1993年に起きた埼玉愛犬家連続殺人事件で、元夫の関根元とともに逮捕された風間博子。2009年に最高裁で死刑判決が確定している。
風間博子は殺人に関しては無実であり、死刑判決は不当であることを、筆者は『女性死刑囚』(鹿砦社)に記した。
筆者は風間博子の28歳の長女に会い、これまでの辛苦の道のりを聞いた。
その告白をまとめた記事、「獄中の父よ、母よ--28才長女の叫び『死刑囚両親の娘』に生まれて!」が、今発売中の『女性セブン』(小学館)2月20日号に載っている。

風間博子の逮捕の時に、長女は小学3年生。ペットショップで母と一緒にいた。
目の前で警察官に母親を連れ去られて、彼女の苦難は始まった。
親しくなった男性に親のことを打ち明けると、「人間、一度罪を犯したら直らない」と拒絶されるなどして、心を閉ざして生きてきた。
それも、両親ともに凶悪犯であると、信じてしまったからだ。

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