獄中で12年を過ごし、作家になり、2005年に死亡した見沢知廉は、千葉刑務所で服役していた時に、歌手の克美しげると会ったという。
刑務所では囚人のリクリエーションとして歌合戦があるのだが、プライドがあるためか、克美しげるは一度として歌ったことがなかったようだ。
克美しげるは、殺人を犯した歌手だ。妻子ある身で、愛人であるホステスにキャンペーンに着いていきたいとせがまれ、うっとうしくなって殺した、という。思い出すたびに、もう少しどうにかならなかったものか、と思わせる事件だ。
東京の人は冷たいと言われるし、私自身もそう感じる。
子どもが転んだのを見た時に、手を伸ばすのをためらってしまう。
もしかしたらこの子の親は、「転んでも自分で起きなさい」としつけているかもしれず、助け起こすのはよけいな介入になってしまう、と考えてしまうからだ。
男は、初対面から見るからにギラついていた。漆黒のサングラスに蛇のような目。
仮にKとしよう。Kは90年に建築会社を興したが、うまくいかずに、身近な企業の「乗っ取り」を始める。
ささいなミスを見逃さず「納品が遅れた」「請求書の金額が約束とちがう」と難癖をつけては、取引先の株主を調べ上げ、とことん現ナマで株を買い叩いていく。やりかたはかなり強引で「ハゲタカ」も真っ青だ。
6月28日に腎盂がんのため死去したタレント、小野ヤスシ(本名・泰=やすし)さん(享年72)の通夜が2日、東京・青山葬儀所で営まれ、ザ・ドリフターズ時代からの盟友、加藤茶(69)ら約1000人が参列。
「まちがいなく、コメディアンとしても音楽家としても人を惹きつけた。芸達者なタレントをなくした」(テレビ局スタッフ)
『週刊新潮』が『東京新聞』を揶揄していた。
タイトルは「『反原発』読者におもねり媚びる『東京新聞』」で、6月15日夕方、首相官邸前で行われた「大飯原発再稼働反対のデモ」を報じなかったことに対する東京新聞の「応答室だより」を取り上げている。「6月15日夕方、首相官邸周辺で大規模な抗議デモがあったが、本紙では報じていなかった。掲載に圧力がかかったわけでなく、連絡ミスで現場に出向いた記者がいなかった」という、「応答室だより」の内容を紹介している。
評論家の本郷美則氏に「読者の反原発という感情に迎合しすぎています」と語らせている。
オウム真理教元信者高橋克也容疑者(54)と菊地直子容疑者(40)が逮捕される前に潜伏していた川崎市のアパートを、神奈川県警の警官が巡回連絡に訪れ、2人と面会していたことが判明した。警官は特別手配の2人とは気付かなかったという。神奈川県警が当時のいきさつを詳しく調べているという。高橋容疑者は昨年まで川崎市内でこのアパートに潜伏、菊地容疑者も06年ごろまで同居していた。
本日7月1日よりレバ刺しは禁止になり、大飯原発3号機では、原子炉の起動がもくらまれている。 放射能より、レバ刺しのほうが危険だ、とでも言うのだろうか。
原発関連の話が続いてしまうが、差し迫った状況であり、お許し願いたい。
6月29日、大飯原発再稼働に反対する、首相官邸への抗議行動があった。福島を始めとして、全国各地からも人々が集まった。
20万人近くが集まり、参加者が歩道から車道に溢れ、官邸前と国会議事堂前に参加者が迫りながら、抗議を行った。
6月27日、午前10時から行われた東電の株主総会は突っ込みどころが満載だった。
まず、会場の代々木競技場では、10時から30分間しか撮影・録音ができない。
「冗談じゃない。広報に案内されていない。アポをとるときになぜ言ってくれないのだ。危うく、撮り逃がすところだ」(週刊誌カメラマン)
なんと8年ぶりに、昔、仲がよかったヤクザと偶然に会った。
52歳くらいの風貌は変化があまり見えない。
声をかけられて「人ちがいですよ」と逃げようと思ったが、カバンで前をふさがれた。
当時、彼は調査会社を経営。帝国通信社を、ものすごくスケールダウンしたような仕事をしていた。
続きを読む 探偵もつらいよ、の今日この頃