埼玉県の伊奈町で行われている「バラまつり2016」(5月11日開催)に出かけた。主催は伊奈町観光協会で、場所は伊奈町制行記念公園内バラ園だ。このイベントは世界的な名物で、実は300種、4800株以上のバラを楽しめる。夜は夜でライトアップされており、まさに「ラヴィ・アン・ローズ」という感じだ。※バラ園(町制施行記念公園)

 

膨大なバラを見ていると、地上で起きるすべての出来事はうたかたのようだ。だが、伊奈町が歩む道は厳しい。行政でいうと、町としては平成30年度に赤字に突入するという。行ってみるとわかると、伊奈町には(住民には申しわけないが)発展する要素は何もない。

 

2001年5月1日に浦和市、大宮市、与野市が合併し、さいたま市が発足するが、ここに合流するはずだった伊奈町は、合併への協議を断念。たしかに合併すれば市民税が上がったり、行政サービスが充実するかわりに「浦和や大宮に比べて条件が低い住民サービスを受ける」という状態を住民が嫌ったようだ。だが、岩槻はのちにさいたま市へ合流を表明し、2003年4月1日には実現した。

 

思うに、僕のなかのバラ園での光景は、伊奈町の景気と連動している。確かに、伊奈町はこの「さいたま市へ合流」したほうがいいのではないか、という議論はいまだにくすぶっており、1983年の埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の開通により区画整理が実施され、さいたま市のベッドタウンとして宅地造成が進んでいる。国内で10番目に人口の多い町(約44,500人)となった現在でも、たまに住民の間でも話題になっている。要するにまだまだ「町のありよう」を語るべきモデルケースなのだ。

撮影=林雅子(ライター)
文=ハイセーヤスダ

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター/NEWSIDER Tokyo)?テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、書籍企画立案&編集&執筆、著述業、漫画原作、官能小説、AV寸評、広告製作(コピーライティング含む)とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論! 蹴論!」のアソシエイト・スタッフ。

7月14日衝撃緊急出版!『ヘイトと暴力の連鎖』(『紙の爆弾』増刊)

デビューから37年目、この日は田原俊彦とファンにとって特別な意味をもつ日だった。6月21日(火)池袋サンシャイン噴水広場で新曲の発売イベントが行われた。今から36年前、1980年の同じ6月21日は田原俊彦が「哀愁でいと」で歌手デビューした日なのだ。

集まった総勢2000名のファンの熱気は凄かった。「トシちゃん大好き」と書かれた手作りのうちわを大事に持っている人が沢山いて狭いスペースにひしめきあっていた。客はほとんどが女性ファンで、年齢層は幅広いが、やはり40代、50代の女性が目立った。まるで、これから長時間のコンサートが始まる前のような熱気で溢れていた。

ラメ入りのシルバーのシャツに上下黒の衣装で華麗に登場すると、「キャー~!」と割れんばかりの歓声が会場に響きわたった。 最初の曲は、『I AM ME!』続いて「ラブ・シュプール」、『シャワーな気分』など往年のヒット曲を、迫力満点のダンスパフォーマンスで披露した。軽やかに左右に動き、〝キレッキレッ〟のターンも健在。何度も観客に視線を投げかけた。3曲目が歌い終わると、息があがり呼吸を整えた。

「新曲を歌う前に疲れちゃった。」と言いながらも新曲「ときめきに嘘をつく」を4人の男性ダンサーをバックにしっとりと歌いあげた。

6月22日発売のこの曲は、なんと72枚目となるシングルだ。クレジットされているのは『作詞: 松井五郎 作曲: 都志見隆』だ。この二人は、数々のヒット作品を生み出したゴールデンコンビである。6月1日に配信で発売すると、発売週にオリコンウィークリーダウンロード チャート1位を獲得している。

この日は、CD購入者は握手会に参加できるとあり長蛇の列だった。皆、握手を終えた顔は、喜びに満ち興奮冷めやらぬ様子だ。意外にも男性のファンの姿も多かった。夫婦二人で来ている人や、親子2代で応援している家族連れもいた。

女性ファンに伺った。「いつからトシちゃんのファンですか?」と聞くと、「デビュー当時から大好きでファンクラブにも入っています。毎回イベントやコンサートには行きます!」と普段から追っかけているのを教えてくれた。トシちゃんの魅力を尋ねると、「カッコイイところとブレないところです。」と答えてくれた。

