「いったい脱官僚とか、『コンクリートから人へ』とかマニフェストはどこに置いてきたのかね。何もせずに政界を去るんだな、あの宇宙人は」(自民党関係者)
民主党の鳩山由紀夫元首相(65)(北海道9区、当選8回)は11月21日午後、野田首相と民主党本部で約10分間会談し、来月4日公示の衆院選に出馬しない意向を伝えている。
鳩山氏は、「様々考え抜いた結果、今回の衆院選には立候補しない。政界を引退したい。第3の人生を歩みたい」と野田首相に語った。
また、「古い政治に戻すことがないように、頑張ってください」と述べ、衆院選に向けて首相を激励したという。

ものつくり大学での、教授による学生へのいじめ
ものつくり大学(埼玉県行田市)において、製造学科に在籍していたK君が、復学を求めて大学を提訴した。
「もともと、K君は105単位をとってあり、卒業研究さえこなせば卒業できたものを、担当の東江真一教授が『Kはコミュニケーションに難がある』として卒業研究の書類をKに渡さなかったのです。これははっきりいっていじめですよ。Kは8か月も放置されて、挙句の果てに大学にいられなくなり、やむなく退学したのです」(教育関係者)
忌野清志郎『言論の自由』が、高校生向け『ラジオキャンパス』で響いた訳
フクシマを忘れた、脱原発と原発推進の野合
「『日本維新の会』と『太陽の党』の合流にはひっくり返ったな。脱原発と原発推進の党の合併だからな」(民主党関係者)
脱原発の「みんなの党」も、合流はしないが連携を図る、という。
もはや「選挙に勝利するためになら、なんでもアリ」だ。
9月19日には、亀井静香前国民新党代表が、民主党を離党した山田正彦元農林水産相らとともに、新党「反TPP・脱原発・消費税増税凍結を実現する党」を結成した。
記者会見の中で亀井氏はTPPについて「何で(米国の)奴隷のごとく従わなくてはならんのですか」と持論を展開。また、東電の原子力発電事業、福島第一原発事故について「あんな放射能を使ってエネルギーを調達するという危険な技を使っている。事故の後、東電から官邸にきちっとした情報が上がってきましたか」と批判した。
痴漢冤罪も始めた? 原子力ムラのあがき
東電は賠償の金をひねり出すのに手いっぱい。他の原発を抱えている電力会社も、稼働しない原発の維持費だけがかかるために赤字に転落している。
プラントメーカーや建設会社などが、その肩代わりをするなどという形で、原子力ムラのメディアコントロールは続いている。だが、独占企業で、勝手に世界一高い電気料金を取って、湯水のように金を使っていた電力会社のようにはいかない。
もっと金のかからない方法を、原子力ムラは取り始めたのかもしれない。
先日「NHK『おはようニッポン』森本アナ 痴漢で逮捕」というニュースがあった。11月14日の午後7時45分ごろから同55分ごろまで、東急田園都市線の渋谷?二子玉川間を走行中の急行電車で、女子大生(23)のブラジャーの中に手を入れ、胸を触った疑い、というものだ。玉川署によると、森本健成氏と女性は混雑する車内で向かい合って立っていた。女性が「痴漢です」と叫んで森本氏の右腕をつかみ、周囲にいた乗客の男性が押さえ込んだ。110番通報で駆けつけた警察官に、森本氏は逮捕された。
ムーミン谷で見た日本人の英語一辺倒主義
8月にフィンランドに行ったのは、エアギター世界選手権のファイナルステージを見るためで、開催地のオウルでは、全く日本人には出会わなかった。日本人も出場していて応援団も来ていたかもしれないが、街では見なかった。
オウルから電車で5時間ほど。タンペレという街に行くと、けっこう日本人に出会う。
ムーミン谷博物館、スパイ博物館、レーニン博物館まであり、見所が多い。
ムーミン谷博物館は図書館に併設されている小さな博物館だが、トーベ・ヤンソンの原画などが展示されていて人気。日本人も多い。
受付では、どこから来たかを訊かれて、その国の言語で書かれた案内書をくれる。
「ありがとう」「グラッツィエ」「メルシー」「グラシアス」「カムサハンニダ」「謝謝」と、受付の男性は、その国の言葉で感謝しながら、手渡してくれる。
何を問うのか? 走り出した衆議院選挙
「野田首相は、財務省官僚が描くシナリオにのっただけだ。つまり下野しても自民、公明と連携しつつ存在感を示す野党になる決意を決めただけ。さすが財務大臣だっただけに、予算の編成を最優先すべきだということがよくわかっている」(民主党関係者)
それにしてもいったい「何を問う選挙」なのか国民にとってはわけのわからない衆議院選挙が始まる。
「問われるべきは、民主党が消費税をあげたことの是非ではないかね」(識者)
という意見が多い。
ガレキ処理問題で考える「避難の権利」
原発問題で、意外なほど語られていないのが、「避難の権利」についてだ。
11月13日、大阪府と大阪市が開催した、東日本大震災で発生したがれき試験焼却の説明会で、「焼却反対! がれきは危険!」と叫ぶ反対運動が起こり、逮捕者まで出た。
逮捕の容疑は建造物侵入だが、会場の此花区民ホールは誰でも出入りできる公の場であり、不当逮捕の疑いが濃い。市民メディアOneness TVが撮影制作した検証ビデオを最後に添付しておくので、見ていただきたい。
橋下市長はかつての説明会で、「もしガレキ焼却後、鼻血が出ても、因果関係が証明できないので補償責任はない」と発言し、危険性を認識していることを自ら認めている。
フジサンケイ帝国と闘う「反リストラ産経労」に不当判決
「反リストラ産経労」との筆者の出会いは、2001年のことになる。
「小倉あやまれ友の会」として、フジテレビにデモをかけた時のことだ。
ライブハウス『新宿ロフト』で、ニューロティカというバンドのライブに、野村紗知代が出て歌った。サッチーが歌うということで、民放はすべて取材に来た。
ニューロティカはノリのいいバンドで、聴衆は飛び上がらんばかりに躍りまくっていた。サッチーが歌い始めてからも同じだった。
その様子を放映したフジテレビの「とくダネ!」で、キャスターの小倉智昭は「あのお店に来てた若者たちは、いくら貰って来たの?」とコメントした。
金など貰ってない、やらせではない、とデモに発展。ストリッパーを先頭に、200名ほどが行進し、一部の先鋭部隊は、フジテレビ社屋内に突入し、怒りの声を上げた。
この時に連絡してきて、デモに参加したのが「反リストラ産経労」であった。
反リストラ産経労の松沢弘委員長は、フジサンケイ帝国と長年に渡って闘って来た方だ。