1月25日、東京地裁の631号法廷は緊張に包まれていた。
幸福の科学元副総裁の大川きょう子氏が、週刊新潮に大川隆法総裁と愛人の関係などを暴いた記事で、幸福の科学サイドが新潮社を訴えた裁判が佳境を迎えた。幸福の科学は、大川きょう子氏の告発記事が出たあとで、新潮社の社長や歴代編集長の「霊言」をDVDや本で出版するなど対抗措置をとるなど泥沼の様相を呈している。

この日、幸福の科学からは広報本部長の饗庭直道(あえばじきどう)氏が出廷、記事にあるように大川きょう子氏に(選挙で幸福の科学が大敗したことについて)「総裁の霊言はなぜ外れるのでしょうか」と語っていたとされているが、饗庭直道は「そのような事実はありません」と全面的に否定している。
これだけでなく、大川総裁が一夫多妻制をとっている、いやそうではないなどと法廷では、原告と被告がまっこうから対立している。

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