男性ファンにも取材した。同じくデビュー当時からのファンだった。「魅力はダンスの上手さ。いつまでも少年のような、なんていうか、思春期の頃の心を持ち続けているところですね!」とした。そして「握手できて良かったですね!」と伝えると「はい、ありがとうございます。もう1回並んできます!」と笑顔で対応してくれた。デビューからずっとずっとファンなのだ。

輝かしい時だけでなく、確かに冬の時代もあった。だが、本当のファンは、ツラい時もどんな事があろうと彼を信じついてきたのだ。彼が歳を重ね培った包容力で、ファン一人一人を大切にしてきた光景が目に浮かぶ。55歳とは思えぬ若さの秘訣は、ファンの変わらぬ愛情と深い絆に支えられているからだと思う。こんなにも沢山のファンが応援していることに驚いたと同時に感動した自分がいた。

現在、毎週金曜日に放映されるTBS系の『爆報!THEフライデー』にレギュラー出演している。テレビに出ない時が長かっただけに、唯一テレビで彼を拝める番組だ。5年前、この番組で田原俊彦の特集をやっていた。

干された事についてどう思うかと聞かれた田原は、「人のせいにしちゃいけない。いつかは1人で歩かなくてはいけない。俺の肉体と精神で挑んでいかなくてはと腹をくくった」と話していた。

彼は、想像以上に強いのだ。打たれても、打たれても這い上がってきた。そんな彼の強さと優しさをファンは知っている。だから、待っていたのだ。見事に復活してくれた彼を心から応援していこうと決意したに違いない。こんな最強なファンがいる限り、これからも田原俊彦はエンターティナーとして輝き続けるだろう。

どちらかというとマッチ派だった自分が、トシちゃんの曲を聴いている。良い曲がいっぱいあることに気付いた。今年行われるコンサートに行ってみたくなるほど田原俊彦の魅力に引き込まれ、『ハッとして!Good』とした1日だった(笑)。

文・写真/林雅子
プロデュース/ハイセーヤスダ

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター/NEWSIDER Tokyo)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、書籍企画立案&編集&執筆、著述業、漫画原作、官能小説、AV寸評、広告製作(コピーライティング含む)とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論! 蹴論!」の管理人。

元一流ホテルマンや、年輩の元マンション管理士など、「紳士じゃなくては勤まらない」とされてきた高級マンションの「コンシェルジュ」(案内人)という仕事の信用は地に堕ちた。

福山雅治『想 new love new world』(UNIVERSAL J 2008年10月22日)

5月6日夜8時ごろ、福山雅治と吹石一恵夫妻が暮らす東京・渋谷区内のマンションに不審な女が侵入した事件で、このマンションのコンシェルジュの女が逮捕された。マンションは元オセロの中島知子がひきこもったことでも有名だが、宅杯便のスタッフを装って浸入を狙う記者や、ピザ屋を装う雑誌カメラマンを追い返すほど「セキュリティの高さ」で信頼を集め、芸能人のみならずセレブたちも安心して暮らしていた。

福山の事件では、「いったい何を信用すればいいのか」「これでは、芸能人を住民として受け入れることは難しい」とコンシェルジュを使うマンションのオーナーが頭を抱えている。

「そもそも、コンシェルジュは客に届く荷物の管理や住民の服のクリーニングの手配、提携している飲食店からの出前の手配、住民が倒れたときの救急車の手配や看護など仕事は多岐にわたり、気遣いがないとできない仕事。ですが仕事が多岐にわたる割に資格がとくに必要ないので、マンションのオーナーの知人がコネでつとめていたりもします」(不動産者)

案外、コンシェルジュには「悪いやつら」が多い。芸能人が多く住むマンションのコンシェルジュは、情報を記者に流して儲けていたケースもある。
「目黒で、コロッケも住んでいるマンションでは、コンシェルジュがスポーツ紙や週刊誌記者に、誰が誰をマンションに連れ込んでいたか逐一リークしていました。月に情報料だけでも相当、貯め込んでいたのではないか」(芸能ライター)というそら恐ろしいケースもある。

また、原宿の高級マンションでは 住民から「コンシェルジュが部屋に入るなんて考えられない。芸能関係者はマンションから出してほしい」と住民から要請があったようだ。

合い鍵でほいほいと部屋に入られては、一般人とて安眠できない。今後、マンションのオーナーや不動産会社が、コンシェルジュについて相当緻密な「身体検査」や身元確認 をしないとならない状況になってくるはずだ。

