「マンモスうれピーです」
11月24日、芸能界復帰の発表記者会見を開いた酒井法子は、「今の率直な気持ちを『のりピー語』で表すと?」と訊かれて、屈託なく、そう答えた。
2009年8月に覚せい剤取締法違反(使用・所持)で逮捕された酒井の受けたのは、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決。24日は、執行猶予期間が開けた日だという。
来月15日から渋谷区文化総合センターで上演される舞台『碧空の狂詩曲~お市の方外伝~』で酒井は主演する。

やっぱり怖いFacebook
先日、新聞記者から電話で取材を受けた時に、「Facebookで拝見したんですけど、お住まいは○○区ですよね」と言う。Facebookに居住地など記載した覚えはない。しかも実際に済んでいるのは隣の区。川を隔てて、○○区と接している地区だ。どこのネットワークからアクセスしているかが、Facebookで分かり、それでアタリをつけてきたのだろう。
ライターであるから、様々なSNSに入っている。Twitterは自分ではほとんど呟かないが、様々な人々の呟きを拾うのには適している。福島から様々な地域に避難している人々の苦労場話を聞くのには、重宝した。温かく迎えられて快適に生活している人も多かったが、地元の人々との人間関係が大変、行ってみると車がないと生活できない不便なところだった、住居が古すぎて借り手がないようなアパートだった、などの本音も聞けた。
もっと勉強してほしいプロ・看護師編
自分が何を知っていて何を知らないか、それを知っているのがインテリジェンスだ、とはよく言われることだ。だから知識も分業化され、様々な専門家に分担されることになる。
筆者のようなライターは、得意分野もあるが、浅く広く様々な領域のことを知っていることが求められる。必要に応じてそれを掘り下げる訳だが、その場合にも、自分が何を知っていて何を知らないか、を分かっていることは大事だ。
このところ、ヘンな専門家、に出会うことがあった。
小説の原稿を見てほしい、と持ってきた看護師がいた。50代の女性。ベテランだ。
テーマは臓器移植。妻を事故で亡くした男性が、親や子どもたちと長い時間をかけて話し合い、自分がもし事故に遭ったら、移植のために自分の臓器を提供する、という決意を皆に納得させる。
そしてある日、男性は交通事故に遭い、病院に運び込まれる。看護師だけあって、その辺りの描写はリアルだ。
臓器提供の意思表示をするドナーカードが確認され、翌日、家族たちが見守る中、臓器摘出手術が行われる。提供を受けた患者の体内で、その心臓が脈打ち始めた、という知らせを受けて、家族たちは喜ぶ、というところで話は終わる。
宇宙人・鳩山由紀夫、ひっくり返しを残して政界を去る
「いったい脱官僚とか、『コンクリートから人へ』とかマニフェストはどこに置いてきたのかね。何もせずに政界を去るんだな、あの宇宙人は」(自民党関係者)
民主党の鳩山由紀夫元首相(65)(北海道9区、当選8回)は11月21日午後、野田首相と民主党本部で約10分間会談し、来月4日公示の衆院選に出馬しない意向を伝えている。
鳩山氏は、「様々考え抜いた結果、今回の衆院選には立候補しない。政界を引退したい。第3の人生を歩みたい」と野田首相に語った。
また、「古い政治に戻すことがないように、頑張ってください」と述べ、衆院選に向けて首相を激励したという。
ものつくり大学での、教授による学生へのいじめ
ものつくり大学(埼玉県行田市)において、製造学科に在籍していたK君が、復学を求めて大学を提訴した。
「もともと、K君は105単位をとってあり、卒業研究さえこなせば卒業できたものを、担当の東江真一教授が『Kはコミュニケーションに難がある』として卒業研究の書類をKに渡さなかったのです。これははっきりいっていじめですよ。Kは8か月も放置されて、挙句の果てに大学にいられなくなり、やむなく退学したのです」(教育関係者)
忌野清志郎『言論の自由』が、高校生向け『ラジオキャンパス』で響いた訳
フクシマを忘れた、脱原発と原発推進の野合
「『日本維新の会』と『太陽の党』の合流にはひっくり返ったな。脱原発と原発推進の党の合併だからな」(民主党関係者)
脱原発の「みんなの党」も、合流はしないが連携を図る、という。
もはや「選挙に勝利するためになら、なんでもアリ」だ。
9月19日には、亀井静香前国民新党代表が、民主党を離党した山田正彦元農林水産相らとともに、新党「反TPP・脱原発・消費税増税凍結を実現する党」を結成した。
記者会見の中で亀井氏はTPPについて「何で(米国の)奴隷のごとく従わなくてはならんのですか」と持論を展開。また、東電の原子力発電事業、福島第一原発事故について「あんな放射能を使ってエネルギーを調達するという危険な技を使っている。事故の後、東電から官邸にきちっとした情報が上がってきましたか」と批判した。
痴漢冤罪も始めた? 原子力ムラのあがき
東電は賠償の金をひねり出すのに手いっぱい。他の原発を抱えている電力会社も、稼働しない原発の維持費だけがかかるために赤字に転落している。
プラントメーカーや建設会社などが、その肩代わりをするなどという形で、原子力ムラのメディアコントロールは続いている。だが、独占企業で、勝手に世界一高い電気料金を取って、湯水のように金を使っていた電力会社のようにはいかない。
もっと金のかからない方法を、原子力ムラは取り始めたのかもしれない。
先日「NHK『おはようニッポン』森本アナ 痴漢で逮捕」というニュースがあった。11月14日の午後7時45分ごろから同55分ごろまで、東急田園都市線の渋谷?二子玉川間を走行中の急行電車で、女子大生(23)のブラジャーの中に手を入れ、胸を触った疑い、というものだ。玉川署によると、森本健成氏と女性は混雑する車内で向かい合って立っていた。女性が「痴漢です」と叫んで森本氏の右腕をつかみ、周囲にいた乗客の男性が押さえ込んだ。110番通報で駆けつけた警察官に、森本氏は逮捕された。
ムーミン谷で見た日本人の英語一辺倒主義
8月にフィンランドに行ったのは、エアギター世界選手権のファイナルステージを見るためで、開催地のオウルでは、全く日本人には出会わなかった。日本人も出場していて応援団も来ていたかもしれないが、街では見なかった。
オウルから電車で5時間ほど。タンペレという街に行くと、けっこう日本人に出会う。
ムーミン谷博物館、スパイ博物館、レーニン博物館まであり、見所が多い。
ムーミン谷博物館は図書館に併設されている小さな博物館だが、トーベ・ヤンソンの原画などが展示されていて人気。日本人も多い。
受付では、どこから来たかを訊かれて、その国の言語で書かれた案内書をくれる。
「ありがとう」「グラッツィエ」「メルシー」「グラシアス」「カムサハンニダ」「謝謝」と、受付の男性は、その国の言葉で感謝しながら、手渡してくれる。
何を問うのか? 走り出した衆議院選挙
「野田首相は、財務省官僚が描くシナリオにのっただけだ。つまり下野しても自民、公明と連携しつつ存在感を示す野党になる決意を決めただけ。さすが財務大臣だっただけに、予算の編成を最優先すべきだということがよくわかっている」(民主党関係者)
それにしてもいったい「何を問う選挙」なのか国民にとってはわけのわからない衆議院選挙が始まる。
「問われるべきは、民主党が消費税をあげたことの是非ではないかね」(識者)
という意見が多い。