダル・マガジン

抗議にも罵声にも屈せず闘い続けるキックボクシング界レフェリー列伝

「もっと勉強しなさい!!」1997年頃、あるキックボクシングの試合後、ジャッジ席の審判員にこんな罵声を浴びせて去って行ったS会長がいました。所属の選手が不可解な採点で敗れたことに怒り、タイ訛りのつたない大声が会場内に響き渡っていました。

日本系の隆誠、衰退とともに生きたリ・チャンゴン(李昌坤)氏(中央)、蝶ネクタイが良く似合う(1991.5.24)
ムエタイルールという意識も浸透した時期ではありましたが、蹴りを重視しつつもキックボクシングの見た目の印象で採点する習慣は、ムエタイの世界での熟練者から見れば、納得できない判定だったでしょう。

レフェリーのお仕事は選手に次いで辛い仕事かもしれません。 しかし、長きキックボクシングの興行の歴史では、時には理不尽な選手陣営の抗議も見受けられました。また、ジャッジの不可解な採点や、全くセンスの無いレフェリーが採用されている現場もありました。
1966年(昭和41年)の日本キックボクシング協会設立以降、プロボクシングのプロモーターだった野口修氏が始めたキックボクシングだけあってプロボクシングのレフェリーを参考にする影響から軽快なフットワークで裁く印象が残りました。

日本人最初のレフェリーとなったのが、小別当純という方でしたが、李昌坤(リ・チャンゴン/韓国)氏やウクリット・サラサス(タイ)氏も初期から務めていました。後に発生の全日本系でも個性有る厳格なレフェリーが存在していました。

時代の流れで徐々に試合展開や採点基準が変わっていくのは仕方ないところでしたが、レフェリー技術の低下が見られたのは、ムエタイルールが浸透してきた1990年代であり、団体分裂が増え出した頃の人材不足でした。

古き時代からレフェリーは、すべて団体ごとの公認で、他団体に勝手に出向けませんでしたが、「誰かレフェリー出来る奴いないか。」

ヘビー級はこの人に任せたい、重量級の和田良覚レフェリー(左)(2014.9.13)
ジム会長からそんな安易な声も掛かった、団体が増える度のレフェリー募集でした。見た目は簡単そうでも、ルールを熟知しなければ出来る任務ではなく、甘い気持ちでやられても困るレフェリー業ですが、残念な問題は、増え過ぎた各団体の新人レフェリーに、経験値あるベテランの指導は回り難く、実戦で覚えていくしかない時代でした。

団体にもレフェリーの格差がありましたが、直接勝敗に関わるリング上の裁きは上達していくものの、プロボクシングを観ていれば常識的にわかる機転もなく、ダウンした相手に蹴り込んでもそのままカウントを続けたり、カウント9で足下フラフラしていても止めず、倒れ行く敗者を放っておいて勝者の手を上げに行く、メガネを掛けたレフェリー等、ファン目線から見ても異様な事態もありました。

現・JKBレフェリー協会代表の少白竜レフェリー、現役時代は勝っても負けてもKO100%男(2014.9.13)

そんな時代を経て2006年当時、J-NETWORKという団体のある興行関係者が、レベルアップしたレフェリー組織を作ることを計画し、その提案を受け、活動に動いたのが少白竜レフェリー(元・全日本バンタム級1位)で、思想の合うメンバーを集め、ベテランの山中敦夫氏(元・競輪選手、旧・全日本キックからのレフェリー)を代表にJKBレフェリー協会を設立しました。

◆団体や試合によってルールが違う!

キックボクシング各団体から要請があればその団体興行に派遣レフェリーとして参加しますが、レフェリーが苦労することは各団体によって、または試合によって「ルールが違うこと」と言われています。現在のレフェリー陣は安全面を重視した進行、反則に厳しくイエローカード、レッドカード提示なども実施。陣営の抗議に屈しない厳格な姿勢で、公正な競技と認められるような基準を作り上げて来ました。

舌出し侮辱にイエローカードと厳しい判断の椎名利一レフェリー(2015.12.13)

同時期にサミー中村氏(旧・全日本キックからのレフェリー)が日本ムエタイレフェリー協会を設立し、同様の活動を展開。また従来のキック団体に所属するレフェリーや、フリーのレフェリーも多く居て、2010年頃からはWBCムエタイやWPMF世界機構などムエタイ組織のレフェリー講習を受けてライセンスを取得する制度もあり、個人差はあれど、レフェリーとしての技術は見違えるほど向上しました。所属する団体は違えど、興行が重なれば人手が足りなくなる休日興行は、協力体制が整っているようです。