マンションを複数所有、管理している作家の影野臣直氏は語る。
「身体検査や履歴チェックなどコンシェルジュにそこまで金をかけていたら、オーナーとしては赤字になるのでは? 一方で秘密を守ってくれるから客はコンシェルジュ代も含めて高い家賃を払っているので、マンション運営側に対しては裏切り行為には断固として抗議したほうがいい。なんでしたら賠償金要求されたら、慰謝料を払うケースも出てくるかも」

大手芸能事務所のスタッフは「まさか秘密がマンション運営サイドから漏れるとは。そうしたら、タレントはもうホテル住まいさせるしかなくなる」と嘆く。
「芸能人を秘密裏に囲い込むことを条件に、値段をつり上げる不動産もあるが、今後はそうしたビジネスも成り立たないだろう」という声も。

だが、いまどき「性善説」にもとづいて高級マンションのセキュリティの高さを盲目的に信頼する福山サイドのほうにも脇の甘さがあったようだ。福山の事務所に「マンションに賠償金を請求するか」と聞いたが、『担当者は不在』とした。

今後、芸能人が「ひとつ屋根の下」に住むにはなかなか難儀しそうな雲行きとなりそうだ。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター/NEWSIDER Tokyo)?テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、書籍企画立案&編集&執筆、著述業、漫画原作、官能小説、AV寸評、広告製作(コピーライティング含む)とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論! 蹴論!」のアソシエイト・スタッフ。

芸能界の歪んだ「仕組み」を解き明かす!『芸能人はなぜ干されるのか?』

 

一度は「引退する」といい、1週間たてば「引退しない」と言う。美人ボクサーのわがままにつきあった。

「こんなくだらないことで振り回されるのはかんべんだね」とベテラン格闘技ライターが頭を抱えたのは、プロボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者で、現役ファッションモデルとしても活動する高野人母美(たかの・ともみ、28、協栄)が、一度は「現役引退」を宣言しながら、約1週間後に撤回する騒動を起こした事件だ。この騒動について5月27日、高野が謝罪するから会見を開くという。僕もこの会見に呼ばれた。

 

そもそも、高野は2013年にプロデビュー。177センチの長身を生かしてモデル業もこなす異色の肩書が注目された。計量時に白無垢の衣装や水着を着るなど派手な衣装に身を包むパフォーマンスで注目を集めてきた。

「どちらかといえばきわもの」扱いながも人気を集めてきたのは事実で、本人いわく「実力や技術がまだまだ」と言いながら、リングに上がり続け、昨年11月にWBO女子スーパーフライ級タイトル戦で女子スーパーフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(アルゼンチン)に世界初挑戦し、4回KO負けを喫した。

「この世界戦で高野が負けたことが『引退発言』につながっていくのです。6月6日に約7か月ぶりの再起戦を東京・後楽園ホールで行うことが決まり、李恵林(韓国)とのノンタイトル6回戦が発表されていました。しかし、今月4月18日に金平会長不在で行われた発表会見にて唐突に記者を相手に引退の話をしだしたのです」(同)

 

「今回の試合でラストにしようかなと思っている」と引退を電撃表明。「やりたいからボクシングをやってきたが、指図されてやるのは違うと思う。やりたくない気持ちになってきている」と理由を説明し、会長不在を狙った表明であることは明らかだった。

これに対し、海外出張中だった金平会長は(業界では温厚で知られる)自身のツイッターで「6月6日もやらなくていいです!」「中止を決定しました」と激怒。帰国後の24日に高野と約3時間話し合い、発言の真意を問いただしたところ、「減量や試合のプレッシャーでつい引退という言葉を口にしてしまった」と説明を受け、現役続行の意向を確認したという。

会見では、かつて亀田一家も懐にいれてマネジメントをしていた金平会長がマスコミの前で高野に「普通のボクサーが普通にやっているように練習しなさい」と公開説教。高野は「みなさまに御心配とご迷惑をおかけしました」と頭を下げた。

記者の「高野さんががんばることで女子ボクシングの人気が集まり始めたが、そんな中でプレッシャーはあったのか」の問いに「技術的にも体力的にもまだまだ未熟な中で(リングにあがる)という意味ではプレッシャーはありました」と高野は答えた。

