実は、この自分にとって鹿砦社といえば後藤民夫著ビートたけし三部作であった。
これは『ビートたけしは死ななきゃ治らない』、『顔面麻痺は死んでも治らない』、『ガス室に招かれた彰晃とたけし』、のことである。
これらは当のビートたけし著の題名をパロディにして皮肉ったものである。

まず、ビートたけしが「毒舌女性論」と称し、『女は死ななきゃ治らない―あえて大和撫子改造講座』を出版した。題名はもちろん「馬鹿は死ななきゃ治らない」をもじったものである。

ここで、「コギャル」「ブルセラ」「整形美人の言い訳」「ギャルの22歳寿命説」「ヘアヌードの正しい鑑賞法」「下半身に国境なし」などネタにして、たけしは女性に対して勝手なことを言いたい放題している。

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