タイでムエタイを日々見続けている人ならば、ポイントの取り方、割って入るタイミング、優勢劣勢によるポイントの動きは観てわかると思いますが、日本のキックボクシングやプロボクシングを見続けて来た一般ファンや関係者では、まだまだ分かり辛い採点、優劣判断基準があります。

ルンピニースタジアム公認レフェリーライセンスを持つ古き全日本系からのサミー中村レフェリー(右)(1986.9.20)

またムエタイ選手から教わったり、タイ人トレーナーから教わったという知識も高度な経験値ではありますが、選手目線の判断では脱線した部分もあり、例えば、選手やトレーナーに「ムエタイはキンタマ蹴ってもいいんだよ」と言われ、実際明らかに股間を蹴られて倒れても、そのままカウントされることは多くありました。

「蹴られる方が悪い」と言われる習慣になっていても、防御と戦略として覚えておくべきですが、“厳密には反則”で、失格負けとなった例もあります。厳密なルールブックや、日々変化する改善案も、いちばん頭に入っているのはムエタイ現地レフェリーや組織役員といったレベルであることも理解しておいた方がいいかもしれません。

また余談ながら、タイ人選手が「グローブの内側にワセリン塗っておいてクリンチの際、相手の眼に擦り付けるんだ」と言ったセコい一例もありますが、経験から来る悪知恵はいろいろありますが、参考までに覚えておいて頂きたい範疇です。

NKBグループもチームワーク良く進歩を続ける(2015.12.12)

「もっと勉強しなさい」と今の時代でも言われるかもしれない、“シンサック会長”に怒鳴られたら今でも怖そうな雰囲気で、長く試合を観てきても未だわからないムエタイの採点基準はまだまだあります。

[撮影・文]堀田春樹

▼堀田春樹(ほった・はるき)
フリーランスとしてキックボクシングの取材歴32年。「ナイタイ」「夕刊フジ」「実話ナックルズ」などにキックのレポートを展開。ムエタイにのめり込むあまりタイ仏門に出家。座右の銘は「頑張るけど無理しない。」

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タブーなきスキャンダルマガジン『紙の爆弾』!

2016年はゲリラライブが跋扈する!

予告もなく登場する、という意味では、鹿砦社で去年、写真集を作った「全裸占い師」の「うらな」が、さまざまなイベントに登場しては、全裸で占いをするという奇っ怪なプレイを続けているそうだ。

なんでもこの「うらな」は、実話ナックルズの記事によると、「かつて永田町で政治家を相手にしていた」とも書かれている。その素顔はいつしか明らかになっていくだろう。

詳細は省くが、警察関係者は、かなり「全裸占い師」の動向にナーバスになっているようだ。
「ライブのたびに、警察官が来て勧告しているのは事実」だという。
だとすれば、警察はよほど暇な人種なのだな、とも思う。
 
◆キックボクシングの会場ではスーパーガールズチーム「maneater」が観客を悩殺

さて、正月に初めて足を向けたのはやはりキックボクシングとなった。格闘技イベントにおいて、休憩時間に行われるショーは、観客がトイレに行っている間をつなぎ「隙間」にすぎないが、この日に見たショーはなかなか秀逸だった。

キックボクシング会場でもmaneaterが観客を悩殺(2016年1月10日「WINNERS 2016 1ST」新日本ボクシング協会/治政館)
1月10日、後楽園ホールで17時から行われた「WINNERS 2016 1ST」(新日本ボクシング協会/治政館)でラウンド間の休憩時間に 突如登場し、激しいビートにのり、ほぼ水着、もしくはランジェリーに見える姿でヒップをくねらせて神出鬼没の「maneater」が観客を悩殺。クラブやディスコに予告なしに登場し、カウンターに上がってパフォーマンスを始めるというセクシー美女たちはリングを完全にジャック。並みいる キックボクシングジムの筋肉男たちもその色香に呆然となった。「まさにノックアウト状態」となった男たちの股間はもはや爆発寸前。リングは突如と して、エロスたっぷりのステージとなった。

◆予告なしに登場するアイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」の新曲「栄光サンライズ」も好調

あと、唐突に予告なしに登場するアイドルグループとしては、「ベイビーレイズJAPAN」があまねく知られるところだ。このグループは、他のグループのライブに登場して、勝手に出口でチケットを売るというややひんしゅくをかいそうな手法でファンを拡大してきた。ややロックな趣のサウンドだが、新曲ゲリラライブは、評判によく、最新9thシングルの「栄光サンライズ」は、かなり好調のようだ。いずれにせよ、ゲリラライブで飯を食う連中が、「軒先を借りて母屋をのっとる」という図式をぜひ今年は見たいものだ。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

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芸能界の歪んだ「仕組み」を解き明かす!『芸能人はなぜ干されるのか?』
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《脱法芸能56》吉松育美VS谷口元一裁判(16)谷口氏の証人尋問3

谷口元一氏の主尋問が続く。

池田尚弘弁護士 さあ、『週刊新潮』の記者について伺います。あなたは『週刊新潮』の記者に対して、吉松さんとテイラーさんのゴシップを書くように指示したことはありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 はい。あなたは『週刊新潮』の記者に対してこういった記事を書けとか、どういった記事を掲載させろという指示をする立場にありますか?