6月6日にエキシビジョンマッチが組まれているが、果たしてまた高野は「再引退」を言い出すのだろうか。

 

金平は「ボクシングはリングに上がりたい人がやるのであって、『やらされている』という人がファイトすべきじゃない」と斬って捨てた。高野がまた今度「ぶれた」発言をしたら、仏の顔もなんとやら。そのときに初めて比較的、これまでがまんしてきた温厚な格闘技マスコミも「ボクシングはモデルの売名行為だった」と叩き始めるだろう。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター/NEWSIDER Tokyo)
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今回で8回目となる、サンシャインシティ(東京・池袋)で開催される『沖縄めんそーれフェスタ2016』前夜祭イベントを取材した。

期間は5月27日(金)~6月5日(日)の10日間、展示ホールAでは、沖縄物産展、オリオンビールが飲めるビアガーデン、噴水広場ではエイサーの演舞や沖縄アーティストによる生ライブなど盛りだくさんの内容で、沖縄をアピールする催しだ。物産展では、沖縄そば、海ぶどう、もずく、サーターアンダーギー等42のお店が立ち並んでいる。なかでも、泡盛カクテル、スパム串を出しているお店の女性に取材した。

 

── 沖縄から来られたのですか?
「私は沖縄県民ですが、上京して六本木でお店をやっています。他の方々は沖縄から来て期間中はホテルに泊まっていますね」と話していた。

まさに大がかりな「出店キャラバン」だ。
また泡盛のカクテルの値段が千差万別だったので、質問した。
「一般的な ものは500円、 グレードが高いものは700円、 さらに古酒は900円 です」

── 古酒ってどういうお酒ですか?
「3年以上貯蔵したものです。こちらにはなんと入手困難な『美ら蛍』があります。古い酒はまろやかでおいしいですよ」

── なぜこの時期に「沖縄のフェスタ」を開催するのですか?
「今、沖縄は梅雨の真っただ中です。2週間後には梅雨が明けます。この時期に東京の皆さんに沖縄をアピールしてぜひ来てほしいと思います」とにこやかに話した。

 

さて、前夜祭のオープニングセレモニーのステージイベントには、具志堅用高や鈴木奈々がゲストで登場していた。

鈴木は鮮やかな黄色い沖縄の民族衣装に身を包み、かわいい笑顔をふりまいていた。いっぽうで具志堅はやはり「沖縄の顔」といえるキャラで、親しみやすく優しい性格がテレビでもお茶の間に伝わり、若い女性にも大人気だった。

 

トークコーナーで夫婦円満の秘訣を聞かれると、「誉めることが大事」と熱弁していたのが印象的だった。

ところで「沖縄そば」と「ソーキそば」のちがいはご存知だろうか?
物産展で沖縄そば店の男性に話を聞いた。

「沖縄そばは豚のバラ肉(3枚肉)を使う。ソーキそばは、豚バラの軟骨の肉を使っている違いですね」と教えてくれた。イートインのコーナーも広く充実しているので、じっくりと沖縄の味を堪能できる。ほかに「BIGIN」の「島人ぬ宝」を唄うバンドの演奏や沖縄の伝統芸能エイサーの太鼓を舞ながら叩くパフォーマンスは力強く迫力があった。

沖縄の観光客は多い月は3月、ついで8月、11月となっている。少ない月は1月、6月、9月で、9月は台風期、6月は梅雨期、1月は曇りの多い冬のためという。このオフシーズンには、修学旅行誘致に力を入れて一定の成果を出しているそうだ。近年は「沖縄美ら海水族館」が大人気で人を集めている。

元米兵による女性遺体遺棄事件や基地問題など沖縄関連で暗いニュースが飛び込む今、沖縄の青くきれいな海とこうした素晴らしい自然や海産物、歌などの文化とのギャップに心が痛む難しい問題が沖縄の人たちを苦しめている。この『沖縄めんそーれフェスタ2016』が成功し、沖縄の観光客が増えて、潤い、沖縄に元気を! と切に祈りたい。

『島唄よ、風になれ! 「琉球の風」と東濱弘憲』


文・撮影=林雅子 
プロデュース=ハイセーヤスダ

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NHK朝の連ドラ「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈が6月末に現在の事務所と契約が切れ、更新しない方針であることから「芸能界を引退か」と報じられている。

