誰か、大人の教育をしてください

朝の通勤ラッシュの電車でのことだ。既に乗車率200%近いだろうというぎゅうぎゅうの状態で、停車駅からさらに人が乗ってくる。身動きも出来ないまま奥へと押し込まれる中、脇にいた50歳前後と思われるおばちゃんが、私の体に何度もひじ打ちをしてくる。

体を密着されるのがよほど嫌だったのかもしれないが、ひじ打ちされたところでこちらも身動きが取れないのだからどうしようもない。こちらとて、好き好んでおばちゃんと身体を密着させたいとも思わないのだが、通勤ラッシュの電車なのだから仕方ない。あまりにしつこくひじ打ちをしてくるので、カバンをずらして間に挟んだのだが、電車を降りるまでひじ打ちはずっと続いた。ラッシュの電車なんて誰だって不快なのだ。嫌ならラッシュの電車など乗るべきではない。

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飯塚事件、雪冤に向けた戦いの「第2ラウンド」がスタート

1992年に福岡県飯塚市で小1の女児2人が殺害され、その犯人とされた久間三千年さん(享年70)が2008年に処刑されたが、冤罪の疑いが根強く指摘される飯塚事件。久間さんの遺族が福岡地裁に申し立てた再審請求は3月末、同地裁に棄却されたが、遺族や弁護団は再審無罪を諦めず、現在は福岡高裁に即時抗告中だ。そして今月5日、即時抗告審では第1回目となる裁判所、検察官、弁護団の三者協議が同高裁で開かれた。

協議後に会見した弁護団によると、今回の協議では、女児2人の遺体が遺棄された現場で見つかり、これまでDNA鑑定されていなかった試料5点(血痕ようのもの4点、唾液ようのもの1点)について、現存するか否かを検察官に確認するように求めたという。試料5点は被害女児と血液型が同じだったことなどから、DNA鑑定が行われていなかったが、現存するなら、真犯人のDNAが含まれないか否か、ごく微量の試料でも可能な現在のDNA鑑定で調べることを考えているという。

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プロ野球は16球団に拡張できるのか

政府の成長戦略の一つとして、プロ野球16球団拡張という提言が盛り込まれているという。以前から、想像の域を出ないにせよ球団拡張案は巷でも話題になったことがある。

不思議なことに、この意見が出る度必ず「不可能」「絶対無理」と反対意見の方が多い。巷に一体どれだけプロ野球関係者がいるのか気になるところだが、以前「プロ野球10球団化」を経営側が提示したぐらいだから、事実球団運営側は難しいと思っているのだろう。尚、メジャーリーグでは球団拡張によって、現在は30球団もある。ヤンキースのような名門はともかく、弱小チームは当然経営難が付きまとっており、売却のニュースも度々ある。

私はプロ野球の専門家ではないから、球団の懐事情は知らない。むしろ、日本での球団拡張は絶対無理という人に、各球団の収支とその内訳を教えてもらいたいぐらいだ。

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14年ぶりにデザインをしてみてわかったこと

このところ、編集制作会社に手伝いに行っているが、おもな仕事はレイアウトだ。なかなか50歳近くなるとデザインの技を覚えないが、今、活版なら少なくとも対応できそうだ。多くの人はもう当たり前だと実感しているだろうが、最近では、編集者がデザイナーも兼ねるのが、今どきの編集制作会社の常識のようだ。

ただし、かつて僕は求められる場面でも、徹底的にデザインからは逃げていた。もとよりセンスがないと思っていたし、細かい仕事が苦手だからだ。だがそうも言っていられないほどの出版不況である。約14年ぶりに触ったマックは、何もかもが過去とは明確に変わっていた。

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木根尚登氏がエア・ギターでも問題が無い理由

TM Networkの木根尚登氏が代表曲「Get Wild」でギターを弾いておらず、現B’zの松本孝弘氏が弾いていたというニュースが舞い込んできた。

これがアイドルの口パク発覚であれば、バッシングは避けられない事態だが、木根氏に対しては多少の批判はあるものの、殆ど叩かれることも無いままになっている。何故だろうか。