谷口元一 ないです。

池田尚弘弁護士 あなたは『週刊新潮』からテイラーさんのことについて取材を受けたことはありますか?

谷口元一 あります。

池田尚弘弁護士 はい。その記者の名前は覚えていますか?

谷口元一 川面(泰隆)さん。

池田尚弘弁護士 川面さん。乙1号証を示します。これは川面さんがあなたから取材を受けたということを書いた陳述書ですけど、この方で間違いないですね。

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士 取材された対象というのは、では、原告ではなく、テイラーさんということですか?

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士
 その川面さん、記者に対して、あなたは何か資料を見せたことはありますか?

谷口元一 裁判資料を。

池田尚弘弁護士 裁判資料を見せたということですね。原告吉松さんが言うには、平成25年12月2日に週刊新潮の記者が原告の出版イベントに現れたそうなんですが、このことについてあなたは何か知っていますか?

谷口元一 知りません。

池田尚弘弁護士 原告が言うには25年12月3日、『週刊新潮』の記者がサガテレビの「吉松育美の唐津くんちに恋して」という番組の生放送に現れたようなんですけど、そのことについてあなたは何か知っていますか?

谷口元一 知りません。

池田尚弘弁護士 平成25年11月7日、サガテレビの「かちかちワイド」といった原告が出演予定だった番組が突然、キャンセルになったようなんですが、このことについてあなたは何か知っていますか?

谷口元一 知りません。

池田尚弘弁護士 あなたは『週刊新潮』の記者に対して吉松さんのタレント活動を妨害するような取材活動を行うように指示したことはありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 あなたはテイラーさんに対して電話で「『週刊新潮』を動かすから」と言ったことはありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 覚えてますか?

谷口元一 覚えてません。

池田尚弘弁護士 はい。さあ、続いてミス・インターナショナルのことについて伺います。あなたは(ミス・インターナショナルの大会を運営する)国際文化協会の関係者に対して吉松さんをミス・インターナショナルの国際大会に出場させないよう働きかけたことはありますか?

谷口元一 ありません。

日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(2013年12月16日公開)より

池田尚弘弁護士 あなたは国際文化協会の関係者と会ったことはありますか?

谷口元一 (ミス・インターナショナルの)メインスポンサーのミスパリの平山さんと会いました。

池田尚弘弁護士 国際文化協会の人間ではなく、そのメインスポンサーであったミスパリという会社の平山さんとお会いになったということですね。平山さんとはもとからの知り合いですか?

谷口元一 弊社関連タレントのイベント主催会社の人間が仕事をして……。

池田尚弘弁護士 そうすると、御社のタレントさんがミスパリという会社と仕事をしていたということですね。あなた自身は平山さん個人と会ったことがありますか?

谷口元一 ないです。

池田尚弘弁護士 今回の件で、国際文化協会の関係者である平山さんとお会いしたことはありますか?

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士 はい。その時にどういったことをお話されましたか?

谷口元一 以前から……『週刊新潮』から僕のところに取材依頼があったので、もし、それを受けるとするとご迷惑をかけるかもしれないという……。

池田尚弘弁護士 先ほど言ったようにテイラーさんのことについて取材があったと、なので、もしかすると、いろんな名前が出てご迷惑をおかけするかもしれないと、いうお話をされたということですね?

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士 あなたと平山さんとの会話の中で原告吉松さんがミス・インターナショナル世界大会に出場するかどうかそういうことについて話し合ったことはありますか?

谷口元一 ありません。

池田尚弘弁護士 そもそもあなたはミス・インターナショナル世界大会がいつ開かれるか知っていましたか?

谷口元一 知りません。

池田尚弘弁護士 あなたが調査会社に依頼したマット・テイラーさんの住所を調べてくれと(中略)当時、マットさんの動産執行をしようとしたけれども、住所が分からなかった、だから、その住所を調べてくれと、いうことで調査をしたということですね。

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士 マットさんを調査したのは、一度だけですか?