◆事務所の意向を汲んでメディアが垂れ流す「能年引退」報道

「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック3


「引退は女性週刊誌が、能年が所属する大手プロダクションの意向を汲んで垂れ流しただけでまだ結論は出ていない。この件にはざまざまな裏がありますが、能年自身は、労働時間の拘束のされかたといい、本人の意志があるのに芸能界の慣例で事務所 を移籍しにくくなっている点を是正したい、という希望があり『芸能界の自浄』を狙うべく、六法全書を片手に労働基準法を勉強しているようです。将来的には大学に通いつつ、社会保険労務士の資格をとって『タレントのための労働コンサルタント事務所』でも開きたいと知人に漏ら しています」(芸能プロダクション関係者)
 
能年は所属する事務所に無断で演劇関係者と個人事務所を設立し、このことがマネジメント事務所と亀裂が入った原因だと指摘されている。

「現在の大手マネジメント事務所との亀裂は、能年の待遇が悪かったことに尽きる。マネージャーはコロコロ変わるわ、三流アイドルみたいな客寄せのイベントの仕事をとってくるわで、能年も嫌気がさしていました。そうした中、『あまちゃん』と共演したときに親密になり『芸能界は今のシステムでは限界がある』と現状のマネジメントシステムに警鐘を慣らした小泉今日子と何度も芸能界のあり様について議論するようになり『最終的には虐げられたタレントのコンサルタントをやりたい』という心理状態になったようです」 (同)

しかしことはそう簡単ではない。かつて「芸能界の待遇改革」を叫んだ俳優の小栗旬は一昨年に芸能界に労働組合を作ろうとして仕事を干されぎみになり、追従してネット放送で応援するコメントを出した自称女性「芸能コメンテイター」も『芸能界の外から物を言うのは生意気だろう』と仕事が激減した。

「そもそも、社会労務士の資格を舐めた話です。合格率も1割を切っている(平成26年は9.3%)し、1日に5~6時間、1年間継続して勉強しないと合格できないと言われています」(司法関係者)

◆能年問題解決を契機に芸能界の改革がはじまる?

だがフォローする声もある。
「芸能界での労働組合ができれば、日本の役者や歌手たちも世界から『ちゃんとしたユニオンがあるのなら』と認められて海を越えた交流が始まり、タレントが海外に進出するにしても、海外から日本の映画・テレビ界に役者や有能な監督、演出家が来るにしてもハードルが低くなるはず。なにしろギャラですら基準がなくてテレビ局や映画製作会社の〝胸三寸〟で決まるのが日本の『芸能村』 ですから」(前出の芸能プロダクション関係者)

かくしてひそかに法律を学び始めたという能年は、芸能界に「いながら」にして芸能界をタレント有利に 「改革」するのだろうか。もし実現したら本当に「じぇじぇじぇ」な出来事だ。


◎能年玲奈かんぽ生命 CM 「夢の中へ」「人生の山と谷」編

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芸能界の歪んだ「仕組み」を解き明かす!『芸能人はなぜ干されるのか?』

上野の路上ライブの定番スポットといわれるアメヤ横町周辺で、最近「無事にライブを終えたほど成功する」というジンクスがあるという。

現場はアイドルや歌手の新人や卵たちが場所を取り合ってライブをするため、道路使用許可をとる警察署では行列ができたり順番待ちもよくあるというほどだが、観光客の集中する繁華街とあって何かとライブが中断されやすい。何事もなくライブを負えるのは幸運であるため、アーティストの間では「無事にライブを終えたほど成功する。中断されたら売れない」なんてジンクスが生まれたようだ。

中断理由は様々。現場でギター片手に歌っていた男性歌手に聞くと「中国人観光客が押し寄せてスピーカーを蹴っ飛ばされ音が出なくなった人もいれば、揉め事でパトカーがやってきたり、目の前で迷子の子供が大声で泣き出したりで中断されることもあります。僕は前回、うるさい右翼の街宣車が近くに止まったままになって中断。その前は酔った花見客に絡まれケンカになってしまった」という。

