8月10日から、ポレポレ東中野で映画『標的の村』の上映が始まっている。
毎日、補助席まで使うほどの満員で、熱気に溢れている。
琉球朝日放送の三上智恵さんが監督した『標的の村』には、本土には知らされていない沖縄の現在が映し出されている。
現在、普天間基地への追加配備が始まっているオスプレイだが、初めて配備されたのは、昨年の10月1日だ。
その直前の9月29日、普天間基地のすべてのゲートに市民たちが車を停め、座り込んで抗議した。
榛野氏は手に表紙の絵3冊分をプリントアウトしたものと、後ろに2人の女の子を連れてきた。
表紙の絵をテーブルに置き「この絵、この子たちが書いたんですよ」と言った。表紙の絵は小説の内容にも合っていたし、可愛らしい絵柄であったので豊穣出版でこれまでに出版している数名の方のイラストよりも断然良い。これまでの表紙の多くはセンスが良いとは言えず、デザイナーが書いているとは到底思えなかったからだ。
小説の内容からすると可愛らし過ぎる気もしないでもないが、その点を除けばまずまずである。
「可愛らしい絵ですね。ありがとうございます」と女の子2人に向かい言った。しかし、女の子たちは笑顔を振りまくだけで何も言わない。不思議に思いながらも、以前、社内に居ると言っていたデザイナーだと思ったので私は名刺を差し出した。しかし、それでも彼女たちは恥ずかしそうに笑うだけで黙り続けている。社内の人間じゃないのだろうか? フリーのイラストレーター? 向こうは名刺も出して来ないし、名も名乗らない。おかしな空気が流れていた。
音楽プロデューサーの佐久間正英さんが、末期ガンに侵されていることをブログで告白した。脳に転移したと思われる腫瘍以外は、あえて治療せずにガンと共に生きる道を選んだ。
彼の名前を初めて見たのは、いつだっただろう。BOOWYやTHE BLUE HEARTS等を聴き始めた頃だから、80年代の後半頃、小学生の時だ。買うCDの殆どに、編曲やプロデューサーとして彼の名前を目にした。
「さくましょうえい? 誰なんだろう」
プロデューサーという仕事が何なのかもわからなかったが、よく目にする名前だと思っていた。
それもそのはず、80年代より現在に至るまで、JUDY AND MARY、GLAY、黒夢、エレファントカシマシ……彼がプロデューサーとして手がけたミュージシャンは数知れない。とりわけ、80年代~90年代のロックバンドにとっては、影響力という点で彼の右に出るものはいない。私を含め、ロックの入り口に彼が立っていたという人は、星の数ほどいるだろう。
六本木ヒルズでは、利用者を歩かせないために幅の狭いエスカレーターを設置している、という。あまり意識していなかったが、地下から地上2階の高さのエントランスまで続く長いエスカレーターで、確かに、歩いている人はいなかった。
エスカレーターを歩くことがないので、不便とも思わず意識もしなかったが、それが「利用者を歩かせないため」だと知って、少し驚いた。
そこまで日本は、言葉が通じない社会になってしまったのか、と思ったからだ。
破竹の快進撃を続ける日曜劇場『半沢直樹』(TBS)。視聴率が毎回、上がっていく不思議なドラマで、ついに第4回は27.6%を超えた。
「やはり、堺雅人の演技が光っている。決め台詞『倍返しだ』『やられたらやり返す』を言うタイミングも効果的だ。わかりやすさが受けているのでしょう。テレビの黄金時代を彷彿とさせる番組です」(他局の演出家)
『半沢直樹』は、直木賞作家・池井戸潤氏の小説をもとにして、やや半沢のキャラクターを強気に作り上げている。苦労人の役者、堺が一気にブレイクし、培った演技力を惜しみなく注ぎ込んでいる。
堺が演じるメガバンクの融資課長である半沢直樹が、巨額の融資事故の責任を擦り付けられ、復讐を果たしていくのだが、やはり部下が上司にリベンジしていくカタルシスは、見ていて爽快感がある。