谷口元一 二度です。

池田尚弘弁護士 はい。なぜ2回も調査をされたのですか?

谷口元一 弁護士さんからこれだけの資料では裁判所が首を振らないということだったので、もう一度……。

池田尚弘弁護士 はい。その時の資料を示します。乙3号証と4号証。2回目の調査を行なったのがこちらですね。で、1回目で特定された家にマットさんが出入りしているということですね。さあ、調査の結果、動産執行は行われましたか?

谷口元一 はい。

池田尚弘弁護士 あなたはテイラーさんの家に原告吉松さんも一緒にいるということを初めから知っていましたか?

谷口元一 知りませんでした。

池田尚弘弁護士 いつ知りましたか?

谷口元一 調査報告書の段階で。

池田尚弘弁護士 この調査報告書にその目的となっている家にテイラーさんのほかに原告吉松さんも一緒に写っていたということで知ったということですね。あなたは調査会社にそれでは初めから原告吉松さんに嫌がらせをするように指示をして2人を調査させたということはありますか?

谷口元一 ないです。

池田尚弘弁護士 今、調査が2回行われたと言って、その日付が平成25年8月29日と9月30日。このことについてお話しましたが、これとは別に平成25年9月6日に原告が言うには、男性1人が原告の住居周辺をウロウロしていたと言っていますが、そのことについてあなたは何か知っていますか?

谷口元一 知りません。(続く)


◎[参考動画]日本外国特派員協会での吉松育美さん記者会見(日本外国特派員協会2013年12月16日公開)

▼星野陽平(ほしの ようへい)
フリーライター。1976年生まれ、東京都出身。早稻田大学商学部卒業。著書に『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)、編著に『実録!株式市場のカラクリ』(イースト・プレス)などがある。

◎事実の衝撃!星野陽平の《脱法芸能》

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発生11年の兵庫2女性バラバラ殺害事件──今も残る「くみとり便所」の謎

どんなに社会の注目を集めた重大事件でも年月が経てば、人々の記憶から消えていく。1月9日に発生から11年を迎えた兵庫2女性殺害事件も例外ではない。

2005年1月、兵庫県相生市の無職・高柳和也(当時39)は自宅で交際していた女性A子さん(同23)とその友人・B子さん(同23)を相次いでハンマーで殴って殺害した。その挙句、被害者2人の死体をバラバラに解体し、海や山に遺棄。そんな凶悪事件は、被害者の家族の訴えをないがしろにした警察の怠慢な対応などもあり、当時、社会の耳目を集めた。

今も高柳が収容されている大阪拘置所

だが、2013年11月に高柳が最高裁に上告を棄却され、死刑判決が確定すると、この重大事件もマスコミで取り上げられることはほとんどなくなった。そのため、関係者や地元の人以外で、今もこの事件を記憶している人はそう多くないだろう。

しかし実を言うと、この事件には、ある重大な謎が残されている。それは、殺害現場となった高柳の自宅の「便所」をめぐる謎である。

◆“くみとり便所”を強調した弁護側

「高柳さんの自宅は、“くみ取り便所”でした。高価な装飾品を置いていたわけでもありません。しかも、高柳さんはどもりがありました。A子さんは風俗嬢で、世の中の裏を知る人なのに、そんな高柳さんのことを会社を経営する資産家だと信じ続けたわけがありません」

2013年10月、最高裁第一小法廷で開かれた上告審の公判で、高柳の弁護人は書面の主張をそう読み上げた。“くみとり便所”という単語を読む時、声に力が込められたように感じた。では、なぜ裁判で便所が問題になったのかというと、こういうことだ。

一、二審判決によると、高柳は自分のことを資産家と偽ってA子さんと交際したため、金品を貢ぐ羽目になり、その挙句に金銭トラブルに陥ってA子さんを殺害。さらに居合わせたB子さんまで口封じのために殺害したとされた。

弁護側はこれに対し、実際にはA子さんは、自分を資産家だと称する高柳のウソを見抜いており、逆に暴力団の叔父の存在も利用して気弱な高柳に金品を貢がせていたのが真相だと主張した。それを裏付ける根拠として、高柳の家が「くみとり便所」だったとアピールしたのだ。

結果、最高裁は弁護側の主張を退け、「犯行の態様等につき不合理な弁解に終始しており,真摯な反省の情をうかがうことはできない」(判決)と高柳の死刑を確定させたのだが――。

取材してみると、実は弁護側の主張は案外切り捨てがたいのだ。

◆どもりながら必死に訴えかけてきた被告人

自分なりに事件の真相を見極めるべく、筆者が大阪拘置所まで高柳の面会に訪ねたのは、最高裁の判決が出てからしばらくした時期だった。面会室に現れた高柳は、透明なアクリル板越しに必死に訴えかけてきた。