逆に「14回連続で中断ナシという脅威のミュージシャンが先日、レコード会社の人にスカウトされたなんて話もある」という。ちょうどこの時期は、42年続く老舗のライブハウスグループRUIDOが開催するバンドコンテスト「L-1グランプリ」もあって、「私たちに投票してください」とPRしながら演奏する若いバンドもあり、4月25日の夕方に登場したのは、その「L-1」に準決勝進出を決めている女性デュオのespoir(エスポワール)。4年前から活動する華のある美女2人組だが、歌い始めて間もなく、すぐそばの雑居で火災が発生。「5Fのレストランから火が出た!」と、テナントの居酒屋やレストランの店員や客ら裏階段からドッと非難し始めた。サイレンが鳴り消防車が駆けつけ周辺は騒然。ライブ前に集まっていた見物客もそちらに気を取られ人が減ってしまった。それでも、2人組は力一杯歌い、一部ペンライト片手の熱心なファンが応援を続けた。

幸い火事はボヤ程度で済み、あたりに煙が立ち込めるようなこともなかった。espoirにとってはとんだ災難で、ファンからは「賞金20万円を狙うライバルバンドが非常ベルを押したんじゃないか」なんて邪推も聞かれたが、実際にボヤの発生は確認された。ジンクスに沿えば、espoirのライブにこんなハプニングがあったのは悪い兆候ということになってしまうのだが、ただしこの騒ぎで、周辺のライブミュージシャンは大半が演奏を中断しており、その中では唯一、諦めずに歌を完遂したのが彼女たち。その意味では「無事にライブを終えたほど成功する」というジンクスを死守したともいえる。

しかし、現場にいた取材カメラマンには不運があった。取材帰りに確認すると、撮ったはずのespoirのライブ写真がひと通り消失。あとで分かったのは火災が起きたとき、その様子を収めようと動いた際に何かにぶつかってカメラの記録部分に不具合が生じていたということ。美女2人組の路上ライブを伝えようとしたものが遮断されるとは、これがジンクスに従ったものかどうかは、「L-1」の行方で分かるのだろうか?


◎「espoir」ブログ http://ameblo.jp/espoir01/
◎ L-1グランプリ http://ruido.org/L1_grandprix/

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一度やってみたかったことをやろう。
球場で見たプロ野球の試合結果を報じる、すべてのスポーツ新聞をすべて読む。
評論家たちがどこを分析して、どのポイントを勝負の分岐点にしているか比較してみるという、少し「ぜいたくな」リサーチだ。

 

さて、球場で見た試合は4月22日の「巨人対DeNA」で先発は巨人が菅野、DeNAがルーキーの今永だ。まあ好投手どうしだけにロースコアが予想されるゲームだったが、結果から言うと延長12回までもつれこみ1-1でドロー。菅野は7回まで2安打と好投していたが、1-0のスコアのまま7回で降板した。

まずは「スポーツニッポン」だが、解説の中畑清がこんなことを書いている。
『いい投手戦だった。何もなきゃ菅野が勝っていたんだと思う。7回を2安打無四球と完璧に抑えながら、わずか89球で降板。試合後、由伸監督が「マメが…」と降板の理由を明かしてくれてすっきりした。球界には選手のケガについて隠したがる風潮がある。「軍の機密」というやつだ。でも、秘密主義はよくない。ファン目線に立って情報を公開すべき。菅野も公表してもらえばメディアにごまかすことなく治療し次の登板に向けて事情ができると思う。』と書き、続いて好投の今永が5回2死二塁でも小林誠と勝負したのはまちがっていないと断定した。敵を作らない中畑らしい評論だ。

 

さらに元DeNA監督らしく、ラミレス監督とチームは「最後まで諦めない野球ができた」とこれからの浮上を期待して筆を置いている。バランスのいい見方だ。なおかつ野球観も悪くない。この男を簡単に見切るところが球団として「DeNA」が伸び悩んでいる証左だろう。

続いて「東京中日スポーツ」だが慧眼を持つ谷沢健一が「7回の筒香の1ボールからの2球目にど真ん中にストライクを投げておかしいと感じた」と書いた。

僕もあの2球目はよくホームランにならなかったとしてドキリとして見ていた。筒香は見るからにスライダーの間合いでスイングしていたので、これは結果オーライだったのだ。谷沢の慧眼は衰えていない。おそらく中日の監督をやったら、少なくとも谷繁よりはいい仕事をするだろう。

 

もっとも「過去のある経緯」から中日は谷沢を受け入れにくいだろうが。「スポーツ報知」は報知新聞客員のミスターこと長嶋茂雄が小林誠のキャッチングを誉めて、高橋尚成が「菅野は実は指でボールにスピンをかけるトレーニングをしていて、その後遺症が出た」と事情通らしく解説している。もっともそんな内情をばらして後で高橋監督に大目玉を食らったようだが。

