《8月のことば》一心不乱 小さな火花も荒野を焼き尽す

鹿砦社代表 松岡利康

《8月のことば》一心不乱 小さな火花も荒野を焼き尽す(鹿砦社カレンダー2026より。龍一郎揮毫)

8月になりました。──

まずは先日の、再びわが故郷・熊本を襲った地震について、被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。10年経って、またしても地震が押そうとは言葉になりません。今後の報道を見守り、同窓会や県人会などを通して、あるいは私的な関係など、できうる限りの支援、応援をしたいと思っています。

今年の梅雨も局地的に大きな被害をもたらしましたが、梅雨明け以降、酷暑、酷暑、酷暑……が続きます。

ここ数年、異常な厳しい暑さが続きますが、今年も、これからが夏本番! 酷暑の日々が続きそうです。なんとしてもこの暑さに打ち勝っていかねばなりません。

例年8月は鎮魂の言葉が多い龍一郎ですが、今年は違います。

「一心不乱」──病にある自分を鼓舞する意味もあるのでしょうか……。
「小さな火花も荒野を焼き尽す」

われわれの世代にとっては、「全世界を獲得するために」と共に馴染み深い言葉です。今の若者はどうでしょうか? 知らないかな。

こうした言葉を口にして頑張っていた時代を想起し、この頃の気概を甦らそう!
新型コロナが襲来し、なんだかんだ振り回された6年余りでしたが、「一心不乱」「小さな火花も荒野を焼き尽す」の気概でこの酷暑を乗り越えていきたいと思います。

と同時に8月は鎮魂の月でもあります。
昨年、戦後80年、なんとか日本は戦争に巻き込まれませんでした。日本の歴史においてこの国で80年も戦争がなかったことは凄いことです。これには、空理空論や綺麗ごとではなく、反戦のために、時に血を流し、時に囚われた無名、無数の人たちの闘いによることは言うまでもありません。

しかし本年、戦後81年、ウクライナ戦争は終わらず、アラブでの戦火も続いています。いつ日本に飛び火してくるかわかりません。

私たちは本年8月を、反戦の「小さな火花」で「荒野を焼き尽す」べく「一心不乱」に声を挙げ続けていく熱い夏にしようではありませんか!