理由はいくつも考えられるが、TM Network自体はまだ活動しているものの、一度活動終了したこともあり既に過去のグループとみられていること、木根氏自身の人の好さは知られており、批判にさらされるタイプの人物ではないこと、TMファンであれば元から周知の事実だったことなどが考えられる。

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韓国よ、環境汚染を日本のせいにするな

環境汚染について、韓国は「日本が世界の海と空を汚している」と名指しで批判を繰り返している。地理的に中国から当然、PM2.5という大気汚染をかぶるのだが、ソウル市は、「大気汚染は中国のせい」だということを頑なに隠している。ソウル市に発表では、この冬(13年11月)にpm10の濃度が、ここ10年で最多となった。

韓国では、大気汚染を「中国のせいだ」とする風潮に、さまざまな論客が「中国のせいではない」と次から次へと論文を雑誌やネットで書き散らしてきた。
たとえば、予防医学が専門で、亜州大学(京都道水原市)教授の張裁然氏は環境問題を考えるシンポジウムで、とうとうと語った。
「国内で観測されるスモッグの30%から50%はたしかに中国から入ったものですが、ソウル市で発生したのは、21~27%、仁川、京畿道などでも発生したのも25~26%にものぼります。韓国の大気汚染を『中国発』と表現するのは過剰な責任 転嫁で、大気汚染の改善と国民の健康の保護に悪影響を与えかねません」

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修正されていた、政府広報と文芸春秋の広告

誰か通りすがりの人なのか、掲示してあるポスターの誤りを修正していた。
まず政府広報。

「消費税率の引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます。」

この誤りを修正し、最後の「す。」を消して「ません。」と、正しく修正してあった。
税金を使って間違った文言のポスターを作製し、見た人に直してもらうまで気づかないのだから問題だ。

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命を落とすほどにネットにはまる人と、そうでない人の違いとは

サイバー・バズが行った調査で、SNSの無い生活にどれぐらい耐えられるか?というアンケートの結果、1日以上耐えられないと答えた人が実に46%にもなった。

SNSとはソーシャル・ネットワーキング・システムのことで、有名どころではTwitterやFacebook、Lineといったものを指す(以前はこの説明が必要と思われたが、今となっては説明不要なぐらい浸透していると言える)のだが、これらのメディアがいかに深く浸透しているのかがわかる。

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広島の元アナ「冤罪」窃盗事件で「公正な裁判を求める」署名が1500筆突破!

当欄で既報の通り、広島の放送局・中国放送の元アナウンサー・煙石博さん(67)が銀行で他の客の置き忘れた現金6万6600円を盗んだ容疑で逮捕、起訴され、一貫して無実を訴えながら昨年11月に広島地裁で三芳純平裁判官から懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を宣告された事件は冤罪だ。広島高裁の控訴審は5月27日に始まり、逆転無罪の希望を抱かせるスタートとなったが、法廷外でも次第に良い流れができてきた。というのも、煙石さんの支援団体「煙石博さんの無罪を勝ちとる会」が控訴審での“公正な裁判”を求め、1カ月前から始めた署名活動で、すでに1500筆超の署名が集まったというのだ。

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債権者は1000人を突破、「小悪魔ageha」の出版社が倒産

ファッション雑誌「小悪魔ageha」を刊行していたインフォレストが、4月15日に事業停止、一部の雑誌はほかの出版社にコードを移籍して続けるものの、ほかの編集者たちや外注の編集プロダクションやライターたちは「取りはぐれる」結果となった。

キャバ嬢をターゲットに、ファッションのみならず、悩みごとや恋バナまで展開してきた「小悪魔ageha」は最盛期の08年には40万部も売上げ、春を謳歌した。だがインフォレストそのものは、英知出版から分かれたものの、投資会社に“買った買われた”で来た悲しい経緯があり、ついに投資家たちの投機先としかみなされず親会社の膨大な借金のために沈んでいった。悲しむべきは、まじめに制作をしてきた社員やスタッフだ。

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