さて、一番注目すべきは「サンケイスポーツ」の野村克也が語る「ノムラの考え」のコラムで、【結果オーライの引き分けにみたDeNAの「最下位野球」】と辛辣なタイトルがついている。9回裏の土壇場でリリーフの切り札の沢村から同点ソロアーチをかけた代打・乙坂を野村はこきおろす。野村はボールが2球続いて3球目に打って出た乙坂について「なぜ待てないのか」と批判している。

『なぜ待てないのか。この局面で先頭打者がなすべきことは、出塁である。そして、このカウントでは四球での出塁チャンスが広がっている。何が何でも1点を奪いにいくという、姿勢が見えてこないのだ。さらに4球目がボールとなり、カウント3-1、またも乙坂は打って出た。これが同点本塁打になったのだが、私ならやはり「待て」のサインを出す。本塁打はそうそう打てるものではない。長丁場のシーズンで、こういう攻撃をしていては、確率的に負けが込むのは自明の理。だから結果オーライを言わざると得ないのだ。十二回の守りでは、今度は1点を防ぎに行く姿勢が見えなかった。先頭の片岡に四球を許し、巨人ベンチは3番の長野に代打・松本哲を送ってきた。みえみえのバント要員である。そして、走者を得点圏に進ませることは一打サヨナラ負けを意味する。この局面では、走者の二進を防ぐことが最重要課題となる。とkもろが初球、簡単にバントを許した。一塁のロペスはベースに張り付いたままで、三塁の飛雄馬もチャージしてこない。最後のクルーズの併殺打に助けられただけで、これも結果オーライと言わざるを得ない。』として、試合を通じて無策だったベンチを責めているのだ。

 

「弱者には弱者の戦術がある」と野村は書く。
やはり野村は見ている視点はほかとちがう。一般に、9回裏でボールが2つ続いた場合、先頭打者が待つ確率は9割を超えるだろう。高校野球を見ているとそのあたりはよくわかる。

野球に詳しいスポーツライターに聞いてみると、「ラミレス監督(DeNA)が戦術について吟味する時間があまりにも少ない。守りを固めるのに精一杯で、もうひとりの攻撃用の戦術コーチが必要だ」ということだ。捕手の戸柱がまだ経験が足りずに、配球をベンチで組み立てているようだが、そこにかなりラミレス監督の神経は集中している。あまり報じられていないが、ラミレスはかなり頭がいい。最初に会っただけで、記者の名前はフルネームで頭に入っている。そして打者時代から、投手の配球がほぼすべて頭に入っていた。高橋監督ですら、現役のときにラミレスのそうした緻密な頭脳をまのあたりにしていたから相当、戦術については警戒しているはずだ。

そして今は、ラミレス監督は敵のバッターについて緻密に掌握しているが、攻撃時のベンチワークまで頭がまわっていなのだろう。

さらに、東京ドームでは、「打たれない投球」というのが以前にもまして徹底していたと感じた。

この球場ではボール1つ、ローに投げろ、とコーチは徹底して投手に言う。
この試合はテレビ中継をしていたので録画してカウントしてみると、89球のうち、ストライクゾーンの半分から下に投げた球は菅野が37球、今永が101球投げて39球だった。

両先発とも、それだけ「ロー」に投げる神経を使っていたのだ。ただし菅野は高いウエストをときに効果的に使っていた。

ちなみに「夕刊フジ」は菅野の一番看板では巨人はもたない、そして「東京スポーツ」は11試合で3度同点に追いつかれてほかの投手の勝利を消した守護神、沢村を批判していた。「日刊スポーツ」「デイリースポーツ」もこの試合にはとくにタッチしていない。

というわけで、僕にとって本番で見た試合をつぎの日に「すべてのスポーツ新聞を見て全解説を吟味する」という贅沢な時間は終わった。諸兄も一度やってみるといい。1000円もかからない贅沢なのだから。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

抗うことなしに「花」など咲きはしない『NO NUKES voice』Vol.7

秋元康が乾坤一擲の力を注ぎこむ「欅坂46」がいよいよ「サイレントマジョリティー」というデビューシングルで登場した。
https://www.youtube.com/watch?v=DeGkiItB9d8