「家・・・・・・く、くみとり便所・・・・・・金持ち、思うはずない・・・・・・」

高柳は鑑定でIQが69しかないと判定されていた。どもりは予想以上にひどく、確かに資産家には見えがたい人物だった。仮に最高裁の判断が正しく、被害女性が高柳のことを資産家だと信じ続けていたという一、二審判決の認定が真実だとすれば、被害女性は一体、高柳の自宅が「くみとり便所」だったことや高柳のどもりをどう理解していたのだろうか。

判決確定から2年経った今も筆者は時折、この事件の真相に思いをめぐらせることがある。だが、被害女性たちはこの世になく、高柳も今は確定死刑囚ゆえに一般面会はできない。今さら真相に迫るのは現実的に難しく、謎は永遠に謎のままかもしれない。

▼片岡健(かたおか けん)
1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、フリーのライターに。新旧様々な事件の知られざる事実や冤罪、捜査機関の不正を独自取材で発掘している。広島市在住。

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タブーなきスキャンダルマガジン『紙の爆弾』2月号!【特集】安倍政権を支える者たち!

ベッキー、SMAP、甘利明大臣を繋ぐ「ゲスの極み乙女。」川谷絵音「死神」伝説

「ゲスの極み乙女。」のボーカル、川谷絵音(えのん)とベッキーの不倫騒動がいまだに尾を引いているようだが、芸能界では、「川谷絵音と関わると不幸になる」という伝説が生まれつつある。

『週刊文春』で、川谷の妻が告白しているように、不倫でも妻やバンド仲間が肩身が狭くなり、出演交渉していた 音楽番組も出演を見合わせてスタッフが慌てて代わりを探すなど、 周囲を振り回し、ただでさえ不幸にしているが、それだけではない。川谷が触るものはすべて「崩れ落ちて」いくのだという。

「別にやっかみ半分じゃなくて、川谷は現実に死に神みたいな存在ですよ。まずは、川谷が曲を提供した『SMAP』です。去年の9月に55枚目のシングル曲『Otherside/ 愛が止まるまでは』初週から15万枚以上を売り上げ、初登場1位を記録するスマッシュヒットとなったが、ごらんの通り、女性マネージャーが独立を画策して失墜、唯一の理解者であった女性マネージャーを失い、事務所内でも味方がいなくなりつつありますし、いまだにマスコミの餌食となっています。また、昨年の5月にマイナンバーのPRおよび説明をするときに『私以外、私じゃないのぉ~あたりまえだけど だからマイナンバーカード♪』と「ゲスの極み乙女。」の曲を歌ってみせた甘利明経済再生相は、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼した件で政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反に問われている。さらに、2014年に楽曲『戻れないから』を10月8日に提供した山下智久は、直後の11月4日に、六本木の路上で 錦戸亮、赤西仁らといるときに、暴行事件を起こし、警察沙汰を起こしているのだ。まさに『人生を崩壊させる』悪しきエネルギーに満ちているのが川谷だというのです。つけ加えるなら、山下は「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ)が平均視聴率11.7%(ビデオリサーチ調べ)など主演のドラマが あいついで低視聴率にあえいでいます。ドラマのオファーはなくなりました」(芸能ジャーナリスト)

こうした偶然がつぎつぎと重なるものだろうか。タロットや四柱推命を駆使し、政治家、実業家や歌手などの大物が好んで契約する占い師「くら葉」は人の持つ運気が見える。

「もしかしたら、川谷さんが体から発している負のエネルギーは、人の幸運をすべて吸い尽くすたぐいのものであると言えます。私にははっきり言って、紫の色が見えます。人の幸運を吸い取る運気としては、最悪の色ですね」と指摘する。

心配なのは「ゲスの極み乙女。」が所属するレコード会社の韓国アーティスト『BIGBANG』に解散の噂が出てきたこと。

「まあ、川谷と縁を持つと、人生が崩壊しつつあるというのは、半ば冗談で音楽関係者が語っていたのだが、この話が業界を席巻するとビジネスに悪影響が出てしまう。川谷サイドは、関係者に『変な噂に惑わされないでください』と否定に躍起だが、今後の推移によっては『業界の死神扱い』をされるかも」(レコード会社社員)

川谷に人生を崩壊させられたとすれば、バンドの新曲『両成敗』というわけにはいかない。
一方的に「あいつのせいでビジネスがうまくいかない」と罵倒されるであろう。

(鈴木雅久)

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