劇中に登場する「やられたら、倍返しだ」という決めゼリフは、サラリーマンや小学生の間でも大流行している。
11月の東京と大阪、福岡での、ポール・マッカートニーのライブのチケットが高騰している。
「B席1万2500円が10万円もする異常事態です。もう《最後の公演》と言われているので、これだけの異常な事態を招いているのでしょう。ビートルズ時代の曲をふんだんに取り入れていますし、70歳を超えてなお歌う姿を目に焼き付けておきたいファンも多いでしょう」(興行関係者)
チケットを占有しているのは、一部は暴力団関係者だという指摘もある。
「チケットが10倍近くの値段になるのなら、買い占めろということで、都内のX組が数百枚単位で買い占めたようです。バレないように大学生や専門学校生のアルバイトを使って占有しています。彼らは、横流しが目的なので、数千枚の単位で買い占めるかもしれません」(チケットショップ)
麻生副総理の発言が国際的な批判を受けてしまったため、日本政府は火消しに躍起である。そのなかで、卑劣な責任転嫁と程度の低い詭弁を奏する工作が行われている。
その中で最も醜いのが、窪田順生という元フライデー誌の記者の記事である。これは、よく自民応援工作する「誠」というサイトから、さらに別の情報サイトへと転載された。
これは要するに、ナチ発言はマスコミが悪意で曲解した情報操作だとして麻生を擁護したうえ、このマスコミの行為は、ナチの宣伝相がやったことと同じだと逆誹謗し、さらにアメリカが捏造したイラク攻撃の口実も同列とし、ブッシュ政権より報道したマスコミを非難する始末。
しばらく前のことだ。御茶ノ水駅前を歩いていると、聞き覚えのある声が聞こえてくる。「おいら ジャパニーズ バンドマン」と歌っている。昔親しんだ、竜童組の曲だ。
公園とも言えない、駅とビルとの間の小さなスペース。並べられたパイプ椅子に座って、100人ほどが聴いている。立ったままの人や、その辺りにしゃがみ込んでいる人もいる。
その前で、ステージもなく、設えられたマイクの前で、歌っている男に目を走らす。
契約した作品は全部で10冊分。ショートショート集、短編集なども含んでいるため20作品ほどである。我ながら20作品とは思い切ったものだと思う。しかし、20作品も一度に契約する豊穣出版も思い切っている。榛野氏側はやはり内容なども重視していないのだろう。読めれば良いレベルだろうか? だが、こちらも豊穣出版を利用するつもりになっていたのでお互いさまだと思った。契約した20作品には△が付けられていた作品も含まれていたが、それに関しても異論はない。
契約は成立したが榛野氏はすぐに発売でなくても良いと言った。△のもので直したい作品があれば直して良いとのこと。私としては〇のもの、△のもの含め、全て過去に書いた作品なので直したいという思いがあり、全ての作品を見直す時間をもらうことにした。判さえ押させてしまえば、自分の任務も完了という思いがあったのだろう。榛野氏も逃げられることを焦っていて急いでいるふしがあったのだと今になれば分かる。判を押した後、それまでの態度が一転したとは言わないが榛野氏に油断や傲慢さが見え始めるようになる。
「2日で迷惑メール23回はストーカー規制法違反になるわけだ。埼玉県警察では、一日に15回、電話してくる男について相談をしていたが、『様子を見ましょう』としてとりあわなかった。どうしてこうも、都道府県によってストーカー規制法違反の基準がちがうのかね」(弁護士)
千葉県警松戸署は8月1日、知人女性にメールを送り続けたとして、ストーカー規制法違反の疑いで同県松戸市上矢切、自称会社役員白川恵司容疑者(40)を逮捕した。同署によると、7月施行の改正法で「付きまとい行為」に追加された執拗なメールでの逮捕は全国初。逮捕容疑は、7月30日午後5時半ごろから31日午後にかけ、千葉県の20代女性に「他人に迷惑を掛けたくないなら返信しろ」などの携帯メールを計23回送った疑いだ。