シングル発売は、4月6日で、22日にはすでに「ミュージックステーション」に登場、プロモーションに秋元サイドが力を入れているのがわかる。個人的には、「櫻坂よ、売れろ」と思う。「櫻坂46」はたとえば前田敦子に象徴されるような素人集団「AKB48」とはもっとも遠い地点にある。たとえば洗練されたダンスと、ボーカルたちには実力がある。現在、センターを担当している指原莉乃がかつて語った「AKBに入ろうとおもったら、ダンスの練習はしなくてもいいです。素人っぽいほうが受けるので」というふざけたコンセプトからも距離を置いているプロ集団だ。AKBのコンサートでチケットが3割も売れ残っているという今の状況下で、幸いにも大衆たちは「本物」を求め始めたのだ。

まず特徴のひとつは、とにかくセンターの平手友梨奈の評判がいいことだ。応募総数2万2509名からセンターに選ばれた14歳の平手は、CMやドラマに引っ張りだことなるだろう。もしかして宝塚にでも入れたのではないかと思うほどの妖艶さを持つ平手を売り出すためのチームが「欅坂」だという声もあるが、この際、そんな斜めからの視点は無視しよう。

2つめの特徴は、「櫻坂」が明らかに6月8日の「45THシングル総選挙」へのアドバルーンとして「使われている」ということだ。もう「AKB48」そのものに新しさはない。もしかして「おばさん」となった「48」を集客でひっくり返すかもしれないのだ。

3つめの特徴は、「欅坂」は特定の劇場にこだわらず、全国規模で展開する存在だということ。もはや「箱」を捨てて「電波」を選んだ彼女らの死に場所にして、生きる場所はメディアという四角い画面である。これが吉と出るか、凶と出るか。

いずれにしてもこのシングルはわずか3日間で約25万1000枚を売上げ、もはや100万枚突破は堅いところだろうと指摘されている。芸能界を席捲するのか、それとも「ダダ滑る」のか。「欅坂」よ、売れろ。芸能界に本物志向を呼びもどせ。個人的には、実力ある「欅坂」を応援したいが、様子を見てみよう。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

[増補新版]ジャニーズ50年史

[増補新版]本当は怖いジャニーズ・スキャンダル

4月28日、29日と那須塩原温泉にいた。
ゴールデンウィークの入り口、寸前なので28日はまだ旅館が通常料金に近い。なんといっても行くなら本格的な硫黄温泉に入りたい。というわけであるが、縁もゆかりもないが、評判がやたらといい「湯荘白樺」に宿泊した。

 

肌寒い。まるで感覚としては冬で空気は澄んでいた。西那須野から。バスで40分ほど走ると塩原温泉バスターミルに着く。そこに旅館の車で迎えにきてもらった。山中、970メートルの山を登っていくと山桜がようやく咲き始めたのが見える。ゆっくりとだが、確実に少し私たちより遅れて春が「山」に来ているようだ。

天和2年(1683年)からすでにこの温泉はすでに湯治場として知られ、神経痛か肩こりリウマチ、胃腸の疾患に効くそうだ。

 

布団を敷きにきてくれた旅館店員は言う。
「泥パックを塗るといいですね。温泉に備え付けてあります。湯の中に入って、毛穴を開かせて10分間、塗っておいてパックすると白く乾きます。そうしたら洗い流す。私など1年間入ったら、腰痛がすっかり治りました」

那須町への観光者数は微増していて、平成27年度は 480万2,208人 (前年470万7,029人)前年比 102.02% 9万5,179人増)だからうまくいっているほうなのだと思う。実際、那須塩原は修学旅行地のメッカとしても知られ、小学校のときに宿泊したあまりにも有名な「ホテルニュー塩原」を38年振りに見たときは思わずため息が漏れた(何年経営しとんねん)。

 

あ、肝心の腰痛、ヘルニアだが実際問題、誇張ではなくて軽くなった。1日でかなり軽くなるということはやはり温泉は治癒効果があるのだな、と思う。まあ年をとったらこのあたりに住むのもいいかもしれないな、と思う。

いっぽうで、大分の湯布院温泉などは、熊本地震の影響でキャンセルが相次いでいるという。これは九州全体の旅館が打撃を受けており、2、3割値段を下げて必死に集客をしているようだ。機会があれば、熊本や大分にも赴こうと思う。それが震災地が元気になる最もてっとり早い手段だと信じるのみである。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

抗うことなしに「花」など咲きはしない『NO NUKES voice』Vol.7

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